看護師1年目はみんな辛い! 乗り越えるために試したい5つの対策

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看護師1年目のみなさんこんにちは!
毎日の辛いお仕事本当におつかれさまです!

つい先日1年目の新人さんから

「先輩のおかげでもう少し頑張ってみようという気持ちになれました」

という手紙をもらって不覚にも泣いてしまった中堅看護師の私です。
いやはや、歳を取ると涙もろくなるもんですね。(笑)

さて。
この記事を読んでくれているということは、あなたも1年目の辛さと向き合ってる看護師の一人でしょうか?
心や身体を壊してしまう前に、この記事を見つけてくれたことに感謝します。

この記事では、「どうして看護師1年目が辛いのか」と「どうしたらその辛さが少しでも楽になるか」について触れています。
あなたの辛い気持ちや心配が少しでも和らいで、もう少しだけ頑張ってみようと思ってもらえたらとてもうれしいです。

くわえて、最後に「新人に対するいじめと指導」という点についても触れています。
あなたがもし、その状況に該当する可能性があるなら、読んでみてください。

看護師1年目は何が辛い?

まず知っておいて欲しいのは、辛いと思っているのはあなただけじゃないってことです。
看護師1年目のみなさんは、程度の差こそあれ、みんながみんな辛いと感じています。

  • うまくやってるように見える同期
  • バカ話のLINEで盛り上がってる学生時代の仲間たち
  • ブリブリの笑顔で先輩たちから可愛がられてるあの子

みんなです。

じゃあ何がそんなに辛いのか?
私の知り合い、同僚、友人、SNS繋がりの仲間たちに、看護師1年目の辛さについて、過去の苦労話から現在進行形で悩んでる話も含めて「何が辛いのか」を聞いてみました。

みんな先輩が怖くて辛い!

・先輩への申し送りが恐怖でしかない。必死で練習して準備しても、いざその場になるとしどろもどろに…。そのせいで更にキツい口調で責められる…。(外科)

・その日のフォローの先輩が誰かで気分が全然違う。同じ怒られるにしても、理不尽な罵声よりは筋の通った注意を受けたい。(内科)

・先輩によって言うことが違う!だからって「○○先輩にはこう言われました」なんて恐ろしくて言えるわけない!(産婦人科)

・分からないことは聞けって言われてるのに、聞いてもまともに教えてくれないとか、こんな無理ゲーみんなどうやって攻略してんだ…。(循環器科)

「看護師1年目の新人にとっての先輩っていうのは、どの病院のどの診療科でも怖いもの!」

というのは実際言い過ぎでしょう。(笑)
だいたい、「どこの職場にも、怖い先輩や意地悪な先輩は必ず一人以上いる」といったところですかね?

それにしても、どうして看護師1年目にとって先輩はこんなに怖いんでしょうか?
その一番の理由は、

わからないから

だと私は思っています。

『恐怖はつねに無知から生じる』

これは、エマーソンというアメリカの思想家が言った言葉です。
看護師1年目のみなさんが先輩を怖いと思うのは、病院という現場に対して無知だからではないでしょうか?

考えてもみてください!
不思議なことに、あなたが今怖がっている先輩も1年目はその先輩の先輩が恐かったはずですよね!?
何で怖くなくなったんでしょうか?!

現場を知ったからです。
怒られる理由を知ったからです。
相手を知ったからです。
怒られるポイントを理解したからです。

あなたが先輩の怖さを克服・もしくは怖さから逃れるヒントは、「病院という現場を理解すること」にあると私は考えます。

みんな仕事に慣れなくて辛い!

・緊張のあまり採血する時に手が震えてしまいます…。患者さんに痛い思いばかりか不安な思いをさせてごめんなさい…。(外科)

・新人相手に専門用語ばかり使われてもパニくるだけです。「頼むから日本語でお願いします!!!!」て言えたらどれだけスッキリするか…。(整形外科)

・分からなくて怒られて、必死で勉強してるけど追いつかない…。心はもちろん頭の休まる時間さえない…。(オペ室)

・インシデントレポート書きまくってる。自分じゃないミスのレポートまで書かされてる。(小児科)

入職直後からバリバリの即戦力!

そんな都合のいい新人、どこ探してもいませんよ?(笑)
看護師1年目は、みんながみんな慣れない職場で慣れない仕事を一つずつ覚えていくんです。
中には実習でやったことが役に立つ場面もありますし、勉強したポイントが活きてくることもあります。
でも逆に現場の仕事は、学校で習ったことや実習で説明されたことと違っていて、戸惑うことの方が多いかもしれません。

なかなか仕事が覚えられないって本当に辛いですよね。
仕事が覚えられないと、

  • 周りに迷惑がかかる
  • 先輩に怒られる
  • 患者さんを不安にさせる
  • 凹む…

慣れないことばかりで、ただでさえ不安なのに、覚えることは日に日に増えていく…。
あまりに覚えることが多すぎて、パンクしそうになってる人も多いんじゃないでしょうか?

もしかして「早く早く」と急かされているように感じていませんか?
私たちが望んでいるのは、「正確に」「間違いなく」です。
「早く正確に」はどこへ行っても喜ばれますが、目指す必要はありません。
時間をかけても「間違いなく正確に覚えること」が大切です。

慣れなくて当たり前だと思ってください。
慣れてミスして怒られるとかよくある話ですし、慣れない方が良いこともあります。
個人差や職場による差、診療科による差もあるとは思いますが、1年目の間で慣れることが出来たら万々歳だと思っていいです。

みんな自分が出来なすぎて辛い!

・毎日家で泣いてる。先輩怖い。仕事辛い。それよりなにより弱い自分が辛い。私こんなに弱いと思ってなかった。(消化器科)

・こんなに仕事出来なくて怒られてる看護師って私以外にいるんだろうか?自己嫌悪がひどすぎて限界。(内科)

・体育会系でやってきたし、根性はある方だと思ってた。成績だって悪くなかった。なのに何でこんなに怒られてるの?何で毎日こんなに凹んでるの?(救急)

・「怒られた悔しさが成長に繋がる」って親から言われてきたけど、「無能」だの「役立たず」だの言われ続けて生きる気力すら失いそう。(脳神経外科)

毎日毎日怒られてばかり。

「自分っていったい何なんだろう…」

家に帰り着くと涙が溢れ出して止まらない。
看護師1年目は、みんな自分の出来なさ加減に辛い思いをするものです。

誰にだって間違えて怒られたことくらいは、これまでの人生の中でもあったと思います。
だけど、毎日毎日怒られる経験なんて、なかなかないものです。
看護師1年目で感じる挫折感は、これまでの人生でも味わったことのないくらいのものではないでしょうか?

ですが、この「自分がイヤになる気持ち」ってどこから来ているか考えてみたことはありますか?

  • 同期と比べて
  • 先輩と比べて
  • 世間一般の看護師と比べて

誰かと比較することで、自分がどうしようもなくダメな人間に思えてしまう。
心理学者のアドラーは、この気持ちを「劣等感」と表現しました。

言葉だけ聞くとなんだかマイナスのイメージしかないこの「劣等感」。
アドラーはこの「劣等感」とどう向き合うかが重要だと説いています。
そして、劣等感は「向上心」の現れだから無理に打ち消す必要はないとも言っています。

看護師1年目は出来なくて当たり前。
誰もが持つこの「劣等感」とどう向き合うかが、自分が出来なくて辛い状態を変える一歩になります。

辛い看護師1年目を乗り切るには?

看護師1年目の辛さについて見てきました。

  • 先輩が怖くて辛い!
  • 仕事に慣れなくて辛い!
  • 自分が出来なすぎて辛い!

みんな看護師1年目の辛さを経験しています。
とあるアンケートの結果では、99%の看護師が1年目に「やめたい」と思ったそうですよ?
ということはつまり、

  • 毎日ガミガミうるさい師長
  • 偉そうに怒ってばかりのいじわるな先輩
  • なんでもそつなくこなしてる憧れの先輩

この人たちも、みーんな1年目は辛かったってことですよね?
信じられます?(笑)

さて。
ここからは私が「1年目にこう考えたり行動していたりしていたらもう少し楽だったかも」という点について5つ書いてみようと思います。
不器用で不格好でも、どうにかこうにか1年目を乗り越えたからこそ見えたものもあったと思うんです。
これまでに挙げてきた、看護師1年目のみなさんの辛い状況を、少しでも楽にするためのヒントになればいいなと思います。

1:病院という世界に詳しくなる

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わからないものは怖い」と書きました。
対策は「理解すること」です。
そんな単純じゃないってことも分かります。(笑)
だから意識して欲しいんです。

どんな小さなことでもいいから、毎日必ず病院の何かを学ぶこと。

仕事内容でもいいです。
病院のルールでもいいです。
先輩が怒るポイントでもいいです。

なんでもいいです。
とにかく病院を知ってください。
病院という世界について詳しくなってください。
嫌なことも納得行かないこともあると思います。
それでも、知識がなかったために理不尽だと感じてしまっていたことが、本当はとても大切な指導だったということは、決してないとは言いきれません。

病院を知るために役に立つと思うのは、

  • とにかく聞くこと
  • とにかく感謝すること
  • とにかくメモすること
  • とにかく笑顔でいること

です。

分からないことや知りたいことはどんどん聞きましょう。
プライベートなことを聞いても教えてくれないというのは分かりますが、業務上必要なことを聞いて教えてくれないというのはただの意地悪です。
だから、教えてくれる人に聞きましょう

でも、先輩たちも余裕がある人ばかりじゃないです。
教えてもらったことには、誠心誠意感謝しましょうね。
感謝されて気を悪くする人はいません。

そしてどんどんメモしましょう。
ただ何度も同じことを聞くのは地雷です。
メモをする時は、「どこに何を書いたか」をなるべく覚えておきましょう。
メモをすることが大切なのではなく、メモしたことを活かす事が大切ですからね。

あと笑いましょう。
作り笑顔でも、笑顔にはまだやれるっていう力を引き出す効果があります。
くわえて笑顔は気持ちをリセットします。
暗くて険しい顔ばかりしていると、余計疲れますからね。

そうすることで病院という世界を知ったあなたは、先輩を「苦手」とは思っても「怖く」はなくなっているはずですよ!

2:怒られることの意味をもう少しだけ考えてみる

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これも病院を知ることにつながりますが、悪意で新人を叱責する先輩というのは一握りです。
やり方が粘着質とか、いつまでもしつこいといった性格的な部分で難がある方はそれなりにいらっしゃいますが、新人を叱るのは「我々医療従事者を守るための行為」だと考えると、怒られることも少しは楽になります。

先輩の立場になって考えてみましょう。
看護師1年目のあなたを怒るのは何故でしょうか?

  • ミスをしたから
  • 病院のルールを守れていないから

つまり、あなたがしていることがよくないことだからです。
そんなことは充分過ぎるくらい分かってると思います。
もしも、あなたが間違ったことをしているのに、先輩がそれを見て見ぬフリをしたらどうなるでしょうか?

事故になります。
最悪の場合、患者さんの命に関わります。
看護師を含めた病院の信用に関わります。

それを未然に防ぐために、先輩はあなたを叱るんです。
あなたに一人前になって欲しいから怒るんです。

人を叱る・怒るというのはとてもエネルギーがいりますからね。
あなたのことがどうでも良かったら、わざわざ怒りません。

怒られているうちが華

という言葉がありますよね?
だったらいっそ、怒られている間=守られている間に、出来る限りの失敗をやりつくすつもりになってみるのはどうでしょうか?
そして、その失敗から、出来る限りのことを学びましょう

怒られなくなったとき、少しでも頼られるようになっているか、孤立して不安になっているかは、「怒られること」に対するあなたの捉え方次第で、どれだけでも変わってくる気がしますよ?

3:苦手な業務や苦手な人と一度ガッツリ向き合ってみる

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苦手と感じている業務や人について、何故自分が苦手と感じるのかという理由を掘り下げることで、まったく違った面が見えてくることがあったりもします。

苦手と感じる原因は様々です。

  • 試してみてダメだった経験がある
  • 馴染みがなく、違和感を感じる
  • 思い込み、勘違い
  • 生理的嫌悪

これはちょっと荒っぽいやり方なのでオススメはしませんが、職場の飲み会に参加して敢えて苦手な人にぶつかっていったという友人がいました。
その友人によれば、ものすごく言葉がキツくてガミガミうるさい人にしか見えなかった先輩が、実はものすごく面倒見が良くて新人を一番に守ってくれる頼りになる先輩だったと分かったそうです。

苦手なことや人は、あなたの成長に必要な課題を明確にしてくれます。
ガッツリ向き合ってみても、やっぱりダメだったということもきっとあるでしょう。
それでも、苦手なことに立ち向かった自分というのは、自己満足でも気持ちいいものだと思うんです。
苦手なものとどう向き合うかで、あなたはどんな風にも自分を変えられるんじゃないでしょうか?

4:劣等感は向上心の現れだから自分を卑下する必要はない

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劣等感とどう付き合うか」と書きました。
結論から言うと、以下の二点が重要です。

  • 他人と比較することをやめて、入職した日の自分と今の自分を比較する
  • 「劣っているからダメ」ではなく「劣っているから改善できる」と考える

まず、自分以外の誰かと自分を比較することをやめてみましょう。

同期の中で自分の進度だけが遅れているように感じて焦ることもあるかもしれません。
ですが、人間は一人として同じではなく、それぞれ得意なことも苦手なことも似ているようで違います。
同じことを教わっていても、教える方が違えば方法もわかり易さも変わってきます。
だから、他人と比べて自分の出来なさを嘆くことには意味がないのです。

同じ比較でも、過去の自分との比較であればとても建設的です。
昨日の自分が出来なかったことが、今日の自分は出来ている。
この積み重ねが大切なのは、あなたも充分理解していると思います。

加えて、劣っているからダメなんだという価値観はもったいないです。
劣っていることを認識出来るということは、改善して成長出来る部分を自分で理解出来ているということです。
自分のことをダメだと感じる劣等感は、ダメじゃない自分になるための向上心の別の一面だと言うことが出来ます。
あなたの持っている劣等感は、よりよい自分になるための大切な感情です。

5:頑張り過ぎないことと相談をすること

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一番強い看護師1年目ってどんな人だと思いますか?
出来る看護師像」そういったものを想像しますか?
違います。
最強の1年目は

鈍感でマイペースな人

です。
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、真面目で一生懸命な人ほど潰れやすいんです。
ただ、鈍感でマイペースといっても、

怒られてもまったく気にしない
周りの迷惑を顧みない
わがまま放題

といった感じの人は、そもそも看護師という職業を選んでいないかもしれません。(笑)
大切なのは、

怒られたことは引きずらないで反省して次に活かす
周りの迷惑にならない最低限を知る
たまには自分に甘くしてみる

といったことで、何でも真面目で一生懸命に頑張ろうとしないで、少しペースを落として、たまには自分を甘やかすこと。
看護師を職業として選んだあなたは、きっと責任感の塊みたいな人で、誰かの役に立ちたくてとにかく焦っているんじゃないでしょうか?
頑張りすぎないことも、たまには大切ですよ?

そして辛い時は必ず誰かに話を聞いてもらいましょう
両親、学生時代の仲間、同期、SNS、掲示板、誰でも構いません。
一人で抱え込むよりずっとずっと楽になれます。

両親や親友などの近すぎる人は特に、敢えて厳しいことを言うかもしれません。
あなたのためを思って言っていることでも、やっぱり優しい言葉が欲しい時があります。
そんな時は学生時代の仲間、同期を頼りましょう
看護師1年目の辛さを一番知ってる人たちです。
自分の辛さを聞いてもらったら、相手の辛さも受け止めてあげてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?
あまり役に立つようなことは書けなかったかもしれませんが、もしも自分が看護師1年目の時に気付いていたら、もう少し楽だったんじゃないかと思うことについて書いてみました。

  1. 病院という世界に詳しくなる
  2. 怒られることの意味をもう少しだけ考えてみる
  3. 苦手な業務や苦手な人と一度ガッツリ向き合ってみる
  4. 劣等感は向上心の現れだから自分を卑下する必要はない
  5. 頑張り過ぎないことと相談をすること

病院が看護師1年目に求めているのは、即戦力ではありません。
あなたの成長に期待しているからこそ、先輩はキツいことも言うし、怒ったりもするんです。
苦手だと思っていたものは、向き合ってみると案外大丈夫だったりもします。
自分をダメだと思うときは、まだまだ褒められるチャンスがあると思ってください。
簡単にへこたれてしまうのは残念ですが、理不尽な辛さに耐える必要はまったくありません。

最後に、私の1年目の話と、新人いじめに関して思うことを書きたいと思います。

私の1年目の話 -新人に対する「いじめ」と「指導」-

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自分で言うのも何ですが、私もそこそこ酷い環境で新人1年目を過ごしました。(笑)
給与も待遇もそれなりでしたが、いじわるでどうしようもなく性根の腐った先輩看護師が三人もいました。
新人のすることにはことごとく文句をつけ、ちょっとしたミスでも人前で大声を上げるような人たちです。

新人1年目の時の私も、例にもれずいじめられました。
正直毎日うんざりでした。
アレが悪いだの、コレが足らないだの、よくもまぁそこまで難癖をつけられるなと思うようなことばかり。
二人いた同期は次々と体調を崩し、8月が終わるころにはどちらも辞表を出しており、気が付けば私一人

それでも私が辞めなかったのは、私自身が自分に絶望していなかったからです。

「消えろ」だの「無能」だの「向いてない」だのといった暴言は、やっぱりこたえます…。
私もその三人から事あるごとに言われました。
辛かったですよ。
トイレで泣くのなんてしょっちゅうでした。
やめたいし逃げたいと思っていました。
言葉の暴力はホントにこたえます。
ただそれでも私は、向いていないのはおまえらの方だとは思うことはあっても、 自分が看護師に向いてないとは思いませんでした

なぜかといえば、幸いにもその三人以外の先輩たちが、まともな人たちだったからです。
新人の私に対しても、節度のある態度で接してくれましたし、決して優しくはないにしても理屈の通った指導をしてくれました。
そして、出来なかったことが出来るようになるたびに、それを評価してくれました。
三人以外の先輩の口からは、厳しい言葉はあっても、決して私自身を否定する言葉はなかったんです。
それが、私が自分に絶望しなかった理由です。

たった一人でもあなたの努力を認めてくれる人がいるなら、あなたは自分自身に絶望する必要はありません。
ですが、世の中にはとても指導とは言えないいじめが存在するのも事実です。
体験談の中にもありましたが、

・分からないことは聞けって言われてるのに、聞いてもまともに教えてくれないとか、こんな無理ゲーみんなどうやって攻略してんだ…。(循環器科)

・インシデントレポート書きまくってる。自分じゃないミスのレポートまで書かされてる。(小児科)

・「怒られた悔しさが成長に繋がる」って親から言われてきたけど、「無能」だの「役立たず」だの言われ続けて生きる気力すら失いそう。(脳神経外科)

こういうのは、とても指導とは言えないと思います。

あなたが今もっとも辛いと思うその原因は何ですか?

もしもその原因が「いやがらせ」や「いじめ」だと感じているのなら、今すぐ頑張ることをやめてください。
師長や部長に相談しても状況が変わらないのなら、我慢しないでください。
いじめを黙認する病院は健全ではありません。
今すぐ退職の手続きをしましょう。
自分の心と身体が健全でないと、あなたが正しいと思う看護は出来ません。
苦労して手に入れた国家資格です。
あなたの力を必要としている病院は他にいくらでもあります。

看護師1年目は初めての現場ですし、他の病院へ移っても同じ状況かもしれないって不安は大きいと思います。
もしも、自分の置かれている状況が「いじめ」なのか「指導」なのかの判断が出来ないようなら、第三者の意見を聞きましょう。
看護師1年目で辞めるしかなかった同期も、転職エージェントさんに相談して、今では元気でそれなりに楽しく働けているようです。

我慢するのも、諦めるのもあなたの自由ですが、あなたの辛さが少しでも楽になる選択をしてほしいと心から願います。

こんな記事も参考にどうぞ。

看護師が転職で失敗しないための準備マニュアル
大損してた!看護師が知っておきたい残業代のこと
看護師を辞めるのはちょっと待ってください!