30代看護師の転職って実際どうなの?経験者の失敗メモ

山田さん(37歳,女性)
埼玉県在住
転職で失敗2回、成功1回の経験あり。35歳まで臨床現場で、今は総合病院の人事部で働いている

30代看護師の皆さんこんにちわ!
看護部の人事、山田です。

みなさんは30代の転職で悩んだことありますか?

私はある!

30代転職は有利か、不利か?
この年で本当に転職していいのか?
実際どうなんだろう?

私は実際に30代で転職して「有利な時期」だと感じました。

でも病院で働いていると「30代看護師の転職失敗」を毎年のように目にします。

どうしたらいいんですか…?
と泣き崩れる方もいて、非常に辛いこともあります…。

そこで今回は「30代看護師の転職」をテーマに「絶対に失敗しない方法」を書いてみました。
転職で涙する方が、1人でも減ってくれればうれしいです!

大前提

まず最初に結論を書きます。
30代の転職は「自分の市場価値」が最重要です。

自分の市場価値を知り、適切な場所で、適切な待遇を受け、適切に働く!
これができれば転職失敗は、かなり少なくできます。

自分の市場価値、これを念頭に置き、この記事をお読みください。

30代看護師は有利?

30代看護師の転職は有利?不利?
気になる話ですよね。

そこでまずはこちらをご覧ください。

転職の経験は?(リクナビ調査)
  • 20代で転職した(63%)
  • 30代で転職した(80%)

30代は8割もの方が転職しています。
転職世代と言われる20代よりも、実際は30代の方が多いのです。

さらにこちらをご覧ください。

30代の転職回数は?(リクナビ調査)
  • 0回:20%
  • 1回:24%
  • 2回以上:56%

30代は半数を超える看護師が、2回以上転職をしています。

でも何で30代看護師は転職が多いの?

気になりますよね。
その理由は諸説ありますが、最大の要因は「30代看護師の転職はメリットが大きい」という現状があるからです。

30代転職のメリット

30代の転職者が多いのは、他の年代よりもメリットが大きいからだと言われています。

30代転職のメリットって何?

順番に見ていきましょう。

1位:給料が良くなりやすい
30代は転職で給料アップしやすい傾向があります。

転職することで給料が適正額になるからです。
給料の適正額は、勤続年数と共にズレていくと言われています。ズレる理由は看護師の昇給額が少ないからです。そのため年齢と共に「実賃金と適正額」の差が広くなっていきます。その差は転職することで再評価され、適正額に戻るという訳です。

でも30代以外でも給料アップするのでは?

確かにその通りです。
しかし20代場合はまだズレが少ないため、給料アップしたとしても少額です。
40代は給料の上昇ピークが過ぎているためそこまで増えることはありません。
給料のズレが最も大きくなる30代だからこそ、転職で給料アップしやすいのです。

実際に私は年収420万円→480万円と60万円も年収が上がりましたし、友達(32歳)は年収520万円になっています。大きな病院の主任クラスへの転職なら年収600万円を超えたという話もチラホラ聞きます。

でも給料下がった話もよく聞くよ?

もちろん30代の転職で給料ダウンするケースもあります。
ただそれは条件を落とした場合です。管理職から一般職へ、大きな病院から小さな病院へ、正社員からパートへ、夜勤アリから夜勤なしへ、などのケースはどうしても給料が下がります。

前職と同条件なのに給料ダウンしたけど…

確かにそういったケースも多いです。
でもそれは自分の適正な給料額を知らない場合です。
自分の適正額を知っていれば、正しい給料をくれる病院を選べます。でも多くの看護師は自分の価値を低く見がちです。日本人や女性は「謙虚な性格」であるがゆえに、自己評価を低くする傾向が強いからです。その結果として自分を安売りし、給料ダウンしてしまうのです。

30代の転職は、自分の適正値を知っていれば、多くの方が給料アップしています。

2位:価値が高い
30代看護師は市場価値が最も高くなる時期です。

30代は知識、経験、スキル、基礎看護、応用看護、効率化、患者さん対応、スタッフ連携、体力、など多くの能力がバランスよく備わっているからです。
この能力バランスは、多くの病院が求めています。求める理由は、幅広いポジションがこなせ、基礎知識があるため仕事の覚えが早く(未経験の診療科であっても)、体力的にもまだまだ現役で、患者さんや周りのスタッフともうまくやれる世渡り術も心得ている、など病院にとっての理想的な人材だからです。だからこそ価値が高くなり、多くの病院で取り合いになっています。
その結果として採用条件を優遇されるのが30代なのです。

でも40代の方が経験豊富なんじゃ?

確かにその通りです。
でも病院側は、40代よりも30代を望んでいます。
30代のほうが体力面、柔軟性、適応力、主体性、学習意欲、素直さ、謙虚さ、などで勝る面が多いからです。
もちろん個人差はありますが、実際に入職後に伸びるのは40代よりも30代です。

でも私は大した経験も知識もない・・・

確かに心配になりますよね。
でもこういった方はハッキリ言って自己評価が正しくできていません。先ほども書きましたが謙虚すぎます。謙虚さが無意識のうちに自信を奪っているのです。
自己評価を正しくするには、他人から評価をもらうか、実際に転職してみてください。
新しい環境は自分の能力を客観視してくれます。その結果「自分は意外とレベルが高かった」と分かるのはよくある話です。

30代は市場価値のピークです。
病院は積極的に条件を良くしています。ただピーク後は年々不利になりますのでご注意を。

3位:プライベート時間が増える
30代の転職は、私生活の時間を増やせると言われています。

というのも働き方を再構築できるからです。
長年同じ職場に勤めると、どうしても「仕事と生活のズレ」が大きくなります。このズレは直すのが難しく、一時的な解決法として、自分の時間が犠牲になります。でもこれは解決ではなく、問題を隠しただけで、負担として残り続けます。負担はズレと共に日々大きくなり続け、看護師を苦しめるのです。

ズレを無くすにはどうしたら?

シンプルな解決法が転職です。
転職によって「仕事と生活を再構築」することで、ズレを解消し、負担を取り除けます。
その結果として、10代や20代の頃のように自由な時間ができるのです。

でもそれは30代以外でもメリットになるんじゃ?

確かにその通りです。
20代や40代であっても、転職でズレを解消し負担を軽くできます。
でも30代の転職は、他の年代以上に負担を軽減できます。30代はズレが大きくなりがちだからです。「家族、親、人生プランの見直し、恋愛、結婚、子育てなど」生活が変化する時期ですよね。それに「委員会、係、勉強会、教育、夜勤、オンコールなど」役割が多く、生活の変化に対応しずらいです。
だから30代はズレが大きく育っており、転職による改善も大きいのです。

4位:働ける職場が多い
30代の転職は、転職先の幅が大きく広がります。

30代は、能力バランスが良く、多くの病院が欲しがるためです。
好きな仕事、昔からやりたかった仕事、シフトに余裕がある、プライベート重視、給料重視でバリバリ働く、看護師としてより成長できる、大規模病院、中小規模、病棟、外来、クリニック、訪問看護、健診、など自分の人生プランに合った仕事を選びやすいのが30代看護師です。

でも好きな仕事だと給料下がるんじゃ?

確かにその通りです。
例えば「プライベート重視で健診に転職しよう」となれば、基本給も夜勤手当も減るため、給料ダウンは避けられません。
ただし30代の看護師は、市場価値が他の年代よりも高いため、健診であっても給料ダウンは小さくなります。
他にも「憧れてた小児科で夜勤無しだけど、給料は前職と変わってない」「プライベート重視で主任手当て無くなったけど、給料はほぼ同額」「家から近いクリニックに転職したけど、給料は月2万円下がったくらい」など、好きな仕事でもそこまで給料ダウンしないのが30代です。

さて。ここまで30代転職のメリットを見てきました。
メリットは、給料が良くなる、看護師としての価値がピーク、プライベート時間が増える、働ける職場が多い、などがありました。
これらのメリットが30代看護師の転職を有利にしています。

でも30代の転職はデメリットも多いので要注意です。

30代転職のデメリット

30代の転職は、デメリットが多い年代でもあるため注意が必要です。

30代のデメリットって何…?

相応のスキルを求められる。
30代は、転職先から多くのスキルを求められます。
スキルは例えば、基礎看護、アセスメント、チーム連携、医師の意思疎通、報告・連絡・相談、管理能力、プリセプター、患者さんの精神的なケア、など多岐にわたります。

うぅ・・私なんかじゃ・・・。

確かに沢山求められるとプレッシャーになります。
でも多くの人は自分を低く見すぎです。自己評価の低さは日本人特性でもありますが、「しょうがない」という言い訳を作ろうとする人間心理でもあります。
まずは自分の価値や能力を客観的に把握し、求められる能力との比較をしてみましょう。
30代の看護師は予想以上に力が付いているものです。自分ではなかなか気づきにくいですが、他人から評価を受けたり、実際に転職してみるとそれがよくわかります。それが30代看護師という年代なのです。心配しないで!

管理職を求められる
30代は管理職を求められるケースが多いです。
主任だったり、チームリーダーだったり、教育責任者だったり。職場の規模やこれまでの経歴によっては、師長クラスを求められることもあるでしょう。

でも管理職は嫌だな・・・

確かに負担の少ないポジションでゆっくりしたいこともあります。
もちろんこれは交渉次第です。「管理職を求められるケースが多い」とは言っても、あくまでもその傾向があるというだけの話です。
病院側としては、管理職ではなくても「看護師として30代が欲しい」と思うからです。もちろん管理職をやると喜ばれますが、それ以上に30代の安定した看護スキルは魅力的です。看護スキル以外にも患者さんの心理面のケア、他スタッフとのコミュニケーションも慣れているでしょうし、他部門や医師の扱いにも慣れているなど、その有用度は高いです。
そのため管理職を求められても、それを断り「一般職でお願いします」と伝えるのも全然ありです。
病院側としてはそれでも30代看護師を求めていますので。

上司が年下
30代で転職は、上司が年下というケースが結構あります。

私は年下でも気にしないよ?

確かに上司が年下でも、転職したからには受け入れるべきです。
ただその上司の看護経験が浅かったり、言っていることがコロコロ変わったり、間違っていたり、要領が悪かったりすると、どうしてもストレスになります。
ストレスは人によって大小様々ですが、人間の根本に「年齢による序列」という本能が無意識にあるため、ある程度は覚悟をしておいてください。

退職金が減る
30代の転職は、退職金ダウンにつながります。
退職金は、勤務年数が長いほど有利になるからです。

どういうこと?

勤続20年以上は、税金面で優遇されます。

例えば、
勤続40年で退職金3000万円のケースを考えてみましょう。

この場合、
優遇措置が無いと、税金は約300万円です。
優遇措置があれば、税金は約120万円で済みます。

つまり勤続年数が長いと、180万円も節税になるのです。
しかし30代の転職は、勤続年数がリセットされるため、退職金の優遇措置を受けられず損だという訳です。

でもそれって遠い将来の話だよね?
今退職金をもらうならどのくらい損?

では33歳勤続10年で退職金をもらうケースを見てみましょう。
退職金250万円なら、税金は約2万円です。
退職金500万円なら、税金は約9万円です。

たった9万円の税金なら優遇措置が無くても・・・、というのが実情でもあります。

でもこれおかしくない?

そうですね。
カンの良い方ならお気づきかもしれません。
実は退職金は小出しに貰った方が税金は少ないです。

例えば、
3000万円を6回に別けてもらえば、税金の総額は54万円です。
3000万円を一括でもらえば、税金の総額は120万円です(優遇措置があっても)

つまり退職金の税金は、転職して小出しに貰う方が安くなるのです。
(このテクニックを使い節税という名の脱税をしている経営者も多いです・・・。合法ですが 汗)

引き止めに合う
30代の転職は、退職時の引き止めが強くなりがちです。
30代の看護師は、病院にとってはキーマンだからです。管理職をこなせ、現場の最前線で働け、体力もあり、融通も利きやすい、職場の中心人物であり、職場のエースです。
病院側は、新人が辞めても「しょうがない」と考えますが、エースが辞めると「いやいや!ちょっと待って!」と引き止めも強くなりがちです。

この引き止めは、ある程度覚悟しておいた方がいいでしょう。

引き止めの対処法

30代の転職で最大の障害は、引き止めだったりします。
病院にとっては、それほど重要なのが30代だからです。

どうしたら・・・?

引き止め予防に最適なのが「転職理由」です。
理由によっては、30代であってもスムーズに退職できるからです。

そこで次は、「30代の退職理由」を見ていきましょう。

30代の退職理由アンケート(ナース人材バンク調べ)
順位 理由 割合
(建前)
割合
(本音)
1位 結婚、出産、育児 18% 1%
2位 スキルUPしたい 14% 3%
3位 体調不良 9% 2%
4位 引っ越し 7% 1%
5位 職場への不満 6% 53%

1位:結婚、出産、育児
30代の退職理由1位は、結婚系です。
退職あるあるですよね。

結婚系の理由がよく使われるのは「引き止められない」からです。
「正当な理由」「個人的なことで手が出せない」「お祝い事は笑顔で見送る風習」「円満退職させてあげたい」など、病院がムリを言えない要因が重なるため、引き止めずらいのです。

でも私予定ない・・・

大丈夫です。
結婚系は、退職理由としてよく使われますが、本音としてはたったの1%です。
つまり結婚系は、そのほとんどが建前なのです。
例えば、婚約する予定、結婚する予定、旦那の実家に嫁ぐ予定、旦那が転勤の予定、子供が進学する予定、など「予定」で退職したり、本当に結婚系だけど「それ退職しなくてもいいんじゃ・・」というケースだったり。
結婚系の多くは建前であり「予定」や「こじつけ」だったりします。

でもチョット気が引ける・・・

確かに「予定」や「こじつけ」は心が痛みます。
できれば本音で退職したいものです。
ただ実際は、本音を言えれば引き止められますし、高確率でモメるため、建前上の理由を考えざるを得ません。
それに本音で退職できないのは、病院側の問題でもあります(看護師不足という医療全体の問題でもありますが)

30代の転職は、結婚系に少しでも当てはまるなら、積極的に使って円満退職しましょう。
それがモメない方法であり、いわば大人の対応です。

2位:スキルUPしたい
スキルUPも転職理由あるあるです。
「他の診療科」「最新医療」「専門病院」など、今の職場で身に付かないスキルであれば、病院側としては引き止めずらいです。

でも別にスキルUPは・・・

確かに30代ともなれば、成長よりも生活を重視する年代です。
いまさらスキルUPしたいと言っても、「本当かよ!?」と思われるかもしれません。
しかし看護師の本質は成長です。成長することでより多くの人の助けになれます。助けたいという心は誰もが持っていますし、成長意欲も誰もが持っています。
そういった心がチョットでもあるのなら、それを理由にしても嘘ではありません。
その気持ちを自分の中で高め、堂々と「スキルUPしたいから!」と伝えましょう。

でも転職先は普通の病院だし・・・

確かにスキルUPすると退職して、普通の病院で働いていたら「えー!」となります。
しかしスキルUPできるような病院は、内定のハードルも高いため、なかなか転職できません。
つまり内定が出なかった、というだけの話です。
その辺りは、看護師なら事情を察してくれますし、よくある話です。

3位:体調不良
体調不良は、看護師に限らず転職理由あるあるです。
病院にとって体調不良は、法的なリスクもあるため、引き止めずらいからです。

でも体調不良ってバレそう・・・

確かに体調不良はウソをつくとバレます。
特に看護師の上司はアセスメントのプロですから、すぐに見抜かれます。「診断書を持ってこい」と言われるケースもあるでしょう。
そのため体調不良を理由にしたウソはNGです。
でも少し大げさに言うくらいなら、程度にもよりますがありです。

大げさってどこまで許される?

程度のボーダーは、診断書が出るかどうかです。
診断書は、例えば心療内科クリニックで「仕事がハードすぎてストレスがある」と伝えてみましょう。初診でも退職用の診断書がもらえたりします。
診断書があれば、それは真っ当な退職理由です。病院側も引き止めずらいです。

体調不良による退職は、診断書が出るなら全然OKです。まずは診断書を手に入れてみましょう。退職を伝えるのは、実際に出てからのほうが確実です。

引っ越し
引っ越しも、看護師に限らず転職理由あるあるです。
実家へのUターン、旦那の転勤、結婚で新居など、病院が引き止めずらい理由です。

でも引っ越す予定がない・・・

確かに引っ越しの予定がなければこの理由は使えません。
ただ実際に引っ越すかどうかは、病院側が確認できないことです。どうしても退職したい、モメたくない、円満退職したい、のであれば引っ越しを検討するのもアリです。検討すればそれは「引っ越しの予定がある」とも言えるからです。

ウソはちょっと…

もちろんウソは、見抜かれやすいですし、自分に罪悪感も残ってしまいます。でも本当に検討したのであれば、それは正当な引っ越し予定です。

でも退職後にまだ住んでいるのがバレたら・・・

実はバレるのはよくあるケースです。
転職先に元同僚が診察に来て「あれ実家に帰ったんじゃ・・・」というのはよく聞く話です。でもだからと言ってどうこうなる訳じゃありません。噂くらいにはなりますが、これも含めて引っ越しは転職あるあるなのです。
それに先ほどの表を見てもらえばわかりますが、引っ越しは多くの人が建前です。本音ではたったの1%です。実際には引っ越してなかったり、すぐ近所への引っ越しだったり、引っ越しの予定が無くなったり。

引っ越し退職は、モメないための大人の対応なのです。

職場への不満
職場への不満は、退職理由5位と意外と低めです。
でも本音では、ダントツの1位です(汗)

もちろん病院もそれは分かっています。だから根掘り葉掘りと本当の退職理由を聞き出そうとするのです。

ただし職場への不満を退職理由にするのは、避けた方が無難です。
職場への不満は、病院側の努力で改善できそうなため、高確率で引き止められるからです。
それを強引に退職するからモメるのです。

でも本音で綺麗に辞めたい・・・

確かにその通りです。
ただモメる人の多くは「本音」を言う看護師です。モメた結果、退職日まで冷遇され、引き継ぎもうまくいかず、みんなが嫌な思いをする、というのは退職あるあるですよね。
本音を伝えたい所ですが、他のスタッフのためにも大人の対応を心がけましょう。

30代の退職理由まとめ
長くなったので一旦まとめます。
30代看護師は引き止めを受けやすいです。
そのため転職理由を事前に考えておきましょう。
コツは「大人の対応」です。本音を言えばモメます。モメるとみんなが苦い思いをします。
大人の対応で「結婚系、スキルUP、体調不良、引っ越し」などを退職理由にしましょう。
少しでもその要素があれば、それは立派な退職理由です。
堂々と伝えてOKです!

30代転職のポイント

この記事の始めに「30代の転職は、自分の市場価値が最重要」と書きました。

みなさんは「自分の市場価値」を知っていますか?
「たぶんこのくらいなか?」と想像が付くのではないでしょうか?

しかし職場評価と、市場評価は全くの別物です。
そのため多くの看護師は、自分の価値を低く見積もりがちです。

でも市場価値はどうやって調べたらいいの?

自分の価値の調べ方

市場価値の調べ方は大きく2種類あります。

  • 自分で調べる
  • プロに聞く

自分で調べる
シンプルに自分の価値を知りたいなら、実際に求人を見るのが手っ取り早いです。
ハローワークや、求人誌、ネットで見てみましょう。
2、3時間も調べれば、自分がどんな職場で、どんな給料で、どんなポジションで働けるのか、大まかですが分かってきます。

求人票は見たけどイマイチ分からない・・・

確かに求人票だけでは、正確な価値は分かりません。
というのも、一般的な求人票には「募集年齢」が書かれていないからです。
募集年齢が無いと、30代の価値を調べるのが難しいです。実際に応募し、30代がOKなのか聞き出すしかありません。
(注。求人票に年齢を書くのは、年齢差別をなくするため、労働基準法により禁止されています)

もしかして求人票の給料額も年齢不明なの?

はい。給料額も30代とは限りません。
全年齢のベース額だったり、特定年齢のモデル額だったり、初任給だったり、あいまいです。そのため30代の正確な給料を知るには、実際に面接に行き、聞き出すしかありません。
30代の看護師が求人票だけで価値を知るのは、経験、専門スキル、希望条件が複雑になる年代でもあるため、特に難しいのが現状です。

どうしたらいいの?

プロに聞く(転職エージェント)
自分の価値は、プロに聞くのが最も確実です。
過去の事例、エリアの統計データ、現在の求人事情、応募者の希望条件などをベースに、適切な給料額を計算してくれます。「480万は狙えそうです、うまくいけば500万以上、最低でも450万」などなど。
また紹介される求人は、実際に応募可能な、まさに自分の価値が反映された求人です。希望条件の適合度、給料額、ポジション、診療科も具体的に提示されるため、面接不要で自分の価値が分かってきます。

私の後輩は、これを利用して、年に数回転職エージェントに求人を紹介してもらい、自分の価値を定期的に確認しているそうです(転職する気も無いのに 汗)
ここまでやる人は流石に稀ですが、転職エージェントは自分の価値を知るうえで、そのくらい役立つサービスです。
転職エージェントは、無料で利用できるため、積極的に利用してみましょう。

まとめ

30代の転職は情報戦です。
自分の立ち位置を知り、適正な評価をくれる病院に転職しましょう。

第一歩として、まずは「自分の価値」を調べることから始めてください。

実際に転職するかどうかは、自分の価値を知り、それに合った求人が見つかった時に検討したらいいのです。
転職の決断は、それからでも全然遅くはありません。

まずは自分を知り、求人を見てみましょう。

30代の転職はそこからです。
それじゃ!

看護師の出戻り再就職は許されるのか?経験者&人事部が答えます!

看護師の皆さんこんにちわ!
転職に失敗し、以前の職場に出戻りした経験がある川田です。

昔の職場に戻りたい・・・。
転職した看護師なら一度はそう思いますよね!(ね!)

でも色んな不安はつきものです。

ノコノコ戻って何て思われるか・・・
今さらなんて言って戻ろうか・・・
受入れてくれるだろうか・・・

でも大丈夫!
結構何とかなります!(本当です!経験談)

そこで今回は「私の出戻り経験」が少しでも世間様のお役に立てればと、この熱い思いを書くことにしました。
今は人事部でも働いているので、病院側の事情もガッツリ裏から表まで赤裸々に語りますよ!
(追記。一部怒られたので消しました・・!)

出戻りはありか?なしか?

今さら戻ってもいいのだろうか・・・?
自分は戻りたくても、病院側がどう思うのか心配ですよね。

まずはこちらの調査をご覧ください。

・スタッフの再雇用について(2017年エン・ジャパン調べ)
  • 再雇用したことがある:71%
  • 再雇用したことがない:29%

約7割もの病院が出戻りを許しているとの結果です。
予想よりも高い結果なのではないでしょうか。
出戻りは何かとハードルが高そうですから。

しかし結果は、人事的に「まあそうなるよね」という妥当なものです。
というのも、出戻り看護師は何だかんだで優遇されているからです。

なぜ出戻りは優遇される?

出戻りが優遇されるのには、それなりに理由があります。

出戻りの優遇理由ランキング(2017年エン・ジャパン調べ)
  • 1位:即戦力を求めていた
  • 2位:人柄が分かるから安心
  • 3位:上司や同僚の推薦があった
  • 4位:出戻りは長続きする
  • 5位:採用コストが抑えられる

出戻りの方が優遇される最大の理由は「即戦力」です。
教育や試用期間なしですぐにシフトに入れるのは、人材不足の医療現場において大変貴重です。

「え?でもいきなりシフトはさすがに・・・」というのは、確かにその通りです。以前働いていたとしても、カンを取り戻すまでには多少の時間が必要です。
それでも一般の中途転職者と比べての違いは大きいです。普通の中途採用であれば、ベテランであっても慣れるまで2か月はかかりますからね。
出戻りの方なら1~2週間ほどですし、いきなり担当をもってシフトをバリバリこなすという方もいます。
人事的にも、現場的にも、即戦力の方ほどありがたいことはないです。

「人柄が分かる」というのもポイント高めです。
というのも、人材採用はたまに引いてしまう「揉める方」が結構厄介だからです。特殊な性格の方だったり、ちょっとズレた常識をお持ちだったり、気性が激しすぎたり、人を雇えば一定の確率でトラブルが起こります。特に人間関係のトラブルは大変厄介でして、解決するのが非常に難儀です・・・。「そのくらい採用面接で見抜けよ!」とはよく言われますが、人材の判断はなかなか難しいのです。
でも出戻りの方であれば、そういった心配が少ないですからね。人事部としては、見知らぬ中途者よりも出戻りの方のほうが「トラブルが少ない安全な方」という訳で大変ありがたいのです。

「上司や同僚の推薦」も優遇ポイントです。
推薦するということは、その人のスキルや経験、人柄、仕事に対する姿勢などを、第三者が認めているとも言えますので。特にも同僚という近い人からの後押しは、説得力も強くなります。
特に師長や部長クラスからの推薦は、よっぽどの理由がない限り、内定率100%です(当院比)
人事的には、もし問題があっても「アナタが推薦したでしょ?」と責任転嫁できるメリットもありますので、推薦は嬉しい限りです・・・(^o^;)

「出戻りは長続きする」というのも意外と盲点なポイントです。
出戻りの方は、職場をよく知ったうえで転職してくるため、入職後の「何か違う・・」というギャップ退職が少ないからです。
それに「一度やめて、また辞めてもいいの!?」という心理的なハードルもありますし、何よりも推薦してくれた人にも迷惑がかかりますから。
出戻りの方から見ればこういったしがらみはありますが、病院から見れば「離職リスクが低い方」ということで、ありがたい存在なのです。

「採用コストが抑えられる」は、お金の話で恐縮ですが重要なポイントです。
というのも、看護師の採用にはお金がかかるからです。広告費、説明会、実習生受入れ、看護学校へのあいさつ回りなどでかなり手間がかかるため、看護師一人当たり平均100万円は最低でも必要ですし、看護師はどこの病院も不足していて、取り合いが凄まじいですからね・・・。しかも採用後の教育コストもバカになりません。新卒であれば半年は戦力になりませんし、中途採用であっても2か月ほどはお給料が出ていくばかりです。
しかし出戻り採用であれば、そういったコストが少なくて済みます。
大変ありがたい!(by 医院長)

長くなりましたが、病院から見れば「出戻り大歓迎!」ということです。
ぜひ出戻りを!

みんなの出戻り理由は?

「病院側がOKならぜひ戻りたい!」
「けどこんな理由で戻ってもいいのかな・・・?」

出戻り理由は、色んな人から必ず聞かれますし、面接の志望動機にも繋がりますし、理由によっては周りの反応も違ってきますので、意外と大事です。
そこで次は、実際に出戻りした皆さんの理由を見ていきましょう。

出戻りした理由ランキング(2017年エン・ジャパン調べ)
  • 1位:気の合う仲間がいる
  • 2位:仕事が自分に合う
  • 3位:働きやすいポジション
  • 4位:待遇が良い
  • 5位:成長できる

1位:気の合う仲間
「昔の仲間と働ける」という理由は出戻りとして今も昔も一番多いです。
出戻りは「またあのメンバーと働きたい」という意味が強いですからね。転職して、色んな職場を見て、色んな人と働いて。その結果「やっぱり昔の仲間がいい!」という結論になるのは看護師に限らず、誰にでもよくある話です。

実際にある出戻りの方は「お互いに挨拶があり、礼儀があり、笑顔があり、名前で呼び合い、報告連絡相談をしてくれ、お互いを理解する姿勢を示してくれ、約束をちゃんと守ってくれ、チョットした空き時間に楽しく談笑できる、そんな普通の付き合いが心地いいです」と入職3か月目のヒアリングで言っていました。
「誰と働くのか?」これが人生の幸福度を決めるとも言われますからね。仲間は大事です。

2位:仕事
「自分に向いている仕事がしたい」という理由も、出戻りで多い理由です。
昔の仕事が得意だったり、向いていたり、誰よりも成果を出せたり、性に合っていたり、任せてもらえたり、熟知していたり、効率的な環境が用意されていたり、単純に楽しかったり。せっかく働くなら、自分に合ったストレスの少なく面白い仕事が良いですよね。でも仕事は誰にでも向き不向きがあります。この辺りは色んな職場を体験し、比較しなければ、なかなか気が付かないものです。

実際にヒアリングすると「仕事に対する満足」は、普通の中途入職者より、出戻り入職者のほうが、高い傾向があるのが分かります。
どんな仕事か事前に知っているためミスマッチが少なく、慣れた仕事のため周囲の期待にも応えやすく、スムーズに働けるのが楽しかったりしますのでヽ(^o^)丿

3位:ポジション
「自分に合った役職で働きたい」という理由も、出戻りあるあるです。
主任、リーダー、管理職、プリセプターなど責任あるポジションでもう一度働きたいという方。それとは逆にヒラの看護師として働きたいという方も意外と多いです。仕事は経験と共に責任あるポジションになっていきますので、どこかで息苦しさを感じたりしますからね。

ただしポジションは希望通りになる確率が低めです。
というのも、師長や主任、リーダーなどは既に埋まっている場合がほとんどだからです。もちろん運よくそういった役職の方が丁度退職するタイミングもありますが、実際にはポジションの約束はできない現状です。特に師長や主任クラスは、役職変更のタイミングが数年間隔のため、調整が難しいです。
逆に「ヒラ看護師になりたい」という方も、「いやいや、スキルや経験を考えたらさすがにそれは・・・」「今どうしても管理職が足りないから・・・」と言った理由で、役職をお願いせざるを得ない時もあります。
もちろん人事的にはなるべく希望に沿えるよう努力はしますが、ポジションだけは他のスタッフにも影響があるため、どうにも難しいのです。

4位:待遇
「以前の待遇が良かった」という方も一定数います。
給料、シフト体制、夜勤回数、休みの頻度、残業、福利厚生などなど。その中でも給料や福利厚生といった物質的な待遇よりも、シフトや夜勤といった「働きやすさ」を求める方が多い傾向があります。

待遇に関しては、ポジションと違い調整がしやすいため、昔と同じになるケースが多いです。
ただし給料だけは病院によってピンキリです。というのも、病院の給料規定によっては「経験者であっても一律〇年目とする」というルールがあったりするからです。たいていの場合は、なるべく低くなるように考えられています(汗)
そのため割合的には「出戻りして給料が下がった」という方が多いです。
でもここで謙虚になる必要はありません。人事的に言えば、給料交渉はぜひしたほうがいいです。結構なケースで給料が上がります。病院側としては「出戻りの方はかなり欲しい人材」ですから、「前と同じ待遇なら戻ってやる!」くらいの強気の交渉もありです。

5位:成長
「成長できる職場だから」と、出戻りする方も少なからずいます。
看護師として生きていく以上、自分を成長させてくれる場所を選ぶべきなのは、誰もが思うところでしょう。
環境が人を育てる、環境が人を形づくる、環境が人の人生を左右する、などとはよく言われています。

人事から見て伸びる看護師は、率先して行動できる環境で、行動を正しく評価してくれる人がいて、正しく批判してくれる人もいて、自分の能力を発揮できるような環境にいる人です。これは本人と職場の相性であり、本人と周りのスタッフの相性とも言えます。
運よく相性が良い職場に入職できれば、新人だろうが、中途だろうが、出戻りだろうが、グングン成長します。
職場との相性は、働いてみなければ分からないため、新人や中途はある意味運ですが、出戻りの方は「自分がどこで活躍できるのか?」を無意識で心得ているようで、入職後に存在感をビシバシ出している方が多い感じです。

出戻りのデメリット

ここまで出戻りの良い面を中心に書いてきました。

しかし!
出戻りはデメリットも結構多いです。この悪い面をスルーして無理やり出戻り、失敗するケースは結構あります。
そこで次は出戻りのデメリットを見ていきましょう。

出戻りの悪い面ランキング(2017年エン・ジャパン調べ)
  • 1位:職場の変化
  • 2位:上下関係の逆転
  • 3位:態度がデカい
  • 4位:遠慮のし過ぎ
  • 5位:不満を言ってしまう

1位:職場の変化
どんな職場でも日々変化しますからね。「昔と違う!」というケースは結構多いです。
上司、同僚、後輩、経営者、仕事内容、業務ルール、看護観、シフト体系などなど。医療現場は、仕事の流れはある程度安定していますが、スタッフは辞めたり異動したりが多いため要注意です。特に上司が変わると雰囲気がガラッと変わり「全く別の職場になっていた」という失敗も結構あります。
対策としては、事前調査が有効です。元上司や同僚にコンタクトを取り、変化がないかをしっかり確認しておきましょう。

2位:上下関係の逆転
「後輩が上司になった・・・!」という話は出戻りあるある話です。
もちろん後輩が上司になってもうまくやれるケースも多いですが、嫉妬やプライド、対抗心などを持ってしまうと高確率でうまくいきません。こういった負の感情は人間なら誰しもが抱く一般的なものですが、その分解決が難しくトラブルになることが結構あります(ちなみにこういった場合は、たいてい出戻りの方が異動させられるか退職しています・・・)
対策としては、これも事前に元上司や同僚に聞いておくのがベストです。その結果もし後輩が上司になりそうであれば、部下になるイメージをしてみましょう。後輩に嫉妬心を持ちそうであれば、出戻りを考え直すのが無難です(不幸になる人が多いので・・・)

3位:態度がデカい
これは言葉通りで、出戻りあるある話です。
「おうよろしく!」「コレ代わりにやっておいて!」「まだこんなことやってんの?普通はねー」など、上から目線の偉そうな態度は不快に思われます。もちろん仲の良い元同僚や後輩であれば問題ないかもしれませんが、初対面のスタッフにとっては、出戻りと言えどもある意味新人です。「戻ってきた人ウザい!」と言われないよう注意が必要です。
対策としては「気を付ける」くらいしかありません。昔働いていた職場であっても、後輩や年下の看護師に対しても、礼儀正しくが基本です。

4位:遠慮のし過ぎ
態度がデカいの逆で、腰が低すぎる方もチョット困ったりします。
病院側としては、出戻りの方に「他の病院のノウハウ」や「新しいやり方」を提案してもらい、業務改善してほしいという思いもあります。それを遠慮しすぎて発言できないのは本末転倒です。また過剰な遠慮は周りにも伝染するものです。逆にギクシャクしてしまい、出戻りの良さでもある「気楽さ」が無くなってしまいます。
遠慮はほどほどに。出戻りは自然に、謙虚に、礼儀正しくが基本です。

5位:不満を言う
出戻りして早々に不満を言う人がいます(汗)
チョットした愚痴ならよいのですが、職場に不穏な空気を流すのはNGです。
「昔はこうだった」「前の上司はこうだった」「他の病院はこうだった」というのは特にタブーです。もちろん職場改善のための話なら良いのですが、批判のための比較は、言われた相手が感情的になりやすいので絶対に禁句です。こういったケースでトラブルになると、出戻り者に味方する人はほとんどいません。高確率で孤立し、異動または退職となることが多いです。
対策としては何度も恐縮ですが「気を付ける」しかありません。

出戻りのキッカケ

ここまで出戻りの「理由、メリット、デメリット」を見てきました。
「なんとかやっていけそうだ!よし!今すぐ前の職場に戻ろう!」と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください!

元の職場に戻るにはそれなりの手順が必要です。
病院に「またここで働きたいです!面接よろしくー!」とイキナリ言っても、困惑するでしょう。
そこで重要なのがキッカケです。

ということで、次はみんなが出戻りしたキッカケを見ていきましょう。

出戻りのきっかけランキング
  • 1位:上司に連絡
  • 2位:同期に連絡
  • 3位:先輩に連絡
  • 4位:院長に連絡
  • 5位:直接応募

出戻りのきっかけは「誰かにコンタクト」が圧倒的に多いです。
コンタクトを取れば、職場の現状が分かりますからね。スタッフは昔と変わってないか、仕事内容は同じか、師長や主任の異動はあったか、看護師を募集しているかなど、出戻り再就職に重要な話が聞けます。
そして一番重要な「自分は戻れそうか?」といった疑問にも、ある程度の答えがもらえるでしょう。
コンタクト相手は、司、同僚、先輩、院長以外にも、後輩や事務員さん、ドクター、看護部長という答えもありました。
特に目上の人「上司や看護部長、院長」であれば、そのまま人事に推薦してもらい、面接、内定とスムーズに話が進むことが多いです。

でも人事的に一番注意していただきたいのが、5位の「直接応募」というケースです。
これは悪手です。イキナリの応募は、病院側からすると大変困ります。
履歴書が送られてきて、その応募者を調べてみると元職員で「え?どういうこと?」「聞いてる?」「え?聞いてないの?」と騒ぎになり、元上司の方にコンタクトを持ってもらい、「実はまた戻りたいそうで・・」と判明するバタバタ劇になるからです。印象は最悪で不採用となる方も多いです。

ということで、出戻り第一歩としては「誰かに連絡」が正解です。

出戻りで失敗しない方法

出戻りで失敗すると悲惨です。
結構なダメージになりますし、周りからも散々酷いことを言われます・・・。
「また辞める気か!?」
「戻ってきておいて!?」
「またあの人辞めたらしいよ」

辛いですね・・・

だからこそ、情報収集大事です!

「でも元同僚からの情報で十分では?」

確かにそう思われがちですが、実際は不十分なケースが多いです。
元同僚から得た情報が、気を使った建前やおせじだったり、間違った情報だったり、聞いていない新情報があったり。

そこで元同僚以外の情報源をピックアップしてみました。

・ハローワーク、求人サイト
まずは求人票をチェックしましょう。
どんな待遇で、どんな診療科の、どんな人材を、どんな条件で募集しているのか?
出戻りの場合は、一般の中途者よりも条件を優遇されるケースもありますが、その前提の基準として現在の募集状況は知っておきましょう。交渉の材料となります。チョットでもよい待遇で戻れた方が嬉しいですから。ヽ(^o^)丿

それに人事的にも、求人票を事前チェックしていただくと話がスムーズで有難いです。
今募集中の条件をベースに待遇交渉となりますので。その方のキャリアや以前の勤務状況をプラスして「チョット上げて」「チョット下がって」「一般の中途採用と同じように」「転職後のキャリアも考慮して」「じゃあ以前と同じ条件で」といった具合に。

・転職エージェント
裏技的ですが、転職エージェントはオススメです。
というのも、非公開求人と呼ばれるちょっと特殊な求人があるからです。
これは病院の都合によりコッソリ内密に募集している求人なのですが、例えば師長や主任と言った役職者の求人だったり(役職手当を一般には隠したい、役職者の退職を知られたくない)、看護師が集まらないから一般より条件を良くしていたり(働いてるスタッフからの反発回避)、色々と大人の事情がある訳です。
こういう情報を知っておくと、病院との交渉が有利になります。出戻り者の場合は、どこまで優遇してくれるのかというボーダーラインにもなりますので、ぜひ見ておきたい所です。

また転職エージェントは、病院の内部情報も知っているため(人事部との情報交換や、過去に転職サポートした看護師に聞いたり)、職場の近況を把握しやすくなります。もちろん同僚に聞けばすむ話ですが、それ以上のもっと詳しい情報を知りたい場合にオススメです。情報は一人より、複数に聞いた方が、正確にもなりますので。

また人事的に言えば、転職エージェントは「看護師としての価値」も教えてくれるため、「自分の市場価値」を客観的に知れる良い機会だと思います。他人に自分を評価してもらえることってなかなかないですからね。
それに転職エージェントにある求人は、一般よりも条件が良かったりもするので、もし他の病院に興味があれば、ついでに情報収集もできて効率的です。
出戻り再就職がメインでも、選択肢はなるべく多い方が、自分に合った良い道を選ぶことができますし。

まとめ

出戻りは結構多くの病院が受け入れています。
最近では、出戻り制度がある病院が増えています。出戻りを推奨していたり、病院側から「戻ってきて欲しい」と打診するケースも増えてきました。

出戻りのメリットは大きいです。慣れた仕事、慣れた環境、慣れた人達とまた働けますので。

ただし注意していただきたいのが職場の変化です。
スタッフの入退職、上司の異動、業務内容の変化、シフト体制の変更、など以前とは異なることが多いです。

そのためにまずはシッカリ情報を集めましょう。
元同僚にコンタクト、求人票をチェック、転職エージェントからの情報提供など、できる限りの対策をしましょう。

出戻り失敗は、自分も周りもダメージ大き目です・・・。ボロクソ言われますし・・・。悲惨です・・・。

情報大事です!
では!

看護師の悲惨なUターン事情。絶対後悔しないたった1つの決断基準

看護師の皆さんこんにちわ!
メディカル調査員の川田です。

都会の病院勤務って本当に大変ですよね。

何となく地元に戻りたい…
地元で昔のように暮らせたら…

しかし、そうはいっても不安だらけだと思います。
本当に戻っていいのか…
周りから色々言われるんじゃ…
うまくやっていけるかな…

まさに不安的中でした!(>_<)
私は東京から北陸の地元(人口5万人)にUターンしましたが、本当に苦労しました!

もちろんUターンは家族と暮らせ、親友たちと昔のように楽しく遊べ、求人も予想以上に多く、良いことも多かったのですが、実際には地元の悲惨な上京に悩まされもしました。

そこで今回は、看護師のUターン最新事情をお伝えしたいと思います。
良い面も悪い面も、裏も表も、悲惨なドロドロ話も、全て書き出してみました。

Uターンを決断する考える前に、ぜひご一読を!

看護師のUターン理由

みなさんが地元に戻りたい理由は何ですか?

私は「何となく戻りたい・・」という漠然とした理由でした。その時に思ったのが「こんな理由でいいの?」という疑問です。Uターン理由は、退職時に聞かれますし、新しい職場の面接でも聞かれますし、地元の友達などにも聞かれますので。

そこでまずはこちらのアンケート結果をご覧ください。

Uターン転職をする理由は?(2016年転職会議調査)
  • 1位。家族のため
  • 2位。生活環境が充実しそう
  • 3位。仕事に不満があった
  • 4位。地元に貢献したい
  • 5位。地元の友達とワイワイやりたい
  • 6位。都会に住むのに疲れた
  • 7位。経済的理由
  • 8位。地元に働きたい職場があった

いやー。分かります分かります。全部Uターンあるあるですよね。
気になるのは、意識の高い系「家族のため、地元に貢献したい、地元で働きたい職場がある」が多い点です。「すごいなー、偉いなー、それに引き換え私は」って思います・・。

でもこれって本当なのでしょうか?

いえいえ。
実際にUターンした看護師に話を聞いてみると、アンケート結果のほとんどが建前だったります。

「家族のため」と言いつつも実際はただの口実だったり、「地元に貢献したい」と言いつつも今の病院を辞めたいだけだったり、「地元に働きたい職場がある」と言いつつも求人見てチョット気になるくらいだったり(全部私です汗)

アンケート結果は表面上の理由です。
世間や家族や自分への言い訳です。
アンケートなんてほとんどが後付けの理由ばかりだし、選択肢は決められているし、本当の理由をオブラートに包めばそうなるよね、という結果でしかありません。

もちろん「親の介護」「地元の医療を支えたい」「あの病院で働くのが夢だった」という人も一定数いました。でもこれはかなり少数です。雑誌などではこういった美談ばかりが取り上げられていますが、実際にUターンした人に話を聞くと、負の感情だったり、ドロドロしたものだったり、挫折だったりが多いです。

実は本音の理由として一番多いのが「何となく」というケースです。
地元に戻れば、何となく楽になりそうな気がする、何となく悩みが解決しそうな気がする、何となく働きやすそうな気がする。

多くの人は「何となく」という理由にもならない理由でUターンしています。

つまり「Uターン」するのに理由は必要ないってことです。
「理由がないとUターンできない」と思い込む方は多いですが、それは間違いです。

意識の高い理由だろうと、意識の低い理由だろうと、理由がなかろうと、Uターンできます!(実際にしました!)
地元に帰りたいなら帰りましょう!
生まれ故郷が一番自分らしく生きられる場所でもありますからね。

Uターンのデメリット

地元に帰りましょう!

とは言いましたが、Uターンにはそれなりにデメリットもある訳で、それが足かせになって戻るに戻れないという方も多いのではないでしょうか。
確かにUターンにはデメリットが結構あります。
実際に体験した身としては「Uターン失敗だったかな・・・」と思うことも多々あります。

まず人付き合いが面倒くさいです。
都会の「広く浅くのお付き合い」とは違い、地方では「狭く深くのお付き合い」が基本です。地方にもよると思いますが、一般的な傾向として小さなコミュニティほど閉鎖的で偏見性のある場になっていきます。「あいつはやっぱり」という決めつけだったり、「東京で失敗して」と噂されたり、「気に食わない」となぜか無視されたり。
こういうのが面倒です。
東京の広く浅くのゆるーい付き合いが懐かしくなります。
地方は良くも悪くも人の入れ替わりが少ないため、こういった閉鎖的なコミュニティになるんですよね。そこに「東京から帰ってきた若者(私は若くないが・・・)」という異物が入ってくると、自分たちのコミュニティを壊す者として、攻撃する傾向があるように思います(白血球!)
これは生物として当然の行動心理のため、理解はできるのですが、実際に自分がその身になると「Uターンするんじゃなかった・・・」なんて思うものです。

あと家族も面倒だったりします。
今まで一人で自由に暮らしてた訳ですからね。家族とは言え、他の人と同居するのはそれなりに不自由になるものです。
お風呂の時間だったり、洗濯や掃除の仕方だったり、家の独自ルールだったり、ご近所との付き合い方だったり、恋愛だったり、趣味だったり。
何かと制限がかかります。
特にお風呂でゆっくり映画を見て、パンツ一丁でダラダラしながらお酒をガブ飲みし(ストロングゼロのロング缶!)、酔った勢いでニコ生配信でワイワイやるという、私のストレス発散ができなくなったのは、Uターンが失敗だったと思わせる大きな要因です・・・。
もちろん「家族の癒し、安心感、ありがたみ」を少なからず求めてUターンしたのではあるのですが、実際に暮らしてみると窮屈なものです。

またお給料も減りました。
手取りで4万円ほど減っています。予想していたとはいえ、やっぱり地方は給料低めです。
ただ実家暮らしになるので、収支的には大幅なプラスになっています(月6万円くらいのプラス)。一人暮らしは家賃その他生活費などで、何だかんだ月10万円くらいかかっていましたからね。
それに看護師はまだ恵まれている方です。医療系以外の一般職は、もっと格差があります。Uターンして年収が100万、200万下がるという話もよく聞きます。そもそも仕事を見つけるのすら大変だそうです。看護師はアッサリ決まりますが・・・。チョット申し訳ない感じです・・。

あと小さいデメリットとしては、遊ぶところが少なかったり(イオン一択)、異性との出会いが少なかったり(そもそも東京でも少なったが・・・それ以上に!)、車が必須だったり(これはこれで良い面も多いですが)

でも・・・。
違うんですよ。
これらのデメリットは、雑誌やテレビでよく言われる表面的なモノです。

私が実際にUターンをして感じた最大のデメリットは「スクールカーストの再来」です。

スクールカーストの再来

スクールカーストとは?
小学校、中学校時代の身分制度のことです。
カーストの上位は、ヤンキー、かわいい、話が上手、親が金持ち、スポーツ系。
カーストの下位は、オタク、容姿がイマイチ、根暗、親が貧乏、文系(わたしはここや・・・)

地方に戻るとこのスクールカーストがいまだにあることに驚かされます。
子供の頃だけの話かと思いきや、大人になってもあるのです!
しかも身分は当時のままで(汗)

実際、中学で上位だった人たちは、いまだに上位で偉そうにしていますし、下位だった人達はいまだに下位です。
これがとても居心地悪く・・・。

Uターンして大病院に転職できたとしても関係ありません。下位は下位のまま。
昔の力関係そのままです。
Uターンはこういったしがらみが面倒です。

でもカーストがあっても支障がないのでは?

確かにそうなのですが、これが予想以上にストレスになります。
「そういうとこダメだよね・・」「東京に行ってたくせに・・」とネチネチ攻撃され、精神が少しずつ摩耗していくような嫌な感覚。本人たちは悪気なくストレス発散しているのかもしれませんが、こちらとしては結構致命的です。いまだにイジメがあったりもしますし(大人のいじめは職場だけにして!)

それにカースト上位層は、地元に残り続けている人達なので、都会に出た人間を何かと目の敵にします。
「都会に行くのは、地元から逃げたヤツ」みたいな発言を目の前でされると、モヤモヤするものがどうしても出てきます。もちろん地元に残り続けた人と、外の世界に出た人とでは、常識が違ってくるのは理解しています。それでも「女は・・、結婚は・・、仕事は・・」という話をされると「昭和かよ!」と思うこともしばしばあります。
さらに学生時代へのこだわりも強く、飲み会やランチ会などがあれば、いまだに中学時代の話ばかりです(聞き飽きた!)

じゃあ会わなければいいのでは?

確かにその通りです。
会いたくなければ、会わなければいいのです。実際に私はLINEを交換してませんし、インスタやFacebookも教えてないですし、電話番号も知りません。

でも実際はどうしても出くわすものです。
地方は遊ぶ場所が限られているため(うちの地元はイオン一択!)バッタリ遭遇なんて日常茶飯事ですし、一部の仲の良い友達とカラオケ中にカースト上位層がなぜか登場したり、病院に患者やその家族としてやってきたりもします。

周りの大人たちを見ていると、スクールカーストはおそらく一生続くのでしょう。
地元にいる限り、中学時代のしがらみに縛られ続けるのです。

それでも私は地元が好きですし、これからも地元に住み続けたいですし、家族とも一緒に暮らしたいです。

そこで今は、自分なりの解決法を見つけ対応しています。

カーストに毒されている上位層とは付き合わない。これだけです。
たまに見かけても基本スルーです。無理して話しかける必要はありませんし(そこまで仲良くない)、話しかけられても「ひさしぶりー。じゃあねー!」で終わらせればいいですし、そういった集まりにも一切行っていません(断り続ければ、そのうち誘いも無くなる)

本当に仲の良い友達とだけ付き合えばいいのです。学生時代のように、誰とでも仲良くする必要はありません。

それに今は大人です。
強制参加の中学時代とは違い、カーストに参加するかどうかは自分で決められますし、いざとなればまた都会へ戻ればいいのですし、もっと別の沖縄や北海道で働いてみるのも面白そうです。このあたりは仕事が全国どこにでもある看護師の特権ですね。

そういったドライな感じで、ストレス少なめに暮らしております。

さてさて。
スクールカーストは大人になった今も存在します。
たぶん地元に帰った多くの人は、これに巻き込まれるでしょう。
ただそのカーストを受け入れるかどうかは自分次第ということです。

Uターンのメリット

ここまでUターンの悪い面ばかりを書いてきました。
けど実際にはUターンの良い面も多くあります。

こちらのアンケート結果をご覧ください。

Uターン転職で良かったことは?(2014年マイナビ調査)
  • 1位。時間が充実した
  • 2位。生活がしやすい
  • 3位。人間関係
  • 4位。経済的に楽
  • 5位。職場が働きやすくなった

Uターン王道のあるあるですね!
私がUターンに感じているメリットそのままでもあります。

まず自分の時間はかなり増えました。
ご飯を作らなくていいし、掃除や洗濯もやってもらえますし(お風呂掃除は担当してます!)、職場も近くなりましたし(車で10分)。
本を読んだり、映画を見たり、youtube見たり、ゆっくりできる時間は圧倒的に増えました。

あと「生活がしやすい」っていうのも感じています。
地元に戻ってから車を買ったのですが、やっぱり車便利ですね。どこにでも好きな時に行けますし、東京みたいに電車必須じゃないので、適当な格好で外出できるのも良い感じです。ジャージでコンビニ行けます。それはそれで恥ずかしいですが、それが許されるのが車の良さであり地元の良さなんです。「都会はいつでもオシャレに」という堅苦しさがありましたからね。
それに家族が近くにいるというのは何かと便利です。ケガや病気、事故などの突発的なときにはやはり有難さを強く感じます。送り迎えや「これやっといてー」といった日常の緩い助け合いも「良いな―」と感じています。

人間関係については、ボロクソ書いてきましたが、おおむね満足しています。
気心知れた親友たちと昔のように面白おかしく暮らせるのは、やっぱり心地よいです。都会は都会で刺激的なんですが、人間慣れるものです。都会の変わらない日常にマンネリ気味でした。もちろん地元の生活もマンネリするでしょうけど、どうせなら何でも話せる友達と一緒にいた方が断然良いです!

経済的に楽、というものまさにそのままです。
給料は下がりましたが、家賃や生活費がかなり節約できるため、トータル的には月6万円くらい余裕ができました。
車にお金がかかるようにはなりましたが、やっぱり車は偉大です!すごく便利です。人によって合う合わないはあると思いますが、私は公共交通機関よりも車がとても楽です。

職場については、正直「都会も地元もそう変わらない」と思っています。
もちろん一般職であれば「大都会」と「地方」では仕事内容が大きく変わるのでしょうけど、医療は日本全国同じ水準です。
最先端の病院も昔ながらの病院も、大規模病院も小さな診療所も、日本全国にあります。

もちろん都会の方が病院の数は圧倒的に多いため、職場選びの幅は広がるでしょうし、給料についても、都会の方が高めの傾向があります。

ただ仕事内容に関しては都会も地方も全く変わりません。
そのため「都会の病院に疲れたから、地元の病院でのんびり」というのは、通用しないでしょう。
地元であっても「看護師の仕事は大変」という事実は同じです。

でも実際に地元で働いてみて「都会との大きな違い」がありました。

それは家族が近くにいるかどうかです。
私がUターンして一番喜んでくれたのは、やっぱり家族です。両親は大喜びでしたし、姉夫婦も喜んでくれたし、1年前に亡くなったおばあちゃんも泣いて喜んでくれました(最後を看取れたのも実家に戻って良かったと強く思える要因です)

その家族が心の余裕になってくれます。
仕事で辛いことがあっても、家族と過ごしていると「何とかなるか!」なんて気軽に思えたりもするものです。
師長からこっぴどく叱られても、「次気を付けよう!」と前向きに考えられるものです。
患者さんからのクレームにも、「配慮が足りなかった!」と相手の立場を尊重できるものです。

この家族の支えが、地元で仕事をする一番のメリットだと思います。

さてさて。
Uターンは色んなメリットを与えてくれました。
一言で表すなら「生活が便利になる」と言えるでしょう。

でもUターンで一番のメリットはそこではありません。

やっぱり家族です。
家族がいるというだけで「地元に帰る」というメリットは大きいし、いつかは帰るべきだと私は思います。

Uターン求人の探し方

やっぱり地元に帰ろう!

そうと決まれば、次は仕事探しです。
ただ地元とは言え、遠方の求人探しは何かと大変です。

そこでまずは「Uターン求人をどうやって探すか?」を考えていきましょう。

・ハローワーク
職探しの定番と言えばやっぱりハローワークです。
地域密着スタイルでもあり、日本全国の求人が集まっています。地方都市であっても病院求人は沢山あるでしょう。

ただしUターンの場合は、注意が必要です。
というのもハローワークの場合は、現地のハローワークに直接行って相談するのが基本です。もちろん求人票を見るだけならスマホで見られるのですが、求人票は掲載情報が大雑把のため、具体的な条件を聞いたり、まだ募集中かどうかだったり、応募したりは、直接現地のハローワークに行く必要があります。
なので働きながらは厳しいかな、と言った感じでした。

・求人サイト
求人サイトは、スマホ時代の新定番ですね。
リクナビやマイナビなどが有名です。
求人サイトの良さは2つあって、求人が圧倒的に多く、しかも手軽に使えるという点です。
本格的に転職活動するなら、複数サイトに登録することで、効率よく色んな病院がチェックできるようになります。

ただこちらも遠隔地特有の難点があります。ハローワークと似ているのですが、やっぱり情報集めには苦労します。
もちろん求人票レベルの内容であればすぐに見られるのですが、本当に知りたいのは「実際はどうなの?」というところです。求人票は綺麗ごとしか書かれていませんから。病院見学したり、知り合いから噂を聞いたり、実際に働いている人から話を聞ければいいのですが、遠隔地ゆえにそれもなかなかできず・・・。
求人サイトは求人票を見るだけなら、とても便利です。
ただ情報集めで苦労する、という感じでした。

・雑誌・求人誌
昔ながらの求人探し方法です。
最近は廃れてきましたが、実は穴場だったりします。
ハローワークにも求人サイトにも載っていない、掘り出し求人があったります(クリニック系の求人が多い印象)
でもハローワークに求人を出せないのには色々と大人の事情がある訳で(たいていは悪い事情)、良さげな求人があったとしても要注意です。

それにUターンの場合は、どうやって地元の求人誌を手に入れるか、という問題もあったりします。
一回くらいであれば親に買って送ってもらうのも手ですが、毎週は流石にコストが高付きますし、そもそも頼みずらいです。
そのため求人誌はUターンだと使えないなー、という印象です。

・コネ
Uターンの場合、コネ入職は結構多いそうです。

うーん。。。けど個人的には魅力を感じませんね。
コネって「普通なら入れない職場に無理やり入る」わけなんですが、看護師であればたいていの職場は内定が出るので、コネはあまり意味ないかなと。
それにもし「やっぱり合わない。退職したい!」となった時「オレの顔にドロをぬる気か!?」となるそうですから。
コネはできれば避けたい感じです。

でもコネで唯一良いなと思えるのは、事前に内情を聞き出せる点でしょうか。
そこは羨ましいですね。

・転職エージェント
求人サイトに続く、最近の新定番です。
転職エージェントは、求人探しのプロフェッショナルです。求人探し、情報集め、見学の段取り(したければ)、面接の日程調整、履歴書添削、各種手続きのフォローなどをやってくれます。

Uターンの場合、特にありがたいのが「求人探し」と「情報集め」です。
求人探しは条件にマッチする求人を毎週送ってくれます。これかなり便利です。プロの目から見たオススメの求人ばかりですし、地元とはいえ「へーこんな病院あったんだ」という求人も意外と沢山あって、これを見るだけでも利用の価値ありだと思いました。

あと「情報集め」はかなり良いです。気になる求人の内情を教えてもらえます。実際の給料、残業時間、離職率、職場の雰囲気などを、実際に勤めている人や、勤めていた人から聞いてくれます。Uターンの転職活動は、こうした情報集めが一番のネックですが、ここをサポートしてもらえるのはかなりありがたかったですし、実際に転職した病院は情報通りの私にはもったいないようなかなり良い職場でした(ちなみに利用料金は完全無料です)

余談
Uターン転職は「情報をどうやって集めるか?」がポイントになります。
これは遠隔地であるがゆえの悩みでもあります。実際に転職活動してみると、思うように情報が集まらずモヤモヤすることが結構ありました。
ハロワに行き、求人サイトに登録し、地元に帰り、また戻ってきて仕事に行き、仕事帰りに転職エージェントさんと面談し、とバタバタと走り回った記憶がございます。

その結果行きついた答えが「使えるものはフル活用する」です。
これがベストでありマストなのかなー、と思いました。

ハロワだけ、求人サイトだけ、転職エージェントだけではなく、ハロワも求人サイトも転職エージェントも全部いいトコ取りするのです。
どのサービスも一長一短で、それぞれ特徴がありますからね。
どこかに絞っていたら、手に入る情報源が少なくなるため、かなり損をすると思います。

Uターン就職は、全てを活用して良い所取りがベストでした!

UターンQ&A集

・看護師はUターンしやすい?
何をもってUターンしやすいと考えるかですが、「仕事の決まりやすさ」で言えばかなりUターンしやすかったです。
看護師は日本全国どこも不足しているため、内定をもらうだけなら結構楽でした(私でも3法人受けて、3つとも内定もらえましたし)国家資格の強みですね。
もちろんこれは看護師に限らず、医師、薬剤師、理学療法士、介護ヘルパーなど医療系全般の傾向です。

逆に一般職のUターンは、仕事の有無が一番のハードルになるそうです。「地元に戻りたいけど仕事が決まらず戻れない」という話はよく聞きます。
看護師は辛い仕事ですが「どこででもやっていける」というのは大きなメリットですよね。

・看護師1年目でもUターンOK?
正直、微妙ではあります。
1年目だとまだ基礎が身に付いてないと思いますし、経験も中途半端ですし、面接でも突っ込まれやすいです。
「3年は頑張る」とよく言われますが、これはまさにその通りで1つの職場で3年務めれば、一通りの業務がこなせるようになり、応用力が付く頃であり、どの病院も欲しがるような人材だから、Uターンしやすいよ、という意味でもあります。

ただこれは一般職向けの色合いが強く、看護師の場合はちょっと事情が違います。
経験はあった方が良いですが、第二新卒でも需要は多いです。地元が田舎であっても、第二新卒を募集している病院はそこそこあると思います。
日本全国で看護師不足ですから・・。第二新卒を大々的に募集している病院ほど、教育体制に自信ありというケースも多いため、そういった病院に転職するのがオススメです。
まずは求人を探してみましょう!

それに看護師が成長できるかどうかは、環境との相性も大きいですからね。ガリガリ身を削って働くのが性に合う人もいれば、逆にジックリ看護できる環境が合う人もいます。地元だろうが、都会だろうが、Uターンだろうが、自分に合った職場を探しましょう!
その方が幸せになれますよ!

・地方は運転免許必須?
地方によりますが、車は必須になると思います。通勤だけじゃなく生活でも使いますので。学生で上京した人は免許持ってない人も多いかもしれませんが取った方がいいと思います。今必要なくてもあとで必ず必要になりますので。というか生活できません!

でも車社会ならではの自由もあります。
通勤ラッシュがないですし、時間を気にせず行動できますし、どこにでも遊びに行けますので。

まとめ

都会の生活にちょっと疲れた時、ふと故郷が恋しくなりますよね。

何となく地元に戻りたい・・・。

Uターンには、立派な理由なんて必要ありません。
これだけで十分です!

多くのUターン看護師は何となくで戻ってますし、実際私はそれでUターンして何の支障もないですし、そもそも家族と一緒に暮らすのに理由なんて必要ないですよ!

ただし注意点は求人探しです。
遠隔地の仕事探しは、ハローワーク、求人サイト、転職エージェントを駆使して、ガッツリ情報を集めましょう。

そのための第一歩として、まずはハローワークのサイトを見てみるか、求人サイトを見てみるか、転職エージェントのサイトを見てみましょう。

Uターンを成功させるのは、いつの時代も行動力です。
勢いがあるうちに1歩を踏み出しましょう!
それじゃ!

看護師が2か月で上京するためのイロハ。世話好き上京ナースが教えます!

看護師の皆さんこんにちわ!
メディカル調査員の川田です。

上京がしたい!
看護師にとって東京の病院は憧れですよね。
レベルの高い医療、整った設備、勉強が出来る環境。
「自分もこんな環境で看護ができたらなぁ」と一度は考えると思います。

しかし、いざ上京するとなると色んな不安が出てきます。
私なんかが上京していいの?
上京するには何が必要?
仕事の探し方は?

上京なんてしたことない。大変そう……。

でも大丈夫です!
実は上京ってとても簡単なんです!
この記事を読んでいただければ、意外と「あ、こんなにハードル低いんだ」って思ってもらえるはずです。

看護師の上京理由TOP5

「上京にはシッカリした目標を!」

ネット記事には、よくこう書かれていますよね。
スキルアップ、勉強、キャリア形成、最新医療・・・etc

でもご安心ください。
実は、そんな立派な目標をもった人は極少数です。
もちろん皆さん建前では立派な目標を口にしますが、本音は「ちゃんとしてない理由」で上京する方がほとんどです!

そこでまずは「みんなの上京理由TOP5」を見てみましょう。

1位:都会への憧れ!
もうほとんどの人がこれです。
上京の定番ですよね。
体感だと8割くらいの人は憧れで上京しています。
けどこれは悪いわけじゃありません。この憧れがキッカケで、人はグングン成長しますし、本当の自分も見えてきますし、人生の転機にもなってくれます。

2位:上京した友達が羨ましかった
最近多い理由です。
SNSで気軽に友達の近況がわかりますので。
上京した友達のインスタに、泡パ、ナイトプール、クラブ、合コンなどのキラキラしたオシャレな写真が次々にUPされていく……。インスタ映えしすぎやろ……。私も!と思っちゃいますよね!

それに東京で働く人は、どこか垢ぬけて見えるものです。
帰郷した友達が「最先端の病院で働いててー」なんて話をしたら、「私だって東京に行けば!」なんて思っちゃいますよね。

3位:若いうちに遊びたかった
これも昔からの定番です。
実際、東京の刺激的な生活は、独身時代が一番楽しいです。
実家の監視もなく、遊ぶところが沢山あって、色んな楽しい人が大勢いますからね。
毎日どこかでイベントがあり、お祭り騒ぎでわいわいガヤガヤです。
遊べるうちに遊ばなきゃ!

4位:収入UP
やっぱり東京の給料は良いです。
これは実感します。
年収500万円、600万円って看護師がゴロゴロいます。
(東京のお金事情は、あとで詳しく書いてあります)

5位:地元が嫌だった
これもかなり多い理由です。
もちろん全員ではありませんが「憧れ、遊びたい」という理由の根本を探ると、「とにかく地元を離れたかった」というケースはよくあります。人間関係リセットしたい、環境を変えたい、地元で働きたくない、など理由は様々です。

誰でも少なからず「地元の負の面」を抱えていると言われています。
私自身、地元にそこまで不満はないと思っていましたが、いざ上京してみると地元の悪い面が見えてきて「あぁ地元が嫌だったのかな・・」なんて思ったりもします。

地元は仕事を辞めたらすぐ噂が広まりますしね。辞めるに辞めれないし、次の職場に知り合いがいたら面倒だし、いっそのこと新天地で。というケースも結構聞きます。

ここまで「看護師の上京理由TOP5」を見てきました。
皆さん欲求のままに上京しています。意外とシッカリした目標なんて無いものです。
だから全然大丈夫です(笑)
それよりも上京は「勢い」が大事です!

上京のメリット

「東京に住んで良いことあるの?」

これはよく聞かれる質問です。

東京に住むメリットは「これでもか!」というくらい沢山あります。
メリットを順番に見てみましょう。

①遊ぶ場所が多い
東京には、ありとあらゆるお店があります。
お店の多さ、種類、メジャーからニッチまで、地方とは比べ物にならないです。
仕事帰りのショッピングが超楽しいですよ!

あと旅行に行きやすい!
東京はLCCがめちゃくちゃ飛んでるので、海外に格安で行けちゃいます。香港片道2万円、ハワイ1万円、韓国7千円とか!年6回海外言っている看護師もいるくらいです(行き過ぎ!)
ディズニーランドも電車で1時間です。フラッと行けるので、年パス買って空いている平日に通いまくる後輩もいます。しかも夜勤明け。若い(汗)

②友達が沢山作れる
東京は全国から色んな人が集まってきます。
今はSNSでそういった人達と知り合えたりします。リアルオフ会とかマジ多いです。東京人はSNSで会うのに全然抵抗が無くて「え?マジで会うの?」ってくらい簡単に会おうとしますし、本当に集まりますし、どんちゃん騒ぎです(汗)

それに東京は色んな趣味の人がいます。
メジャーなものから、マイナーなものまで、趣味の合う友達が作りやすいです!
人が多いから、付き合いも広く浅くって感じで気楽だし、仲良くなれば親友ができたり、色んな人に出会えて本当に刺激的ですよ。

③職場が選べる
東京は病院の数がムチャクチャ多いです。
正直、職場は選びたい放題なので、自分に合った病院を見つけやすいです。
最新医療の病院だって、仕事が楽な病院だって、残業なしの職場だってゴロゴロ見つかります。

余談ですが、東京の職場に馴染めるか心配する人は多いです。でも心配無用です。東京は地方出身者が多いので!みんな同じような悩みで、同じような環境で、仲良くなりやすいです。同年代の若いスタッフも多いですし!

④看護師として成長できる
東京は、看護系のセミナーが日本一多い街です。
医療関連の学会や、セミナー、勉強会が毎週どこかで開催されています。
参加すれば勉強になりますし、知り合いも増えますし、意識高い人たちに囲まれてモチベーションが高く維持できるため、看護師としての成長は早くなると思います。実際、後輩は毎月のようにセミナーに参加し、グングン成長してます。対して私は・・・(泣)

⑤人生経験メッチャ増える
東京は、間違いなく人生の経験値が上がります。

初めての土地で、一人暮らしで、頼れる人も少ない・・・。
そんな環境で成長しないわけがないです。
ムチャクチャたくましくなります!帰省した時に親が少し頼りなく見えたりします(汗)

それに色んな人に出会え、視野が広がります。
「こんな世界があったんだ・・・」ってのは、東京に来たら誰でも1度や2度は経験するはずです。

それには誘いはなるべく断らないこと!なんでも一度はやってみる!大事です!
これでマジ人生変わります。
そういったチャンスがメチャ多いのが東京です。

それに上京することで「地元の良さ、親のありがたみ、自分の性格や好き嫌い」なんかもよく分かるようになります。

東京は色々成長できます!

⑥恋愛が多い
当たり前ですが、東京は出会いが多いです。
個人的にはこれが最重要でした(汗)

コンパの話がガンガン来ますし、ナンパもされますし(こんな私でも!)、街コンも気軽に参加できますし、イベントで出会うことも多いです!しかも看護師ってだけでかなりモテモテです。初めて看護師で良かったと思いました(汗)
しかもお金持ちの男子比率が高いです!(重要)
玉の輿のプチセレブは夢じゃなく、結構聞く話です。
港区のタワマン1億を新婚で買ったとかね。
東京すげーっす。

⑦給料が多い
東京は、給料が良いです。
地方と比べて、月収で平均5万円くらい高い。凄い・・・!
若手でも月収30万くらいは普通に出ます。

一般のバイトですらヤバくて、コンビニ時給1,400円、マックで1,500円とかですからね。東京は。
看護師はバイト時給2,500円超えもチラホラ……。
うちの師長の年収は、700万円を超えてるとの噂です…(ゆるせん)

東京のお金事情は結構すごいです。「みんなお金持ってるな・・」って思うくらいすごいです。たまに富豪の人と知り合えたりするのも東京なんですよね。

上京のデメリット

東京の良さを語ってきましたが、次はデメリットを書いてみます。
東京は悪い面もたくさんありますよ!

①上京費用がかかる
とりあえず50万くらい必要です。
アパート、引っ越し、交通費などでお金がかかります。

でも私は貯金30万円しかなくても上京できたので、上手くやればもっと低料金でも行けそうです。
(この辺りは下で詳しく書いてあります)
(それより社会人で貯金30万はヤバい・・・汗)

②人が多い
東京の満員電車はヤバイです。
これだけは避けた方がいい。人生を確実に不幸にしてくれます。
職場と家の距離は重要!
できれば徒歩や自転車圏内に住みたい所です。

③物価が高い
東京は物価高いです。
とくに家賃……。

それにどこに行ってもお金がかかります。
例えば、歩き疲れて「どこか休憩しよう」ってなっても座る所ないです。金払ってスタバとか、カフェとか。お金が無いと遊べませんし。
ただ、それなりに給料が良いのでなんとかなりますが。

④夜が怖い
東京の夜道はやっぱり怖いです。
車じゃなく、徒歩なのでなおさら。

なので3交代の職場は要注意です。
準夜勤の帰宅時、深夜勤の出勤時は、夜道に気をつけましょう。
できれば夜間の出退勤がない2交代がオススメです。

⑤誘惑が多い
怪しいビジネスとか、投資話とか、宗教勧誘とか……。
東京はマジ多いです。
スタバに行くと「隣の席でネットワークビジネスの勧誘が始まった!」とか日常です(汗)
特に地方出身者は、格好のターゲットになるそうです(身近に相談できる人がいないため)

知らないうちに犯罪に巻き込まれてたなんて話も聞きます。
心の強さが大事です。甘い言葉に負けないで!

⑥ホームシックになる
最初は、やっぱり寂しいです。
頼れる人がいないし、人とのつながりも緩く、誰かと話す機会も少ない・・・。
そんな孤独に枕を濡らす夜もあるでしょう(ワタシや!)

でも今思えば、それこそが東京の貴重な経験です!
孤独もあるからこそ、成長できるんだと思います(たぶん)

仕事が始まれば、友達だってできます。すぐ楽しくなる!大丈夫!

上京スケジュール

「上京って結構大変なんじゃない?」
よく聞かれる質問です。

でも大丈夫です!
ハッキリ言ってメチャ簡単です。
実は、2ヶ月もあれば余裕で上京できます。
早い人なら1か月かからないくらいです。

ということで2か月で上京する場合のスケジュールを書いてみます。

まず最初は仕事探し。
最優先で進めましょう。

他にもアパート探しとか、引っ越しとか、各種手続きとか、色々ありますが、まずは仕事探しです。
東京は満員電車が最悪レベルです。
これを避けるためにも、まずは仕事を決めてから、アパートを探しましょう。

看護師なら仕事はすぐに決まります(よっぽど細かな条件がなければ)
なのでまずは仕事を見つけ、それから次のステップに進むのが定番です。

2つ目はアパート探し。
家は、職場から通いやすい場所がベストです!
できれば徒歩、自転車圏内です。
スマホで探して、気になる部屋を、3つくらい目星をつけておきましょう。
実際の下見は、職場の面接で東京に行ったときにやっちゃいましょう。不動産屋に連絡をお忘れなく。

3つ目は引っ越し。
荷物は最小限にして、身軽に行きましょう。
新しい人生が始まるちょうどいい機会なので断捨離を。
家具家電も、必要最小限を揃えておけば大丈夫です。
(この辺りの節約術は、あとで詳しく書いてあります)

4つ目は役所の手続き。
手続きは、意外と簡単です。
住民票を移すため、地元の役所で転出届、上京後に転入届を提出するだけです。
半日で終わります。役所は月曜、金曜が混んでいるのでご注意を。

5つ目は水道光熱の手続き。
ガス、電気、水道を使えるようにします。
基本的に、不動産屋が手続きをしてくれるので、書類をサラサラっと書くだけで完了です。

以上!
上京スケジュールをまとめると「仕事が決まれば後はスムーズ」といった感じです。
なにはともあれ職場を優先して探しましょう!

上京資金

「上京って300万円くらいかかるんですか?」

地元のちょっとおバカな後輩にこう聞かれたわけですが「んなわきゃねーだろ!」とペシペシ殴っておきました。

実際には50万あれば余裕です。
具体的な金額を見ていきましょう。

アパート代30万。
家賃が7万円とすると、最初に30万くらいかかります。
内訳としては、敷金礼金14万、仲介手数料7万、家賃前払い7万。
でも礼金はもったいないので、交渉して安くしてもらいましょう。

家具家電が5万。
冷蔵庫2万、洗濯機2万、電子レンジ1万があれば余裕で生活できます。
テレビが必要なら1万円くらいの安いので全然OK。
余裕があれば、洗濯機は乾燥機付きを買いましょう。乾燥機かなり楽です。東京は外に干しづらいですし。
安いのなら8万円くらいであります。

生活費が10万。
病院によって給料を貰えるタイムラグがあるので、1ヶ月分の生活費は持っておきましょう。

交通費が5万。
面接と上京で、最低でも2回は東京に行きます。
高速バスやLCCならかなり安く行けます。新幹線は便利だけど高いんですよね……。
予算に合わせて交通手段を検討しましょう。

引っ越し費用が1万。
引っ越し業者は不要です(10万円はかかる!)
持っていくのは必要最低限。大きな家具関電は持って行かない!日用品は、段ボールにつめて宅配便!このくらいの気持ちで断捨離しましょう。

大きな家具家電は運ぶより、新しく買った方が安いです。それに無くてもしばらく暮らせます。仕事と遊びで、家にいる時間も少ないでしょうし。寝具もネットで買って配達してもらいましょう。後は、生活をしながら徐々に揃えていけばOK!

余談
上京費用をガッツリ削るなら、寮に入りましょう!
寮なら、20万で上京できます(ワタシや!)
敷金礼金が不要、家具家電も要らない、家賃も安いなど手軽でオススメですよ。

仕事の探し方

「仕事って上京してから探すんですか?」

おバカな後輩(さっきとは別の)からこう聞かれたんですが「んなわきゃねーだろ!」とどついておきました(ガガッ)

仕事は上京前に決めておきましょう。
仕事が決まれば、住む場所が決められ、引っ越し準備もできるようになります。

ではどうやって求人を探せばよいのでしょうか?

今回は、代表的な3つの方法についてお話します。
1つの方法に絞らず、色んな方法を使って求人情報を集めましょう。

①ハローワークで探す
ハローワークは、仕事探しの定番です。
東京まで行かなくても、ネットから求人を見ることができます。
ただしデメリットもあって、ネットでは細かな条件までわかりません。
詳細を知りたい場合は、現地のハロワ職員に直接聞く必要があります。

②求人サイトで探す
スマホ時代の新定番です。
有名なサイトは、リクナビやマイナビでしょうか。
ハローワークとは違い、細かな条件も知ることができます。

③転職エージェントで探す
上京者には定番ですね。
転職エージェントは、転職活動を代行してくれます。
例えば、希望に合った求人探し、病院の評判調査、日程調整、面接の段取り、内定サポート、各種手続きサポートなどをやってくれます。東京まで行かなくても、全てのやりとりがネットと電話で済むのでお手軽です。

ハローワークや求人サイトは、知らない土地の情報収集がネックになりますが、転職エージェントは地域の求人を熟知しているプロなので、心強さも大きいです。東京は病院が多すぎて、個人で探すのは難しいという実情もありますし。
ちなみに転職エージェントは、看護師なら無料で使えます。病院側が求人掲載費を払って成り立っています。

3つ全部を利用しよう!
どれか1つじゃなく、全部良いとこ取りするのがベストです!
ハローワークと求人サイトで自分で求人を探しつつ、プロ(転職エージェント)にも探してもらうとよいでしょう。
自分に合った職場が見つかる可能性がかなり高くなります。

住むところ

「住むところ探すのって面倒じゃないっすか?」

例のおバカな後輩からこう聞かれたんですが「バカやろー!」とどついておきました(カカッと)

ハッキリ言って物件探しはムチャ楽しいです!
「どんな街に住もうかな♪」
「どんな部屋がいいかな♪」
「オシャレなお店の近くが良いな♪」

個人的には「物件探しも上京の楽しさ」だと思っています!
東京への憧れは、都会の一人暮らしへの憧れでもありますからね。

ということで、東京の人気の街TOP5をご紹介します!

1位:中野
  • 交通手段が便利でどこにでも行ける!
  • 住み心地が良くい
  • 家賃もそこそこ安い。
  • 夜の一人歩きが安心(人や街頭多い)
2位:二子玉川
  • オシャレな街!(昔ココに住んでました!ムチャ良いとこ!)
  • 駅前がとても綺麗
  • 駅前のショッピングモールが便利
  • 都会なのに自然も多い
3位:中目黒
  • 閑静な住宅街!
  • 駅前にお店が多い
  • オシャレスポットも多い!
  • 新宿にすぐ行けて便利
  • 大人向けの飲食店が多い
  • 行きつけのバーができる(かっこいい!)
4位:阿佐ヶ谷
  • 庶民的な街(住みやすいらしい)(個人的にあまり興味ない)
  • 治安が良い
  • 家賃が安め
  • 都内への交通手段が多い
5位:赤羽
  • 商店街や飲食店が多い
  • 比較的安い店が多い
  • 田舎感覚で買い物が楽しめる
  • プールやジムがやたら多い
  • 家賃が手ごろ

東京はどこもオシャレな街が多いですよー。
どうしても住んでみたい街がある人は、職場もそこにしちゃいましょう!
通勤がメチョ楽ですよ。
電車はきついー。

さて次は、部屋を選ぶチェックポイントを確認しましょう。
  • 部屋の広さ(東京の部屋は予想以上に狭いです!)
  • 日当たりの良さ(すぐ横がタワマンとか24時間日陰で最悪)
  • 音は響かないか(生活音のチェック)
  • 周辺の騒音(大きな道沿いは車うるさい)
  • 防音設備(二重窓が最強!)
  • 設備の劣化(水回り最重要)
  • 収納スペース(東京の部屋は狭いからね!)
  • ベランダの環境(夜景が見えるようなマンションは激高いのであきらめましょう・・)
  • 共有部分は清潔か(住人の質が出ます)
  • ゴミ捨て場(住人の質が出ます)
  • 防犯(オートロック。結構重要です)
  • スマホの電波(ビルが多い所は圏外になったりも)
  • コンセントの数
  • 郵便受けに鍵があるか(マジ盗まれます!)
  • 駐輪場はあるか(チャリダーには重要)
  • 宅配ボックスはあるか(メチャ便利です。かなり重要)

ちなみに家賃の目安は、給料の3分の1と言われています。
給料は30万円として、家賃10万円以内を目安に部屋を探しましょう。

10万円って今の給料で考えると高く感じるかもしれませんが、東京は給料が高いので大丈夫です!

経済面で考えれば、病院寮は最強です。

初期費用がないですし、家賃が安いですし、水道光熱費も定額だったりします。
東京の寮は、マンションの借り上げが多く、賃貸よりも造りがしっかりしていることが多かったりもします。
お金以外のメリットでいえば、通勤が楽だったり、友達を作りやすかったり、知り合いが多く安全だったり。

ただし、彼氏連れ込みNGなところも多いです。
このデメリットについては、彼氏ができた時に改めて考えましょう(笑)
結局はコッソリ連れ込んだり、みんなで口裏合わせたり、見て見ぬふりしたりしちゃってますが・・・(バレたらヤバい)
けどこういったみんなでワイワイも寮の楽しさなんですよね。

上京する人へのアドバイス

ここからは上京の小さな疑問に答えていきますよー。

・新卒で上京するのはありですか?
正直、厳しいと思います。
上京にはお金が必要なので。
看護学校はアルバイトできないですからね・・・。
まずは働いてお金をしっかり貯めましょう。

それに地元で経験を積んでおいた方がいいです。
看護師は誰もが一度は挫折しますからね。
誰も頼る人がいない土地で挫折をした時の精神的ダメージは予想以上ですよ……。

まずは地元で1年~2年くらい頑張ってみましょう。

・面接で「なぜ東京へ?」と聞かれたら?
自分の気持ちに正直に答えましょう。
ほとんどの人は、東京への「憧れ」で上京しています。
面接官も分かっています。面接官本人もたぶん憧れで上京してますし、そんな看護師を何人も見ていますので。

ただし、答え方には気をつけてください。
ポジティブに答えることがポイントです。
地元に対して「人間関係が……」「閉塞感があって……」「田舎すぎて……」といったネガティブな回答はNGです。
また「東京は給料が高いので」といった品のない回答も避けましょう。

・通勤はたいへん?
満員電車は地獄です。
地方出身者が一番精神を削られるところです。

なので通勤はなるべく電車を避けましょう。満員電車さえなければ、東京は快適です!

①徒歩
病院のすぐ近くに住めば、徒歩通勤できます。
軽い運動にもなりますしオススメです。
ただし3交代の人は夜の一人歩きに注意しましょう。
東京はマジ変な人も多いので!

②自転車
東京は、自転車通勤者がすごく多いです。
満員電車もない、渋滞もない、しかもダイエットにもなるし、足も細くなる!最高!

ただし注意点としては、坂道です。
東京は坂道多いですからね。夏前後は汗だくで職場に行くことになります。
なるべく坂の少ない街を選ぶか、逆に坂道でとことん体を鍛えるか、素直に電動自転車を買いましょう。電動ムチャ楽ですよ!

③原付
意外と最強の通勤方法です。
自転車よりも早く、車よりも経済的です。
帰りにちょっと寄り道や遠出もしやすいです。
ただし、雨に弱いのが難点。

④車
NGです。
東京の駐車場はとっても高いですよ。月1台3万の世界です。地方の10倍高いです。しかも自宅と職場の両方借りると月6万円ですからね。
渋滞も多く、車を使うメリットはありません。

・仕事を探すなら転職エージェントがいいの?
転職エージェントは、上京組にとって、かなりありがたい存在です。

仕事の探し方でも少し触れましたが、知らない土地の転職に最適です。
地域の求人を熟知しているため、求人探しや病院の評判調査など、情報をしっかり集めてくれます。

転職活動のエスコート役として、面接の段取りや、当日は最寄り駅から病院までの道案内もしてくれたり。
病院見学にも付き合ってくれますし、寮の手配や、上京時の事務手続きについてもしっかり教えてくれたりも。
結構至れり尽くせりです。

これらが「全てネットと電話のやりとりで済む」というお手軽さも、上京組に支持される理由でしょう。

無料で使えますし!(個人的には2万円くらいお支払いしたいくらいです!)
転職エージェントは、病院から求人費をもらって運営されているので、看護師はお金がかかりません。

・上京で、最低限持っていくものは?
「1週間の旅行で持っていくもの」です。

上京するのに、物は大して必要ありません。日用品+αがあれば十分です。
東京の部屋は狭いので、必要最低限の荷物にしましょう。
家具家電は、東京で買えば良いですし、ネットで注文して配送してもらってもいいです。
食器も、生活をしてみて必要があれば購入していけばいいです。

物がなくても、なんとかなります!
一人暮らしなんて、実はたいしたことありません。
ちょっと長い旅行くらいに考えておきましょう。

・上京で一番必要な物は?
ずばり行動力です!
これ結構マジメな話で、上京自体はかなり簡単です。
結局「上京する人、しない人」を分けるのは「行動する人、しない人」ってことなんですよねー。

まとめ

人生は一度きりです。
上京できるのは、勢いのある若いうちだけ。
できる時にやらないと、後で絶対に後悔します!

東京行っちゃいましょー!イエイイエイ!

看護師は、仕事が沢山あるので上京に有利です。
一般の人たちは、東京で仕事が見つからず大変な思いをしてますからねー。

それにもし東京が嫌になっても、看護師ならいくらでもやり直しできます。
地元にもたくさん仕事がありますので。
ダメだと思ったら、戻れば良いんです。

まずは、求人を探してみましょう!
ポイントは、ハロワ、求人サイト、転職エージェントを駆使して探す事です。
その中に「もしピンとくる良い求人」があったら、その時に上京するかどうかを決断したらいいのです。

上京は求人探しから!
まずは東京生活の第一歩を踏み出しましょう!

看護師初めての病院見学ガイド。申込方法、服装、注意点まとめ

看護師の皆さんこんにちわ!
メディカル調査員の川田です。

転職活動はいかがでしょうか?
気になる病院は、サクッと見学をして疑問をスッキリ解消したいですよね。

しかし病院見学は不安がつきものです。
どうやって申し込むのか、自分なんかがいいのか、迷惑じゃないか。
意外と心理的なハードルは高めです。

そこで今回は「病院見学の全てを完全に網羅した」ベストガイドをお届けします。
申込方法、服装、注意点だけではなく、見学の裏情報まで、全ての疑問にキッチリお答えします。

読んでいただければ病院見学の不安が解消されますよ!

病院見学とは?

病院見学とは、職場のミスマッチを探す旅です。

「なんか思ってたのと違うな・・」「ちょっと嫌だな・・」「イマイチだな・・」
こんなチョットした違和感は「持っていたイメージと現実」のギャップです。このギャップを無くすことで、転職の失敗を減らせるのです。

最近はそうした考えも一般的になり、見学する人がかなり増えています。病院見学ツアーなんかもあったりするくらいです。
それに色んな病院の内部を見られるのは、転職するしないに関わらず、看護師としての経験にもなります。

「でも私なんかが迷惑じゃ・・・」
たしかに不安もありますよね。

でも病院は見学を歓迎しています。
ホームページに「見学OK!」「見学大歓迎!」「まずは見学から!」と書く病院も増えていますよね。
病院の人事担当者によると「見学は、入職後の短期退職を減らせるし、応募数も増えるし、やる気のある人が集まりやすい」などのメリットあるそうです。

転職失敗は一目見ていれば防げるケースが多いです。失敗は自分も病院の全員が損をします。
見ないで後悔するよりも、まずは見学しておきましょう!

短時間でサクッと見られますのでオススメですよ。

申込方法

病院見学の申込方法は主に5パターンあります。

電話
メール
面接中
転職サイト経由
見学ツアー

一般的なのは電話です。
気になる病院に電話をかけ、名乗って、担当者に変わってもらい、用件を伝えるだけです。
「求人を見て電話をさせていただきました。ご担当者の方お見えでしょうか」「まずは病院見学をさせていただきたいのですが、可能でしょうか?」
話すことを事前にメモしておきましょう。日程を決めるため自分のスケジュール帳も用意してきます。当日誰をたずねるかもお忘れなく。

メールも最近多くなってきました。
ホームページに「病院見学はメールでどうぞ」という案内があれば、メールでやりとりします。
記載がないのに勝手にメールを送ると、小さな病院などはメールチェックしてないこともあるので要注意です。

面接後に病院見学することもあります。
面接中の「何か質問は?」で切り出しましょう。
でもできれば面接前に見ておきたいですね。

転職サイト経由も最近多くなってきました。
特に若い人達がよく利用しているようです。
病院見学の申込は、転職サイトの担当者が代行してくれます。(もちろん無料です)
見学できる病院もすべて把握しているため、見たい病院を絞り込むのにも便利です。
かなり手軽で、心理的な不安も少なく、見学のアドバイスもしてくれるため、不安がある人にオススメです。

見学ツアーは、数こそ少ないですがチラホラ見かけるようになりました。
ツアーには病院主催、自治体主催の2種類があります。どちらも定期開催しており、病院や自治体のホームページで確認できます。
大人数なので気軽に参加できますし、勉強の意味でもジャンジャン参加したいところです。
とくに自治体主催のツアーは、1日かけて色んな病院が見られるためオススメです。
友達と一緒に参加するのも面白かったりします。

見学の服装

見学は、ある意味で面接でもあります。

「病院見学の印象が悪く、内定を出さなかった」という話はよく聞きます。
とはいっても身構える必要はなく、普通にマナーを守って礼儀正しくを心がければOKです。

そこで大事なのは服装です。
当日はスーツが無難です。スーツが無ければ「白のブラウス、紺系のスカート」「白のシャツ、グレー系のパンツ」でもOKです。なるべく清潔感のある白と、地味目の色(紺、グレー、黒)を選びましょう。
ちなみに病院側から「病院見学は私服でどうぞ」と言われるかもしれませんが、カジュアルな服装ダメです!ビックリされます。過去にパーカーで見学をした人がいましたが、さすがにスタッフ一同驚いていました。もちろん不採用です・・。

靴は低めのヒールが無難です。音が出る靴はNG。スニーカーもNGです。
香水、ピアス、派手なネイルもNGです。
髪もまとめておきましょう。

つまり服装は「いつもの仕事着がスーツになっただけ」です。
おかしな格好で行って「もしかしてこの格好で仕事する気じゃ・・」と病院側も不安になりますからね。
見学は仕事モードの服装で行きましょう。

当日の流れ

受付、事前説明、見学、意見交換、終了

全体の時間は45分~90分ほどです。
まず受付に行き、見学に来た旨を伝えましょう。
用件、自分の名前、担当者の名前を伝えます。
「本日、病院見学をお願いしておりました看護師の◯◯と申します。ご担当の◯◯様お見えでしょうか」

その後、担当者から事前説明があります。
別室でパンフレットなどを見ながら説明を受けます。

次に見学です。
まず院内全体を軽く見回ります。
その後に希望の診療科の見学です。
ここで案内役は、担当者から師長さんに変わるケースも多いです。
見学中に質問があればその場でOKです。
ちなみに希望の診療科は、第二希望の診療科も伝えておくと良いです。見学場所が増えより病院が分かります。

見学が終われば、別室に戻り、担当者や師長さんと意見交換です。
見学中に聞けなかったことをまとめて聞きましょう。また担当者から見学の感想などの逆質問もあるでしょう。

見学中のチェックポイント

病院見学は、いわば病院のプレゼンテーションです。
良いことしか伝えないし、おかしな所は見せないし、本音も言わないでしょう。

また働くスタッフの本当の姿も見えづらいです。
見学者が来ることは伝わっていますので、怒鳴ったり、叱ったり、不機嫌だったりは抑えているでしょう。

だからこそ小さな違和感を見逃さないようにしましょう。
それには見るべきポイントを絞っておくことです。

・病棟全体
スタッフの人数をチェックしましょう。
看護師が少ないと離職率が高いのかもしれませんし、入職後に忙しいことも予想されます。
また看護師だけではなく、看護助手、医療クラーク、清掃員がいるかも確認しましょう。いてくれるとやっぱり助かりますからね。

・ナースステーション
ここは情報の宝庫です。
待機看護師の数、ナースコールに対応できているか、電話を取れているかなどの人員をチェックしましょう。誰もいないとギリギリの人数で回している可能性がありますからね・・。時間帯にもよりますが。
シフト表(休みが取れているか)、当番表(日勤に余裕があるか)。
備品や消耗品、廃棄物の片づけ具合。
経管数から重症患者数を推測。
カルテのフォーマット、ホワイトボードの受待ち患者数、検査数、薬の管理方法(薬の仕分けが薬剤師担当なら楽)、使用している器具などの業務。
もし定時後(18時~)の見学であれば残業者数もチェックできます。シフト表の夜勤人数から推測できるかと思います。
小さな違和感を見逃さないように!

ただし個人情報保護のためナースステーション内は見学NGなことも多いです。紹介会社経由なら特別に見せてもらえるケースもあったりますが。

・廊下
廊下も色んな事が分かります。
バタバタ走り回る看護師がいないか、部外者に挨拶する余裕があるか。
車いす、回診車、配膳車、廃棄物でごちゃごちゃしていないか。
また廊下に排せつ臭が漂う病棟は、汚物管理がいい加減なことが多いです。
また建物の動線もチェックしておきましょう。
動線がシッカリしていると時間短縮、働きやすさ、体の負担軽減などメリットは大きいです。ナースステーションから病室までの距離をチェックしておきましょう。古い建物だと異常に離れた病室があったりするので要注意です。
ストレッチャーの使用も頭の中でシミュレーションしてみます。廊下の広さ、エレベーター、病室からオペ室・ICU・検査室までの距離などもチェックします。

・病室、処置室
病室は患者さんへの接し方が見られたり、看護観が分かったりします。
患者さんへの挨拶、笑顔、処置の声かけ、雑談、相談、身の回り清潔具合、高齢者への抑制、不穏患者さんへの対応、ご家族への対応。
手洗い、マスク、手袋、ゴーグル、リネン器材などの衛生対策。やっぱり感染症怖いですよね・・。
寝たきり、人工呼吸器、経管栄養など重症患者さんの割合。

病室は見るべきポイントは無数にありますが、可能な限りたくさん見ておきたいです。
ただし、見学者は病室に入れないと思っておきましょう(基本的にね)
廊下から見るだけというケースも多いです。

・水回り
汚物室、ゴミ庫、リネン室、トイレ、洗面所もできれば見ておきたい所です。
病院としてはあまり見せたくない場所かもしれませんが、職場のカラーが出るポイントです。「汚物室はどんな感じですか?」とやんわり聞いてみましょう。

・託児所
子持ちの方だけではなく、将来結婚を考えている方もチェックしておきましょう。
安心して預けられる環境かどうかは重要です。
子供の笑顔、スタッフの数、衛生面など。

・休憩場所
休憩室や更衣室、食堂、仮眠室などを見せてもらいましょう。
特に仮眠室は重要です。夜勤の質を左右しますからね。個人的には最重要!専用の仮眠室があればベストです。ナースステーション内の隅に簡易ベッドはキツイです・・・(ナースコールで寝られないです)

・全体的な設備
設備は、病院によってガラッと変わります。
転職前後で、設備の変化が大きいと、イライラやモヤモヤで不満をもつ人は結構います。
例えば電子カルテから紙カルテになるのは抵抗がある人が多いです。
大丈夫だと思っていても、いざ使ってみるとその非効率さにイライラする、といった話はよく聞きますよね。
設備を見て、自分が使っているのをイメージしてみてください。
今の職場より、新しい物も、古い物もあるでしょう。
それを自分が許容できるかどうかです。

質問例リスト

見学は質問も重要です。
見るだけでは分からいことも多いです。

聞きたいことは前もって想定しておきましょう。
面接で聞きたいことを、そのまま見学で聞く感じでOKです。

・質問例リスト
入職後のスケジュール。教育体制
電子カルテ、看護方針
研修、勉強会、研究発表
認定看護師の取得サポート。スキル面、金銭面
委員会、病棟会、看護研
ベッド数、ベッドの稼働率
看護師の平均年齢、勤続年数
育休後の復職率
夜勤体制、シフト、回数、仮眠、ラウンド
急変対応をしてくれるICUがあるか
急患の受入れ頻度
残業の平均な頻度。正直に言わない可能性も。サ―ビス残業、超過は違法性があるため。
未婚率、既婚率。自分と似た人が多い方が働きやすい。
中途率。中途者が多い方が、グループが固定化しておらず溶け込みやすい。
バイトと常勤の比率。常勤が少ないと看護配置がギリギリなことも。重宝されるがもしもの時に辞めづらい。シフトも大変。夜勤も多くなる。

注意点として「お金、残業、休み」の質問は控えめにしましょう。もちろん最重なのですが、どうしてもガツガツした印象になりますので・・・。

患者さんの個人の質問もNGです。見学中にカルテなんかも見えてしまいますが、なるべく見ないように。

あと気を付けたいのは、担当者や師長さんの回答はあくまでも「建前」だと言うことです。
良い面しか見せないですからね。100%信じるのは危険です。

できれば実際に働いている看護師の方々と、ぶっちゃけトークができれば最高なのですが、なかなか難しいです。
見学中に話をする機会はほぼ無いですし、話せたとしても警戒して深い話は教えてないですし、担当者や上司の目もありますので。

見学その後

さて。
見学後は、何をしたらいいのでしょうか?

例えば「お礼状を書く」という話もありますよね。
ですがお礼状は不要です。
書く必要はありません。
メールでやり取りしていたら、お礼のメールを送信するくらいはOKです。
でも手紙はやりすぎです。見学くらいでお礼状は、ハッキリ言って相手も困ります。
見学の最後に「ありがとうございました」とシッカリ言えればOKです。

また「面接をしない場合、断りの電話をするの?」という疑問もあります。
これは不要です。
見学はあくまでも見学です。面接に進むかどうかは別の話です。

ただ見学の終わり方にもよります。
「じゃあ面接日の電話頂戴ね」といった風に、次のステップに進む前提の話になっているなら、一言断るのもありでしょう。基本的には不要ですが、負い目を感じる方は、一言電話をしても全然OKです。

「ぜひ来てほしいな!」くらいで終わったなら、連絡なしでOKです。

病院見学Q&A集

・交通費は出る?
基本出ないと思いましょう。
出ることもありますが、期待してはいけませんし、聞いてもいけません(汗)

見学はあくまでも自分のためです。
交通費は自分への投資だと思いましょう。

・見学に「履歴書を持ってきて」と言われたら?
おそらく面接をする気満々です(汗)
大きな病院は「見学と面接は別物」としっかり分けていますが、クリニックや古めの病院などでは「見学の流れで面接も」というケースは結構あります。

ちなみに病院から見れば「面接も同時にやれば、看護師のゲット率が上がる!」傾向があるそうです。
看護師不足な病院ほど「履歴書持ってきて」となりやすいです。
でも離職率が高いブラック病院かもしれないため、慎重になりましょう。

それに面接するしないは、見学してから決めたいですよね?
そのための見学ですし。

「履歴書を持って」には、ハッキリと自分の意思を示しましょう。
この病院で働きたい!という思いが強いなら、「分かりました」と伝え、面接もやってしまうのが効率的です。
でもまだ検討段階であれば「面接はまた日を改めて」と伝えましょう。印象が悪くなったとしても妥協をしてはいけません。転職は人生を左右するイベントですから気持ちを強く持って!

・こっそり見学に行くのはあり?
もちろんありです。
申し込まずに行けば、普段の病院が見られるでしょう。

ただし注意したいのが不審者扱いです。
最近では盗難、個人情報保護、安全管理などで部外者を警戒している病院も多いです。

こっそり見学中に不審に思われ「身分証を出せ」と言われたケースもあります。

もちろん「転職のための見学」ですから、悪い行為ではありません。
でも「こっそり」は印象が悪くなるため、バレると内定が厳しいです。

それでもこっそり行くなら、見学場所は、玄関ロビー、受付、売店、食堂、エレベータホール、休憩室などの、共用スペースから見るのがいいでしょう。

どうしても病棟を見たい場合は、通り過ぎる程度にしておきましょう。
時間帯は昼食前がオススメです。面会者が比較的多く、スタッフもバタバタしている時間帯のため、不審に思われづらいです。
とはいえ病棟は患者さんたちの生活の場ですからね。その辺りはマナーを守って。

・転職サイト経由の見学もあり?
はい。もちろんありです。
最近は若い看護師を中心に、転職サイト経由の見学が増えているそうです。

理由はいくつかありますが、一番は「気軽」という点です。
転職サイトは、病院とのコネクションがあるため、見学の申込、日程調整、お礼、面接調整までを全てやってくれます。
また普段の見学ではNGなナースステーションや病室、処置室、リネン室、オペ室も特別に見学させてもらえたというケースもあります。
さらに言えば、見学はあくまでも「建前」ですが、転職サイトはその病院で働いている人から「本音」を聞き出してくれたりもします(働いている看護師の方から話を聞いてくれる)

このように転職サイト経由は「気軽、見られる範囲が広がる、本音が聞ける」といったメリットがあります。

まとめ

病院見学とは、職場のミスマッチを探す旅です。
転職するなら、ぜひ一度は見学に来ましょう!

希望の病院があるなら、今すぐ申し込んじゃいましょう!勢い大事です!
色んな病院を見たいなら、自治体主催の見学ツアーがオススメです。よその病院を見てまわるのは勉強になります!
気軽に見学したいなら、転職サイト経由で申し込んでみましょう。全部手配してくれます。働いている人から本音も聞き出してくれるので一石二鳥です。こちらもオススメです!

何はともあれ行動あるのみ!
転職失敗を無くし、人生経験のためにも病院見学に来ましょう!

10人の看護師に聞いた!転職サイトの口コミ

kuchikomi(2)

どうも、メディカル調査員の前田です!
看護師の皆さん、転職サイトを見たことがありますか?
看護師の中には使ったことがあるがいると思います。

転職は、看護師にとって大きな転機となります。
スキルアップであったり、転勤の付き添いであったり・・・・・・。
中には、現状の職場環境から逃れるための選択肢でもあったりします。

ただ、いきなり転職サイトに登録!
というのも不安ですよね。

そこで今回、「初めての転職サイト」をテーマにお話しします。
ほかの看護師がどのような目的で転職サイトを使ったのか・・・・・・。
転職サイトの良かったこと、悪かったことをインタビューしてきました!

転職サイトのここがよかった

maru

転職について、色々教えていただけました!

U・Mさん(20代:女性)看護歴3年
使った転職サイト:看護roo!

はじめまして! 
新卒から3年民間病院の療養にいました。

転職サイトの印象はどうでしたか?

使う前に求人情報が見れたのですが、求人の多さにびっくりしました。

なぜ転職サイトを使おうと思いましたか?

転職するためにどうすればいいか分からなかったからです。
なので、とりあえず使ってみようと思いました。

利用してよかったことは何ですか?

転職の流れがよく分かりました。
まず、カウンセリングを行いそのあと求人をエージェントのサポートを受けて探しました。
その中から受けたいものをいくつかピックアップし、応募しました。

その後、書類選考と面接を行い、内定をいただきました。
履歴書とや自己PRの書き方、当日の服装や面接のマナーまで細かく教えていただけました。
転職がどういう流れなのかがとてもわかりやすく伝わってきて大変満足です。

さらに、入職時の手続きもサポートしていただけたので、スムーズに入職できました。
手続き関連の書類のことや、住民票の取り寄せとかも思いつきもしませんでした(笑)
新しい職場で充実した日々を送っています。

付け加えて、登録した特典のナースのHAPPY転職ガイドブックが便利でした。
転職について幅広く網羅しており、直前まで教わったことの確認ができたのがとてもよかったです。
中身も充実して面白いので、今でもときどきガイドを見てます。

最後に一言お願いします。

結果、転職に大成功しました。
本当に使って良かったと思いました。

メディカルサポート前田から一言

看護ROOはキャリアパートナーと呼ばれる担当と二人三脚で転職活動をします。
面接前、面接時のサポートが充実しており、面接に同席して聞きにくいことを聞いてくれることもあります。
また、登録時にもらえるナースのHAPPY転職ガイドブックが読みやすく人気です。

転職エージェントに助けてもらいました

W・Eさん(30代女性)看護師歴8年
使った転職サイト:医療WORKER

看護師歴8年で、終末医療に関わっています。

転職サイトの印象はどうでしたか?

ネットで良い悪いの評判が分かれていたので、手を出していませんでした。

なぜ転職サイトを使おうと思いましたか?

私は、登録する前から転職活動をしていました。
その結果、不採用が続き、なぜ不採用なのかが知りたかったらです。

利用してよかったことは何ですか?

不採用の結果を、エージェントを通して聞いて教えていただけました。
その結果、自分の強みを生かした書類作成や面接の受け答えができてないことが判明しました。
そして、強みを生かすための書類作成と面接の受け答えをサポートしていただけたので助かりました。

個人で活動していると、どうしても不採用の結果が分からないので、それが聞けたのがとても良かったです。
また、不採用の理由が分かったところで、それをどうやって次につなげるかができたかどうか・・・・・・。
サポートを受けた結果、自信を持って面接に臨めました。

最後に一言お願いします。

今回は転職エージェントを使った結果、不採用の理由を知ることができました。
その結果、改善につながり、有意義な転職活動ができました。
良い担当に当たったらしく、最初に感じていた不安も的中せずに転職できました。

メディカルサポート前田から一言

医療WORKERは独自案件を多くそろえていると言われています。
実際に使用をした看護師さんに話を伺っても満足度は高いです。
その理由は、看護専門のコンサルタントを置き、キャリアコーディネートを補助してくれることにあります。
今回の転職エージェントのように親身になってくれる方が多いようです。

思っていたよりも良かった

R・Tさん(20代女性)看護師歴5年
使った転職サイト: ナース人材バンク

こんにちは、急性期で5年勤めた後転職しました。
なぜなら、別の病院でスキルを磨きたいと思ったからです。

転職サイトの印象はどうでしたか?

あまり良くなかったです(笑)
ネットサーフィンをするんですけど、転職サイト自体が評判よくないですよね?
なので、登録するとき大丈夫かなぁ~と思っていました。

なぜ転職サイトを使おうと思いましたか?

私は地方在住です。
最初はハローワークで調べたのですが、臨床の案件が少なく困っていました。
そこで色々しらべた結果、地域に強いと言われているナース人材バンクに登録してみようと思いました。

利用してよかったことは何ですか?

地域に関する情報が多いのと、その中から自分の磨きたいスキルの病院が選べました。
治験や企業もあり、幅広い中から自分のキャリアを選択できてよかったです。

また、面接に転職エージェントが同行してもらえたので、聞きにくい福利厚生のことも聞いてもらえました。
結果的には、以前の病院より福利厚生が良くなった分、手取りが増えました。

最後に一言お願いします。

思ってたよりも良かったです。
ハローワークはクリニックの求人が多く、臨床が少なかったので助かりました。
また、スキルアップの転職をしようと思ったらナース人材バンクにお願いしようと思います。

メディカルサポート前田から一言

ナース人材バンクは求人数が多く全国区に展開しています。
そのため地域の網羅性が高く、求人案件数がダントツで高いです。
連絡も細かく一人一人に細かく聞き取りをしてくれるので、自分の求める条件に合致しやすいでしょう。

初めてだったけど、色々相談に乗ってもらえた

T・Iさん(20代女性)看護師歴2年
使った転職サイト: マイナビ看護師

看護師歴2年の新人です。

転職サイトの印象はどうでしたか?

よく分からなかった(笑)
登録する前から調べたけど、たくさんページがあるから混乱してました。

なぜ転職サイトを使おうと思いましたか?

職場がブラックでサービス残業、いじめ、パワハラがありました。
転職はしたいけど、ブラックは嫌だと考えて思い切って相談してみようと思いました。

利用してよかったことは何ですか?

転職エージェントが色々相談に乗ってくれて助かった!
すごい親切な人で、親身になって話を聞いてくれました。
忙しくて残業も多いし、人間関係も最悪でお局もいる病院だって思わずぶちまけちゃった(笑)

そんな私の状況を理解してくれて、残業が少なくて人間関係のよいところをいくつか紹介してくれました。
そのままとんとん拍子で見学から面接に言って、採用が決定! すごい。

最後にはもう、最初の不安なんてどっかいっちゃっていました(笑)

最後に一言お願いします。

使ってみて大満足です。
今の病院は人も穏やかだし、無理な残業も無くなったのでラクになった。
今後はしっかりこの病院で頑張っていこうと思っています!

メディカルサポート前田から一言

マイナビ看護師はセミナーや勉強会が多く、利用に関してもお客様満足度が96%と高いことで有名です。
おそらく、この転職エージェントも多数の看護師を転職サポートしてきたベテランだったのでしょう。
40年の実績があり、年月によるさまざまなノウハウが蓄積しており、優秀なフォローが入ります。

転職サイトここがよくなかった

batsu

ブラック病院に入ってしまった!

U・Mさん(20代女性)
看護師歴3年

看護師歴3年で、ICUに勤めています。

転職サイトを利用したら、まさかのブラック病院に入ってしまいました。
毎日、罵声が飛び交い、いじめが見られる人間関係も最悪の職場です。

転職サイトの印象はどうでしたか?

初めての転職で、色々サポートしてくれそうな雰囲気でした。
登録のフォーマットもわかりやすく、さくさく作れました。

なぜ転職サイトを使おうと思いましたか?

元々忙しい病院でいじめもあり、もう辛くて誰でもいいから相談したいと思っていました。
とにかく逃げたい一心で、転職サイトに登録しました。

利用してよくなかったところは何ですか?

いざ転職してみると楽だと聞いてたのにものすごく忙しくて、毎日がしんどいです。
とにかく業務をこなすのが精一杯でほかに何も考えられません。
夜勤は8回を超えていて、それが終わったらそのまま日勤なんてこともあり辛いです。

今回、転職エージェントとよく相談せずに任せっぱなしになっていました。
希望の条件を聞かれたときも、とにかく逃げたい一心で色々言っていた気がします。
あらかじめきちんと条件を書き出すなりして、綿密な相談をしていれば違ったかもしれません。

最後に一言お願いします。

負け惜しみでは無いですが、履歴書の書き方や、面接時の応対は参考になると思いました。
なので、負けん気で盗んでやろうと思います。
今後は落ち着いて、転職活動をできたらと思っています。

メディカルサポート前田から一言

転職サイトの情報量はパッと見た感じ多く感じます。
その中で必要なものを探して、コンサルタントとすりあわせていくのも大事なことです。
今回は、辛い、逃げたいという心が焦りを生んでしまったかもしれません。
こういうニアミスを防ぐために、コンサルタントもうまく話しをしてくれれば良かったかもしれませんね。

綿密さは大事

K・Wさん(20代女性)
看護師歴5年

看護師歴が5年。転職先は慢性期病棟。

転職サイトの印象はどうでしたか?

転職先を他の人が見つけてくれるのは楽だなと思っていた。
その反面、転職エージェントに任せて大丈夫かなぁという漠然とした不安がありました。

なぜ転職サイトを使おうと思いましたか?

委員会や研修で忙しく、誰かにスケジュールのセッティングをしてもらえるのがありがたかった。
なので、勤務したい病院や希望条件と面談可能日程を伝えればあとは問題ないと思っていた。

利用してよくなかったところは何ですか?

見学しに行った病院にいったら、面接になっていた。
「今日は見学でと」言っても、まぁまぁ面接を受けていってよと言われて強制的に面接になった。
断っても「あれ、転職希望だって聞いているけど」と真顔で返されてびっくり!

なんとか断ることができたけど、釈然としなかった。
なので、今は違う転職サイトから求人情報だけもらっています。

最後に一言お願いします。

きちんと転職エージェントに依頼して現状を確認しなかった自分が悪かったです。
でもこれからは、自分の力で転職先を見つけたいと思います。

メディカルサポート前田から一言

転職エージェントが勘違いをして話を通してしまうことはあります。
それは、利用者様に対して誤解が生じているためです。
もし思っていること違うことがあったら、きちんと相手に伝えましょう。

結婚を機に転職をしようとしたのだけど

A・Kさん(20代女性)
看護師歴4年

看護師歴4年で、救急に勤めていました。

転職サイトの印象はどうでしたか?

結婚を機に、日勤メインの病院を探したかったので・・・・・・。
そういった求人があり、実際に転職できるかどうか不安でした。

なぜ転職サイトを使おうと思いましたか?

私の先輩が使っていた転職サイトを紹介されました。

利用してよくなかったところは何ですか?

転職エージェントからも求人が送られてくるのですが、夜勤もあるところでした。
しかも、面談をして経歴を詳しく聞いて夜勤はNGと言ったにもかかわらずです。
何回か訂正しましたが、いっこうに改める気配はありませんでした。

結局、折り合いがつかないのでそのサイトの利用はあきらめました。

最後に一言お願いします。

結局、別のサイトに登録して使いました。
そちらは、希望に合った場所を紹介してくれたのでなんとか転職できました。

メディカルサポート前田から一言

はっきりと希望の条件を伝えられていて良いと思います。
結果的に転職サイトは変わってしまいましたが、時にはサービスを変える決断も大事ですね。
あるいは、自分から求人を検索して日勤のみの病院をピックアップして相手に示しても良かったかもしれません。

転職サイトはこんな利用方法もある

pc2

情報収集のために使いました。

M・Eさん(20代女性)
看護師歴7年

看護師歴7年、転職は悩み中です。

転職サイトの印象はどうでしたか?

華やかな印象を受けました。
とても求人数が多く、見ているだけで満足しています。

どのように転職サイトを利用していますか?

求人を見るためです。

利用して面白かった点はありますか?

自分のところと比べて、良かったり悪かったりで面白いです。
ただ、今はスキルをじっくり磨きたいので、どういうものがあるか観察するだけにしています。

最後に一言お願いします。

今磨いているスキルが身についたら、利用しようと思います。
その時は、しっかり使います(笑)

メディカルサポート前田から一言

どんな求人があるのか、転職サイトであらかじめ見ておくと後々便利ですね。
現状の自分を把握し、転職するかどうかを決めるのは良いことです。
今はよい求人が無くとも、あとで追加されることもありますから、機会は常にうかがっておきましょう。

院外でのスキルアップのため

S・Gさん(20代女性)
看護師歴6年

看護師歴6年、転職するかはこれから考えます。

転職サイトの印象はどうでしたか?

大手に登録したのですが、セミナーの多さにびっくりしました。

どのように転職サイトを利用していますか?

主に、セミナーに参加するためです。

利用して面白かった点はありますか?

どのセミナーもとても勉強になります。
登録しておけばセミナーの情報が送られてくるので、行きたいものがあればどんどん参加しています。
また、セミナーに参加することで院外の方と接点が持てるのが楽しいです。

終わった後飲み会にいくことも(笑)

最後に一言お願いします。

私の転職はもう少し先になります。
今は自分の現状を把握する時期です。
その時が来たら、セミナーで覚えたことも含めてがっつり転職しに行きます!

メディカルサポート前田から一言

大手サイトでは、定期的にセミナーを開催しているところがあります。
時には転職の勉強会であったり、時には仕事研究であったりします。
企業看護師の社員さんの話や、訪問看護など現場のリアリティな声に耳を傾けるのも面白いですよ!

自分の市場価値を知りたかった

H・Kさん(20代女性)
看護師歴5年

看護師歴5年、自分の価値について悩みました。
転職するにしても、しないにしても今の自分のスキルってどうなんだろうと(笑)

転職サイトの印象はどうでしたか?

目的があったので、印象は特に持たなかったです。

どのように転職サイトを利用していますか?

履歴書の書き方を知るためと、転職エージェントに合うためです。
自分の市場価値を知ることは、自分自身のが今どういう成長をしているか確かめることになります。

利用して面白かった点はありますか?

履歴書を書くことによって、自分が身につけたスキルが可視化できました。
自分の5年間の経歴が無駄じゃ無いことが分かって、なるほどなぁと思いました。

そのことで逆にキャリアが見えてきました。
まず、主任を目指し役職を1度経験してから転職は考えようと思いました。
エージェントと相談する中で全体の管理に携わっていくのが面白そうだと見えてきました。

最後に一言お願いします。

キャリアを相談して良かったので、転職するかはあとで考えればいいと思います。
自分の市場価値に悩んだら、1度こうやって相談してみても良いと思います。

メディカルサポート前田から一言

転職エージェントは、市場を知っているプロです。
なので、こうやって自分のキャリアを相談してみるのは目から鱗でした。
確かに、こういう利用法もあるのだなと素直に驚きました(笑)

まとめ

いかがでしたか?
転職サイトを使って良かった人、良くなかった人がいました。
どの転職サイトを利用するかところが大きいようですね。

中には、転職サイトに登録だけしておくという人もいます。
とりあえず、試しにということは悪いことではありません。

初めて転職する場合、転職の流れやノウハウはわかりません。
それを知るためにも、一度転職のプロにお世話になってみるのはいかがでしょうか?

よいエージェントと出会えますように。
では!

看護師の病院見学の確認ポイントを総まとめ!失敗しないチェックリストと活用法

chk

病院見学を考えている看護師の皆さん、こんにちは!
メディカル調査員の中根です。

病院見学、何の準備もせずに行くつもりですか?!

準備なしでは入職後に役に立つ有益な情報はゲットできませんよ!
ただ見るのではなく、ポイントを押さえて病院見学をすることで欲しい情報は手に入ります。

今回は、「病院見学で使える便利なチェックリスト」と、その活用法をお教えします!

病院見学のチェックリスト

病院見学では、確実にポイント押さえてきましょう!
病院見学をチェックする項目は以下の6つです。

  • 周辺環境
  • 設備
  • 衛生面
  • 患者
  • ナースステーション
  • 看護師・スタッフ

それぞれについて細かく見ていきましょう。

周辺環境

kengaku2 (4)

  • 通勤にどのくらいかかるか?
  • 通勤路に危ない場所はないか?
  • 通勤手段は何になるか?
  • 託児所の送り迎えは大丈夫か?

通勤で使う交通手段や、ドアツードアの時間の確認はしておきましょう。
通勤で疲れ切ってしまうような交通手段や時間では、せっかく入職しても実力が発揮できません。

加えて、夜勤帯の時間の通勤路に危ない場所がないかも確認しましょう。
街灯がない道や、人通りが少ない道を歩かなくてもいい通勤路を確保しておくのが大切です。

お子さんを考えている場合や、お子さんがいる場合は、託児所が近いかや送り迎えに問題がないかの確認も大切です。
既婚者やママさんナースがどれくらい働いているかについても併せて質問したいですね。

設備

kengaku2 (3)

  • 整理整頓されているか?
  • 清掃は行き届いているか?
  • 院内の照明は充分な明るさか?
  • 院内の動線に問題はないか?
  • 電子カルテ運用のためのパソコンは足りているか?
  • 休憩室はちゃんと休憩出来るスペースか?
  • 院内の掲示板は更新されているか?
  • 売店の品揃えに問題はないか?

整理整頓と清掃は基本ですね。
パッと見綺麗でも、ちょっと奥や隙間に汚れがあるような病院は、人手不足や気遣いの足りなさを抱えている可能性があります。
壁やソファーが汚れていたり、破損したままになっている場合も危険です。
職員の心や身体も汚れっぱなしで壊れっぱなしにしているような病院かもしれません。

照明が明るくても、どんよりと淀んでいるように感じるような病院も危険です。
せっかく治療に来たのに気分が落ち込んでしまうような病院では、患者さんにも良くないんじゃないでしょうか?

電子カルテ希望者はどのような運用になっているかも確認すると良いです。
最初から電子カルテで運用している病院であれば、無線LANが用意されているところがほとんど。

ですが、紙から電子カルテに変えた病院は、LANケーブルが必要な場合があり、パソコンが使える場所が限られてしまいます。
また、パソコンの台数が足りていない病院では、入力の順番待ちやまとめての作業になったりと、作業効率が悪い事も考えられます。

休憩室が名前ばかりでただの物置ということもよくあると聞きます。ちゃんと休める環境は必要です。

また、「ロッカーが二人共同で、もう一人の使用者が大量の荷物を入れているせいで、自分のものが入らなかった」といった話もありますので、事前に確認しておきましょう。

衛生面

kengaku2 (1)

  • 気になるニオイはしないか?
  • リネン庫、患者用トイレ、休憩室、汚物室は衛生的か?
  • ディスポ製品の使い回しはないか?
  • 清掃は行き届いているか?
  • 器具の滅菌処理に問題はないか?

ニオイが酷い病院は、安全対策に無頓着で労働衛生を考慮していない職場です。
見学の短時間で違和感を感じるほどのニオイは、そこでこれから働くことになったら死活問題になりますよ?

汚物室が綺麗に清掃されていることはもちろんですが、トイレは特に病院のすべてが現れると言われています。

奥まったところたまっているホコリは「見えない不平不満」、場違いに飾られている造花は「中身のない虚飾」。
トイレットペーパーが薄いのは「経営状態がよくない職場」、カビが生えていたりドアノブが汚れているのは「人間関係が良くない職場」ですので、よくチェックしてみてください。

患者

kanja

  • 患者の様子はどうか?
  • 患者と接するスタッフの受け答えの様子はどうか?
  • 重症患者の割合はどの程度か?

見学の際に病室に入ることは基本的に出来ないため、出来たとしても廊下からそっと覗くくらいでしょう。
見ることは出来なくても、経管の数から推測することも出来ますので、ナースステーションでチェックするのが良いですね。

ナースステーション

nrsst

  • 整理整頓されているか?
  • 清掃は行き届いているか?
  • 看護師がいるか?
  • 雰囲気はどうか?
  • 薬の管理はどうなっているか?
  • 経管の数はどれくらいか?
  • シフト表と当番表は見せてもらえるか?

ナースステーションには病院の内情が詰まっています。
入職した時のことを想定して、必ず見せてもらってください。

整理整頓は指示系統の現れです。
きちんと整理整頓がされているナースステーショは、指示系統がちゃんとしています。
ダンボールが床に雑然と積まれていたり、机の上に書類が散乱しているような職場では、指示系統も大雑把で混乱気味でしょう。
くわえて、パソコンの裏にホコリがたまっていたり、コードが乱雑に捌かれている職場は、こまめな掃除がされていない証拠なので確認してみてください。

そして、ナースステーションに看護師がいない病院は、とても忙しいか人手が足りていない病院です。
もちろん一時的なものである場合もありますが、ナースステーションにしばらく誰もいない状態が続く病院は少し考えた方がいいと思います。

シフト表は「休みがどれくらい取れるか」、当番表は「働くスタッフにどのくらい余裕があるか」を判断する基準になります。
個人情報保護の観点から、閲覧が難しい可能性もありますが、その場合は勤務シフトや当番の内容について質問して明確にしておくのが良いです。

看護師・スタッフ

pcnrs

  • 笑顔で対応出来ているか?
  • 疲れていないか?
  • 見学者や患者の家族への態度に問題はないか?
  • 午前中に夜勤明けが残っていないか?
  • 看護師の指導の様子は適切か?
  • 身だしなみに清潔感はあるか?
  • 派手なメイクや髪色の職員はいないか?

働いている看護師の態度や行動は、そっくりそのままこれからそこで働く自分の姿を想像するのに役立ちます。

疲れ切って生気のない表情の看護師が多い職場や、慌ただしくて訪問者を無視したり目を合わせないような職場では、あなたもそうなる可能性が高いですよ。

逆に、見学中に笑顔で挨拶をしてくれる看護師が多い職場なら、勤務状況に余裕があることの現れです。

くわえて、病院の忙しさは、ナースステーションにいる看護師の数や、定時後に残っている看護師の数で判断することが出来ます。
朝10時過ぎても夜勤帯が忙しなく動いている病院はちょっとこわいですね。

あと、派手なメイク・派手な髪色の看護師がいる病院は要注意。
不特定多数の人と関わる以上、金髪やピアスのような偏見を持たれやすい容姿は避けるものです。
それを容認・黙認しているのは、特別扱いされている人がいたり、管理職に影響力がないことの現れかもしれません。

なお、メイクのあるなしに関わりなく、職員の顔色が軒並み悪いのはかなりヤバイ病院です。

チェックリストの使い方

kengaku2 (2)

ある程度その病院の内情が判断出来る要素を、チェック項目として挙げてきました。
これまで解説してきた項目について一覧にまとめましたので、このチェックリストを次の手順で使いましょう。

1:「チェックリストA(準備・確認用)」を使って病院見学でチェックするポイントを絞る。

以下のシートをダウンロードして、各項目を見ながら病院見学で見るべきポイントや質問を組み立てます。
※クリックすると別ウィンドウで開きます
チェックリストA(準備・確認用)
チェックリストA

2:「チェックリストB(記入用)」を印刷して、実際に病院見学に持っていってチェックする。

以下のシートをダウンロードして印刷し、病院見学に持っていって実際にチェックする。
※クリックすると別ウィンドウで開きます
チェックリストB(記入用)
チェックリストB

3:実際に記入した「チェックリストB」の内容を「チェックリストA」を見ながらチェックする。

二つのシートを見比べて、見学してきた内容についてチェックしましょう。

どんどん質問しよう

qa

見るだけではわからないこと、判断できないものは直接聞いてみましょう。
チェックリストと合わせて、あらかじめ質問を用意しておくのがよいかもしれませんね。
よほどのことがない限り、しっかり答えてくれるはずです。

仕事内容

  • 看護方式
  • 患者さんの重症度
  • 受け持ち患者数
  • カルテについて

勤務条件

  • 看護師の平均年齢
  • 既婚率
  • ママナース率
  • 中途率
  • 残業時間
  • 離職率
  • 申し送りの方法

もしも答えをはぐらかしたり、濁したりするようなことがある場合は警戒しましょう。
やましいことがない病院は何を聞いてもきちんとした答えを用意してくれますが、都合が悪い病院ほど事実を隠そうとします。
加えて、「ぶっちゃけた話」は看護部長や人事担当者よりも、現場の師長や主任に聞く方がリアルな声が聞けるはずです。
参考にしてみてくださいね。

マナー

kengaku2 (5)

病院見学は、あなたが病院を見ているのと同時に、病院もあなたを見ています。
見学中の態度や行動で、その後の採用がスムーズに進んだ人もいれば、逆に印象の悪さで内定を逃した人も少なくなりません。
礼儀正しい態度や行動を心がけて、病院見学に臨みましょう。

服装・髪型・メイク

  • 服装はリクルートスーツ(私服はNG)
  • ピアスやネックレスなどはつけない
  • 靴は暗めの色のパンプス(歩く時音がしないもの)
  • 黒髪もしくは茶髪でも暗めの色
  • ロングの場合はうしろでまとめる
  • ナチュラルメイク(すっぴんはNG)

態度・行動

  • すれ違う人にはにこやかに挨拶する(大声を出す必要はない)
  • 積極的に質問をする
  • 勝手に動いて案内されていない場所に行かない
  • 足音を立てない(騒々しくしない)
  • 病院見学後、転職の意思が強い場合は、担当者へお礼状を出す

まとめ

病院見学は実際の職場が見学できます。
気になってることをスッキリさせるチャンスです。

ただ、何を見てきたらいいかわからない・・・。
そんな人はぜひ、このチェックリストを活用してください。
自分の求めている情報がゲットできますよ。

あなたの行きたい病院が見つかりますように!

よくある質問

Q:どうやって申し込むの?

A:医療機関に直接連絡して申し込むのが普通です。紹介会社を利用する場合は担当のコンサルタントに連絡しましょう。日程調整を行い、当日何時に誰宛に伺えばいいかを決定します。

Q:履歴書を持ってきてと言われたんだけど・・・?

A:見学だけであれば本来履歴書は必要ありません。面接を受けるかどうか未定な場合は、やんわり断っても構いません。履歴書がなければ見学させないという病院もあるかもしれませんが、紹介会社経由で調整すれば履歴書の提出が免除されることもあります。

Q:他の病院も見学する予定って伝えてもいいの?

A:伝えても問題はないでしょう。もしその話の流れから面接を急かすような病院は、相当な人材不足かもしれません。

Q:病院見学会ってなに?

A:見学者が複数人で病院を見学するイベントのことです。

Q:仕事が休めないので平日に見学に行けないときはどうしたら良い?

A:土日に見学を行っていないところは多いです。紹介会社を利用することで可能になる場合もありますので、相談してみるといいかもしれません。

Q:採用が決まった後でも病院見学には行けますか?

A:もちろん行けます。そこで違和感を感じたら辞退を検討するのもありですが、次の転職先選びは病院見学からスタートしましょうね。

Q:見学で実際に働いている看護師と話すことは可能?

A:病院によって話せるところと話せないところがあります。あらかじめ予定の調整が必要になりますので、申込時に質問しておくか、紹介会社経由で確認するのが良いでしょう。

看護師が知りたい履歴書の書き方まとめ。職務経歴書編

skmkeireki

職務経歴書の書き方で悩んでいる看護師の皆さん、こんにちは!
メディカル調査員の中根です。
履歴書と同じく、職務経歴書に関しての相談が多く寄せられます。

職歴とは違うの?
絶対必要なの?
どうやって書くの?

そこで今回は、「職務経歴書の書き方」をテーマに、書き方の手順とポイントをお伝えしたいと思います。

職務経歴書とは

職務経歴書と職歴との違い

syokureki-waku

hennen

履歴書の職歴欄は「概要」で、職務経歴書はその「詳細」です。

採用担当者は、職歴欄で応募者のこれまでの仕事を一通り確認し、その上で詳細を確認します。
書籍に例えるなら、職歴欄が「目次」、職務経歴書が「本文」という関係ですね。

職務経歴書の目的

職務経歴書の目的は、応募先に、

  • どんな仕事をしてきたか
  • どんな仕事が出来るか

を知ってもらうことです。

その点だけ意識すれば、あとはあまり堅苦しく考える必要はありません。
「職歴について詳しく書く」というくらいの考えで大丈夫です。

職務経歴書の書き方のポイント

pc2

職務経歴書の書き方のポイントは以下です。

  • 出来るだけA4サイズ1枚から2枚でおさめる。
  • 読みやすさを第一に考えて、PC(Word / Excel)で作成する。
  • 応募先に求められている要素について詳しく書く。
  • 編年式かキャリア式のどちらかの形式でまとめる。
  • 詰め込みすぎも余白が多いのも良くない。

以上を意識して、まずは職務経歴書に書くため内容を準備しましょう。

職務経歴書を書くための準備

pcnote

準備① これまでの経歴・体験を書き出す

これまでの経歴・体験したことを思いつく限り書き出します。
その際には、以下の点について具体的に書きましょう。

  • 就業していた病院の規模や配属先
  • 担当していた業務、期間
  • 身に着けたスキル、学んだこと
  • 次の職場で活かせること

履歴書の職歴欄を見ながら、直近の業務から順に過去を遡るやり方が一番簡単です。
まずはコンパクトにしようとは考えずに、ひたすら思いつく限り自由に書き出してみましょう。

準備② まとめる

書き出した経歴をまとめましょう。

以下のグラフは、採用担当者にアンケートを取り、職務経歴書のどこを重視するかを集計したものです。

syokumukeirekisyo

採用担当者は、職務経歴書の「仕事内容」「仕事への姿勢」「仕事の成果」の部分を重視していることが分かります。
職務経歴書には、「どのように取り組んだか(姿勢)」「どのような成果を出したか(成果)」を意識して書くようにしましょう。

具体的には、以下の形式でまとめます。

  1. どんな診療科に勤務して
  2. どんな業務を行い(内容)
  3. どんな姿勢で取り組み(姿勢)
  4. どんな成果を出したか(成果)

まずは埋められる部分だけをまとめてみましょう。

準備③ 形式を決める 

職務経歴書の記載の仕方には「編年式」と「キャリア式」の二種類の基本形があります。
それぞれにメリットがありますので、自分に経歴を表現するのに合っている方を選びましょう。

○編年式

hennen

あなたの経歴を、古いものから順に時系列で書く形式です。
どういう経歴で今に至るのかが一目瞭然で分かりやすいのがメリットです。

○キャリア式

career

あなたの経験を、業務内容や診療科別に分けて書く形式です。
あなたの強みとなる経験を強調することが出来るのがメリットです。

どちらにもメリットはありますが、どうしてもという場合でなければ、編年式で書くのが良いでしょう。
どのような経歴を歩んできたのかが分かりやすく、採用担当者も編年式を読み慣れているためです。

実際に職務経歴書を書いてみよう

pc

職務経歴書の基本

hennen

職務経歴書には、以下の5つの内容を記載するのが基本です。

  1. タイトル・日付・名前
  2. 要約
  3. 職務経歴
  4. 資格
  5. 自己PR

編年式とキャリア式で書き方が変わってくるのは、「職務経歴」の部分のみです。
それ以外の要素はどちらの形式でも必要な要素になりますので、合わせて解説していきますね。

手順① タイトル・日付・名前

最初に、タイトル・日付・名前を書きます。
タイトルは「職務経歴書」と大きめのフォントで中央に記入しましょう。

そして、右寄せで履歴書と合わせた日付(提出日or郵送日)を記載。
その下に、あなたの名前を書きましょう。

手順② 要約

yoyaku

あなたの経歴を短い文章でまとめたものを書きます。
採用担当者は、これを読んであなたの経歴の全体を把握しますので、基本的な部分が伝われば問題ありません。

【記入例】

総合病院の内科病棟で5年間勤務。その後、循環器内科病棟に勤務して3年になります。
プリセプターとリーダーの経験もあり、後輩の指導や看護業務の管理・改善など、運営面についても携わりました。
今後は、更なる自身の看護スキルの向上と、教育や指導に関する経験を積みたいと考えて転職を考えています。

手順③ 職務経歴

編年式とキャリア式で書き方が変わります。
以下を参考にして、自分に合った職務経歴を組み立ててみましょう。

○編年式の場合

keireki

編年式の場合は、1つの勤務先に関する以下項目を1ブロック単位として、古い経験から順に並べて記載します。

  • 勤務先(病床数 従業員数)
  • 勤務期間
  • 部署・役職
  • 雇用形態
  • 業務内容

古い経験から順に並べるので、どのようにして今に至ったのかが分かりやすいです。

○キャリア式の場合

keireki2

キャリア式の場合は、一番アピールしたい項目を選んでそれをメインに持ってきます。

「応募先が小児科なので、小児科に関する経験が長いことをアピールするために診療科をメインにした職歴にする」といった感じです。
編年式の勤務期間・業務内容以外の部分のどれをメインにしても良いと思います。

  • 勤務先
  • 診療科
  • 部署・役職
  • 雇用形態

診療科ごとに分けてスキルをアピールする形式が一番多いですね。
その一つ一つの経験について、

  • 勤務期間
  • 業務内容

を記載していくことで、まとめていきます。

手順④ 資格

shikaku

現在持っている資格を書きます。

看護師免許・自動車免許のほか、業務に関連しそうな資格はすべて記入します。
また、現在取得予定の資格もあれば、アピールになりますので記載しましょう。

手順⑤ 自己PR

jikopr

自由に書いて良い部分です。
ですが、なるべく応募先で役に立ちそうな経験やスキルにからめた方が望ましいでしょう。

  • マネジメントの経験
  • リーダーやプリセプターの経験
  • 委員会や看護研究などの経験
  • 重要な業務を任された経験

このような経験があれば、実力をアピール出来ますので非常に効果的です。
出し惜しみせずに積極的に書きましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

履歴書の職歴欄では分からない強みの部分をアピール出来るのが職務経歴書です。
職務経歴書の提出を希望する応募先は、履歴書よりも職務経歴書を重視することが多いので、過不足なくしっかり準備して書きましょう。

あなたが何をしてきたのか、あなたに何が出来るのかを、採用担当者に伝えるのが職務経歴書です。

採用担当者に「是非ともこの人に会いたい!」と思わせるような職務経歴書を書いちゃいましょう!

看護師が知りたい履歴書の書き方まとめ。志望動機の例文編

kaku

履歴書作成で悩んでいる看護師のみなさん、こんにちは!
メディカル調査員の中根です。

履歴書の中でも、相談が一番多いのが志望動機。

 志望動機ってどう書いたらいいの?
 正直に書いていいもの?
 なんか嘘くさくなるんだけど・・・

そこで今回、「志望動機の例文」を集めました。
これを参考にすればそれなりの志望動機がサクッと書けるはず!

志望動機の書き方 3つのポイント

3tsu
まずは、志望動機を書く上での外せないポイントを3つ紹介します。
ここが見当違いだと、どれだけ悩んで時間をかけた志望動機でも採用に繋がりません。

  1. 病院にとっての自分の価値を書く
  2. 具体的に書く
  3. 一貫したストーリーで書く

この3つを意識して書くことが大事です。

それでは、状況別に志望動機の例文を紹介しますので、参考にしてみてください。

経験別

nrsst

未経験の診療科に転職する場合の志望動機

未経験の診療科への転職の場合は、スキルや経験のアピールよりも、意欲やビジョンを前面に押し出しましょう。

【例】

新卒から4年間、○○病院の内科病棟で働いてきました。
小児科で働くことは学生時代からの私の夢です。
様々な患者さんと触れ合う中で、あらためて小児科の重要性を感じるようになりました。
もともと子どもが好きで、貴院の地域に根ざした小児医療という方針に共感しましたので、今回応募させていただきました。
未経験ではありますが、内科病棟での経験を充分に活かして、小児看護を修得したいと考えております。

経験のある診療科に転職する場合の志望動機

経験のある診療科への転職の場合は、スキルや経験を前面に出しつつ、何故この診療科を選んだのかをアピールします。

【例】

看護学校を卒業して3年間、慢性期病棟にて看護業務を経験し、その後看護スキルの幅を広げるために急性期病棟で4年働きました。
急性期病棟を経験することで、自身の看護スキルもだいぶ高まったと思います。
ですが、自分自身の中には、患者様と時間をかけて向き合いたいという気持ちが強いことに気付き、もう一度慢性期病棟で働きたいと思い転職を決意しました。
地域密着型の医療を掲げる貴院で、これまでのスキルを活かすことが出来ればと思い応募いたしました。

憧れの診療科に転職する場合の志望動機

憧れの診療科への転職の場合は、スキルや経験のアピールはもちろん、意欲やビジョンについてもしっかりアピールしましょう。

【例】

外科病棟で5年間勤務してきました。
リーダー業務や後輩の指導も任せられるようになり、自身でも新しい分野に挑戦したいという意欲が芽生え始めました。
看護スキルの更なる向上を考えていたところ、貴院の救急外来看護師の募集を拝見しました。
救急医療については、学生時代からずっと興味があった分野です。
これまでの経験を活かしながら、挑戦することが出来ればと思い、貴院を志望しました。

施設別

shisetsu

急性期へ転職する場合の志望動機

急性期への転職の場合は、「自身の成長」「幅広い症例への対応」といった、スキルアップを中心とした内容でまとめると効果的です。

【例】

患者様に寄り添う看護を実践するべく、学校卒業後5年間○○病院の慢性期病棟で数多くの患者様と向き合ってきましたが、最近自分にはまだまだ看護スキルが足りないことを実感しております。
そんな時、貴院の求人を拝見し、急性期の現場で様々な症例を学ぶことは、自分を磨くことが出来るチャンスではないかと感じました。
慢性期の看護スキルを活かしながら、今まで以上に幅広い分野での看護に関わりたいと考え、貴院を志望させていただきました。

慢性期に転職する場合の志望動機

慢性期への転職の場合は、「じっくり向き合う看護」「患者さんに寄り添う」といった、患者さん主体の内容でまとめるのが良いです。

【例】

急性期病棟で6年の勤務経験があり、看護師として様々なスキルを身に着けたと思っています。
ですが、これまでの経験の中では、患者様と時間をかけて向き合うことはあまり出来ないで来てしまった気がしています。
そこで、「患者様主体の医療」を理念とされている貴院にて、じっくり患者様一人一人と向き合う看護が実践出来ればと考え、応募いたしました。

訪問看護に転職する場合の志望動機

訪問看護への転職の場合は、「高齢者看護」「在宅医療への興味」といった部分を中心に、スキルや経験が充分にあることをアピールしつつまとめると良いです。

【例】

これまで総合病院やクリニックにて、ご高齢の方に関わる看護に密に携わってきました。
そうした経験の中で、自宅で自分らしい生活が送れるようなサポートを行う在宅医療に興味を持ちました。
貴施設は、利用者様・ご家族に寄り添ったケアを掲げられており、他職種との連携にも注力されているところに魅力を感じましたので、今回応募させていただきました。
病棟での経験がどこまで役に立つか分かりませんが、貴施設に充分貢献出来るよう努力したいと思います。

介護施設に転職する場合の志望動機

介護施設への転職の場合は、「高齢者看護」「ターミナルケアへの興味」といった部分を中心に、応募先の理念や方針について書くのが良いでしょう。

【例】

看護学校卒業後、○○総合病院の緩和ケア病棟で5年間勤務してまいりました。
ターミナルケアの大切さを実感し、より深い知識や看護スキルを身に着けたいと考え転職を決意しました。
貴施設では、利用者様とご家族に寄り添う体制を整え、手厚いケアを実践されている点に魅力を感じております。
即戦力としてお役に立てると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

デイサービスへ転職する場合の志望動機

デイサービスへの転職の場合は、「高齢者看護」「利用者との積極的な関わり」といった部分を中心に、意欲的な姿勢をアピールします。

【例】

○○総合病院の慢性期病棟で働いており、今年で4年になります。
日々高齢者の方々と接する中で、もっと老年看護を学びたいと思うようになりました。。
利用者様と積極的に関わり、信頼関係を築きながら長期的な看護を実践出来る貴施設で、私のこれまでの経験を活かすことが出来ればと思っています。
高齢者が生き生きと暮らすことが出来る環境の実現に、少しでも貢献出来ればと思います。

クリニックに転職する場合の志望動機

クリニックへの転職の場合は、「即戦力」「地域に根ざした医療」といった点を強調し、自ら学ぶ姿勢をアピールします。

【例】

私が看護師になろうと思ったきっかけは、「地域の人たちの役に立ちたい」という思いです。
貴院の求人を拝見し、「地域医療に貢献する 」という理念に共感いたしましたので、今回応募させていただきました。
新卒から急性期の外科病棟で5年の経験を積みましたので、即戦力としてお役に立てると思います。
まだまだ足りないスキルについては、自主的に学習して身につけたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

目的別

ganbaru

スキルアップのための志望動機

スキルアップのための転職の場合は、やる気や学ぶ姿勢を前面に押し出し、将来の目標について書くのが良いです。

【例】

現在は急性期の外科病棟に勤務しております。
日々様々な疾患に向き合う中で、自身の更なる看護スキルの向上を意識するようになりました。
今回貴院の求人に応募させていただいたのは、最先端の医療と患者様主体の医療を実践されている貴院でなら、より幅広く深い看護スキルを学ぶことが出来ると感じたからです。
ゆくゆくは貴院の取り組んでおられる、救急医療の分野でも貢献出来ればと考えています。
まずは、1日も早く貢献できるように努力しますので、何卒よろしくお願いいたします。

夜勤専従になるための志望動機

夜勤専従になるための転職の場合は、長く続けられることと夜勤が得意なことを前面に押し出し、家庭の事情などを織り交ぜるのが良いでしょう。

【例】

 
総合病院で3年間病棟勤務をしてきました。
常勤として勤務していましたが、その中で夜勤に一番やりがいを感じたことと、家族との時間を大切にしたいという思いから、今回貴院での求人に応募いたしました。
看護師としてのやりがいは、緊張感と臨機応変な対応だと考えており、その中でも夜勤はそれが顕著だと感じているため、夜勤専従での働き方は私に合っていると思っています。
採用いただけましたら、体調管理をしっかりしながら長く勤めたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

属性別

hahako

経験が浅い看護師の志望動機

経験が浅い看護師の転職の場合は、スキルや経験がアピール出来ない分、熱意や学ぶ意欲・将来のビジョンを出していきましょう。

【例】

患者様の気持ちに寄り添うことが出来る看護師を目指して勉強を続けています。
貴院は地域の人々に寄り添う医療を掲げていらっしゃいますので、大変興味を持ちました。
経験が浅いので、まだまだたくさんのスキルを学ぶ必要はありますが、貴院で長く貢献出来るよう、幅広い分野での知識の修得を心がけたいと思っていますので、何卒よろしくお願いいたします。

ベテラン看護師の志望動機

経験が豊富なベテラン看護師の転職の場合は、スキルと経験をアピールしつつ、柔軟性を強調すると良いでしょう。

【例】

○○病院の内科病棟に10年勤務し、ここ数年はチームリーダーとして業務に携わってきました。
看護師の経験もベテランと言われる年数になりましたが、何事も常に謙虚に学ぶ姿勢で向き合っていたいと考えています。
患者様から「ありがとう」の言葉をいただくことが、私が看護師を続ける上でのやりがいです。
即戦力を希望されている貴院での業務の中でも、たくさんの「ありがとう」をいただけるよう、努力したいと思っています。

転職回数が多い人の志望動機

転職回数が多い看護師の転職の場合は、経験と意欲をアピールしつつ、適応力を強調すると良いでしょう。

【例】

4つの病院に勤務し、様々な科の病棟で看護を行ってきました。
ゼネラリストとしてスキルアップしていくことを目標としており、比較的どんな業務にも慣れるのは早いです。
幅広い医療体制と患者様主体の医療を実践する貴院で、更なる看護スキルの修得を目指したいと考えています。
これまでに得た知識や技術を活用して、貴院のお役に立つことが出来ればと思い志望いたしました。

准看護師の志望動機

准看護師の転職の場合は、意欲ややる気をベースに、経験やスキルをアピールしましょう。

【例】

○○総合病院の急性期病棟で8年間勤務いたしました。
貴院の求人を拝見し、私自身の急性期の現場での経験を役立てることが出来ればと思い応募いたしました。
これまでの経験を活かしながら、貴院の理念である「患者様に寄り添う看護」を実践出来ればと思います。
通信教育での正看護師取得に向けての勉強もしておりますので、免許取得後も続けて働き続けられればと考えております。

既婚者の志望動機

既婚者の転職の場合は、経験と家族との関係をアピールしながら、意欲や働き方でまとめてみましょう。

【例】

総合病院の内科病棟で5年目になります。
結婚を機に、家族との時間の大切さに気付きました。
これまでのようながむしゃらな働き方ではなく、今後は体調をセーブしながらの勤務を考えています。
貴院が掲げる「仕事と家庭とのバランス」は、私にとっても切実な課題です。
夫は私が看護師を続けることには賛成・協力してくれていますので、夜勤や残業等についても出来る限り貴院に貢献出来るように働こうと考えています。

ブランクがある人の志望動機

ブランクがある人の転職の場合は、復職とブランクの理由をベースに、やる気と働き方をアピールしましょう。

【例】

出産と育児のためブランクがありますが、子供が大きくなったので看護師として復帰したいと考えております。
出産と育児を経て、小児医療の大切さにあらためて気付くと同時に、私も貢献出来ればと考えるようになりました。
貴院は小児医療に注力されており、教育体制や研修が充実しており、復職の実績も多いと伺っております。
一から出直すつもりで精一杯努力しますので、何卒よろしくお願いいたします。

ママ看護師の志望動機

ママ看護師の転職の場合は、経験と家族との関係をアピールしながら、大切にしたい働き方を主張しましょう。

【例】

子供を持つまでは、比較的忙しい職場で働いてきました。
体力には自信がありましたが、子育ての大変さを痛感しまして、今後は仕事と育児とを両立出来る職場で働きたいと考えております。
貴院では、子育て支援が充実しており、育児をしながら働いている方も多いと伺いました。
看護師としての経験は十二分にありますので、これまでの経験を活かしながら、貴院に長く貢献出来るように努力したいと考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
履歴書の志望動機で悩んだら、自分の状況に合う例文を見て参考にしてください。
くれぐれも丸写しはダメですよ!

採用担当者の目を引く志望動機で、是非とも希望の職場の内定を勝ち取りましょう!

履歴書の書き方はこちらも参考になります!
履歴書の書き方 基本編
職務経歴書の書き方もチェック!
看護師が知りたい履歴書の書き方まとめ 職務経歴書編

完全オリジナルの志望動機を書きたい人へ

例文の中に、自分の状況に合うものがなかった方。
例文を見ても、いまいちピンと来なかった方。
そもそも志望動機は、一から自分で組み立てるものだと考える方。

完全オリジナルの志望動機を組み立てるお手伝いをします!
ここでは、冒頭で紹介した3つのポイントを一つずつ詳しく解説していきます。

これを意識して書けば、あっという間に世界でたった一つのあなただけのオリジナル志望動機が出来上がりますよ!

病院にとっての自分の価値を書く

「自分がどれだけ病院に貢献できるか」をアピールすることが志望動機の本当の目的です。
何故なら、採用側が一番知りたいのは「その人物を採用することによるメリット」だからです。

  • ○○の分野で貢献できる(病院主体)
  • △△について専門的に学びたい(自発的)
  • □□という目標があるので貴院を選んだ(目標が明確)

といった病院にとってのメリットが意識されている内容を盛り込むと印象が良くなります。

また「研修や教育体制がととのっている」「住まいに近くて通勤に便利」などの、自分が応募先に対して感じた魅力的な部分を書いただけのものがよくありますが、これではただの本人希望欄です。
「病院にとってのメリット」を付け加え、「研修や教育体制がととのっているから、充分に学んで長く貢献したい」「住まいに近いので、夜勤や残業にも充分対応可能です」のようにするとまったく印象が違いますよ。

志望動機は、病院からの視点を意識して書くように心がけましょう。

具体的に書く

志望動機には必ず、

  • 何をどう頑張るか?
  • 何でどれだけ貢献出来るか?
  • どんなビジョンを持っているか?
  • どんな経験をいかすことが出来るか?

といった点を、具体的に盛り込むことが大切です。

よくある「理念に強く共感した」とか「○○を大切にする貴院の方針」という内容を書くこと自体はは悪くありません。
ですが、具体性が伴わないととてもうすっぺらなものになってしまい、他の応募者の中に埋もれてしまうでしょう。

【悪い例】

私が貴院を志望したのは、貴院の理念である「患者様主体の医療」という点に強く共感したためです。
私も患者様主体の看護を目指していますので、誠心誠意頑張りたいと思っています。

【改善例】

私はこれまでの○○での経験から、患者様への気配りに関しては自信を持っています。
これは、貴院が掲げている「患者様中心の医療」を実践する上でとても重要な要素だと考えます。
これまで以上に、患者様との関わりを大切にしたいので、貴院を志望しました。

具体的な経験やスキルを盛り込むことで、自分のやる気や将来のビジョンをアピールすることが大切です。

一貫したストーリーで書く

志望動機には一貫したストーリーを意識しましょう。何故なら、ストーリーがあると説得力が生まれるからです。

そして何より応募先を選んだ経緯が分かりやすくなります。

ストーリーに含める要素は、

  1. あなた自身の目標や有利になるスキルの提示
  2. 何故その診療科・病院を選んだのかの理由
  3. 選んだ診療科・病院とあなたのスキルや目標がどう合致するのかを説明

の3つです。

  • 新卒から慢性期の病棟で働き、基本となる看護スキルは身につけたつもりですが、更なるスキルアップを考えています。(自身のスキルの状態)
  • 急性期から回復期と幅広い療養を行っている貴院で、より高い看護スキルを身に着けたいと考え、転職を決意しました。(その病院を選んだ理由)
  • これまでの経験を活かし、多種多様な疾患に対応出来る看護師を目指すことで、貴院に貢献していきたいと考えています。(病院と自身のニーズの合致)

是非参考にしてみてください。

看護師が知りたい履歴書の書き方まとめ。基本編

rirekisyo1

転職を考えている看護師の皆さん、こんにちは!
メディカル調査員の中根です。

転職で必ず書かなくちゃいけないのが履歴書。
でもいざ書くとなるとわからないことがたくさん!

「手書き?パソコン?」
「日にちっていつの日にち?」
「経歴ってどこからどこまで書くの?」

そこで今回、履歴書の書き方についてまとめました。
これで自信を持って履歴書が書けるはず!

履歴書の書き方ポイント

rirekisyo

履歴書全体の書き方のポイント・注意点です。
履歴書を作成する上で大前提となる部分ですので、しっかりと押さえて書きましょう。

準備

  • あらかじめ書く内容は別に書き出しておく
  • 黒のボールペンかサインペンを使用
  • A4サイズの履歴書を使用

書き方(基本)

  • 基本は手書き
  • 基本間違えたら書き直し
  • 修正液はNG
  • 原則空欄は作らない

書き方(方法)

  • えんぴつで下書きをする
  • 下書きを書き終えたら必ず見直しをする。
  • 丁寧に書く
  • 読み手に伝わりやすい内容を心がける
  • 元号(昭和,平成)で書くのか、西暦(19xx,20xx)で書くのか統一
  • ですます調で統一する
  • すべて書き終えたら必ず見直しをする。
  • 抜けや間違いがないことを確認した上で最後に写真を貼る
  • インクが完全に乾いてから全体に消しゴムをかける

それでは、それぞれの部分について細かく見ていきましょう。

個人情報

あなたが誰であるのかが書かれた「顔」の部分です。
文字には人柄が出ると言われますので、丁寧に気持ちを込めて書きましょう。

kojin

写真

  • 3ヶ月以内に撮影したものを使用する。
  • 服装はスーツもしくはジャケット。
  • 少しほほえんでいる方が好印象に繋がる。
  • 履歴書は4×3cmの縦長が一般的。
  • プリクラや集合写真の切り抜きはNG。
  • カラーで撮る
  • 写真以外の記入がすべて終わって、間違いがないことが確認出来た時点で貼る。

日付

  • 持参の場合は、提出する日付(面接日)を記入。
  • 郵送の場合は、投函日を記入。

氏名・ふりがな

  • 氏名は大きく丁寧に。
  • 「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」の場合はカタカナで記入。

生年月日

  • 元号(昭和,平成)で書くのか、西暦(19xx,20xx)で書くのかを経歴部分と合わせる。
  • 満年齢は「その時点での年齢」であり、一般的に認識している自分の年齢と同じ。

現住所

  • 都道府県名から書く。
  • アパート・マンション名や部屋番号も省略せずに。

電話番号

  • 合否連絡を受け取るためにも携帯番号は正確に記入。

経歴

あなたのこれまでが書かれた「身体」の部分です。
療養や休養で、仕事と仕事の間に空白の期間がある場合は、説明出来るようにしておきましょう。

間違っても、勤めていない病院を記載したり、勤めていた期間以上の年月を書いてはいけません。
最悪内定取り消しもありますので、絶対にやめましょう。

gakureki

学歴

  • 高校以降の入学、卒業を記入。
  • 元号か西暦かを生年月日、職歴の表記と合わせる
  • 高校は「高等学校」とするなど、略さずに書く。
  • 入学、卒業の年月が分からない場合は、以下のサイト等を使用して調べる。
     ⇒年号JP

職歴

  • 学歴との間に一行あける。
  • 元号か西暦かを生年月日、学歴の表記と合わせる
  • 勤務していた病院名と診療科が分かるように記入。
  • もしも空白の期間があれば説明できるようにしておく。
  • 看護師になる前に一般企業で働いていた場合は、その時の経歴も記入。
  • ㈱は「株式会社」とするなど、略さずに書く。
  • 病院都合の退職(病院が閉鎖になった等)以外の私的な理由での退職は「一身上の都合により退職」と記入。
  • 言い訳と受け取られるような退職理由は、マイナスポイントになるので避ける。
  • アルバイトは省略する
  • 職歴を最後まで書いたら、一行あけて「以上」と書く。

免許・資格

あなたの技術を証明する「武器」の部分です。
看護師免許はもちろん、それ以外の免許・資格も出来る限り書き出しましょう。

shikaku

  • 取得した年月の古いものから順番に記入。
  • 看護師免許(看護師国家資格)と運転免許(普通自動車 第一種免許)は書く。
  • あまりにも業務に関係ないものは書かない。
  • ただ、志望先の雰囲気に会うようであれば、特殊な資格を書いて人間性をアピールするのはあり。

志望動機

あなたの気持ちを表現する「心」の部分です。
そのため、この部分が正しく伝わることが、採用への第一歩となります。
履歴書でもっとも重要になってくる部分なので、受け取りての気持ちを考えながら、何度も推敲して完成させましょう。

shibodoki

  • あなたの「転職の目的」明確にする。
  • 「キャリアアップ」なのか「待遇改善」なのか。
  • どちらの場合も、なるべく「応募先の特徴」に触れながらまとめる。
  • 「なぜこの医療機関を選んだのか?」を「病院側が納得出来る理由」で書く。
  • 「条件が良いので応募しました」という内容はさすがに悪印象。
  • 前職の悪口を書くのもとても印象が悪い。

キャリアアップ目的の志望動機

1.これまでどんな経験をしてきて、次に何を目指しているか
2.この職場がそれとどのようにマッチしたのか
3.もし入職できたら、どんな経験をしたいか

※具体例

○○学校卒業後、内科病棟で3年の経験を積みました。
そこで様々な疾患を看ていく中で、循環器系に興味を持ち、勉強を続けています。
今回は、さらなる専門性を身に着けたいと考え、循環器内科として実績のある貴院に応募いたしました。
これまでの内科での経験で培った知識と技術を活かし、1日も早く貴院と患者様に貢献出来るよう努力したいと思っています。

待遇改善目的の志望動機

1.応募先の情報(求人情報・ホームページ・パンフレット)を確認する
2.経営理念や看護観に沿ったかたちでまとめる

※具体例

貴院の「患者さまに満足していただける安全な医療、人間愛を尊重した医療をめざす」という理念に強く共感しました。
是非貴院にて、安心感と思いやりのある看護を体現したいと思い、志望いたしました。

志望動機のテンプレートはこちらに詳しく書いてあります!
看護師が知りたい履歴書の書き方まとめ 志望動機の例文編

本人希望記入欄

あなたの事情や状況を説明するための「飾り」の部分です。
やむを得ない理由や事情がある場合に記載します。

honninkibo

  • 「特になし」「貴院規定に従います」と書くのが一般的。
  • 入職日(前職の退職日調整次第)や勤務時間の制限(日勤のみ希望)について。
  • 制限がない方が採用する側からすれば好ましいが、「面接の時は言いませんでしたが実は…」が一番印象が悪い。
  • たくさん書くと我儘な印象を与えかねないので、面接時に口頭で聞くのがいい。

その他

rirekisyo2

履歴書のフォーマットによっては、下記のような記載欄が設けられているものもあります。

長所・短所

  • 長所は応募先の印象に近いイメージで書く。
  • 思いつかない場合は、コミュニケーションに関する話題を書くと受けがいい。
     例)「初対面の人とでも会話で盛り上がれる」「誰とでも気軽に話せる」
  • 思いつかない場合は短所から考えて言い換える。
     例)「人付き合いが苦手」→「業務に対する集中力は人一倍あると自負」
  • 短所は当たり障りのない内容で、マイナスの印象で終わらないように表現する。
     例)「引っ込み思案なところがありますが、何事もしっかりと準備して行うので、慎重さと正確さには自信を持っています。」

趣味・特技

  • 自分をアピール出来る場所なので、「特になし」は避ける。
  • 「読書」「映画鑑賞」「音楽鑑賞」は定番で無難。
  • 最低限一つは書いて、もしも聞かれたらちゃんと話せるように準備しておく。

健康状態

  • 自覚している症状がなければ「良好」と書く。
  • 既往症がある場合は、「業務に支障がない」旨を書くと良い。
  • この欄に「良好」以外のニュアンスが含まれた言葉が入っていると採用側は躊躇する。
  • 疾患が理由で退職した過去があって復職する際に、症状が完治しているのであれば「良好」と書けば良い。

こんな時どうする?Q&A

qanda

Q:失敗したときどうしたら良い?

A:二重線や修正液は基本NG。面倒でも書き直そう。

Q:どうやって提出する?

A:求人内容に指定されている方法を確認。郵送もしくは持参。デジタルデータの場合はメールやフォームで送付という形もある。

Q:手書きでないとダメ?

A:手書きの方が人柄が出ると考えて、採用基準の一つにしている病院は多い。

Q:何通も書くのが面倒なので一枚書いてカラーコピーしてもいい?

A:最悪。手抜き感しか伝わらない。

Q:短期間で辞めたものも書かなきゃダメ?

A:基本半年以上は書く。数日や試用期間内の退職は書く必要はない。

Q:転職回数が多くて一枚で収まらない…

A:短期間のものは削ってよい。職歴欄が多めの履歴書が売っているのでそれを使う。もしくは職歴だけ別紙にする。

Q:履歴書に嘘を書くとどうなる?

A:最悪解雇もありうる。特に「働いていない病院で働いたと記載」「働いていた期間を延ばして記載」はアウト。

履歴書の失敗体験談

sippai

下書きは必須

A.Nさん(27歳)
民間病院

履歴書なんて当たり前に書けるものだと思って下書きなしで書いたら、間違えまくり。
同じこと二回書いてたり、日本語おかしくなってたり。
二枚ダメにしたところで下書きすることにした。
何事も準備は大事。

ありえない履歴書

E.Mさん(34歳)
公立病院

個人情報とかうるさく言われる前の話ですが、応募者の履歴書が酷いって話題になったことがあります。
写真を貼った状態でカラーコピーしたものに、日付だけを書き加えたものでした。
「間違えてコピーの方送っちゃったのかねー」
なんてみんなで笑ってましたが、こんな人採用する病院はないだろって思いました。

写真を貼るのは最後

H.Eさん(28歳)
民間病院

最初に写真を貼って、途中で間違えてしまった。
書き直しのために、写真を剥がそうとしたら破れてしまっていろいろ落ち込んだ。
貧乏くさいけど証明写真て高いんだよね…。

誤字脱字のチェック

J.Dさん(31歳)
クリニック

下書きどおりに書いて、見直しもそこそこに郵送。
ところが、面接で漢字の間違いを三箇所指摘されました。
ものすごく恥ずかしかったです。
不採用の原因は聞かされませんでしたが、不注意でミスをする人間だと判断されたことは間違いない気がします。

連絡先は何度も見直す

S.Aさん(29歳)
民間病院

応募先から全然連絡が来なくて、書類選考に漏れたんだろうなと思ってた。
数ヶ月して別の病院への転職決まってから、連絡なかったとこの応募書類が返却されてきた。
連絡先の電話番号間違えてた。
最悪や…。

封筒の書き方・マナー

futo

履歴書を入れる封筒にも、実はマナーがありますので紹介します。

全体

  • 白い封筒(二つ折りにした履歴書=A4サイズより大きな封筒)を使う
  • 郵便番号以外は縦書き
  • 封筒の表側、右から「住所」「病院名」「部署名」「宛名」の順に縦書きで書く
  • 封筒の表側、左下部分に赤いペンを使って「履歴書在中」と書き、定規を使って周りを囲む
  • 封筒の裏側、左側に自分の「住所」「氏名」を書く

住所

  • 都道府県名から書く
  • すべて省略しないで記載

病院名・部署名

  • 病院名は、住所の書き始めから一段下げて、少し大きめの字で書く
  • 部署名(総務課など)は、病院名との間に一行開けて一段下げて少し小さめの字で書く

宛名

  • 担当者名には肩書(採用担当など)をつけ、病院名の書き始めと高さを揃えて書く
  • 肩書が不明の場合は「採用ご担当○○様」
  • 担当者名が不明の場合は「採用ご担当者様」
  • 人の名前や○○担当のような宛先が「人」になる場合は「様」
  • 宛先が病院名や部署名になる場合は「御中」

封のしかた

  • 証明写真が貼られている面を上(封筒の表側)にして入れる
  • 郵送の際は封(のりづけ)をして、接着部分に「〆」を書く
  • 持参する場合は封をしない

まとめ

いかがでしたでしょうか?

履歴書は文章にした「あなた自身」です。
応募先は履歴書を見て、あなたに会いたいかどうかを判断します。

頭を悩ませて、心を込めて丁寧に書かれた履歴書は、まごころが必ず伝わります。
逆に、いいかげんに書いた履歴書は、ひと目見て「うすっぺらい」「信用できない」と感じるものです。

採用担当者に「是非ともこの人に会いたい!」と思わせるような履歴書を書いちゃいましょう!