介護施設の看護師の将来性は?

介護施設での看護師の将来性

近年は介護施設に勤務する看護師の数が増加傾向にあります。
お年寄りとのコミュニケーションが好き、病院はどうしても慌ただしいので介護施設でじっくりと利用者さんに向き合いたい、夜勤や残業の無い職場で働きたいなどの理由で医療機関から介護施設への転職を希望するケースも増えています。
ですが、医療の現場を離れてしまうことで看護師としてのスキルが積めなくなってしまうのでは?と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
介護施設に勤務することは看護師としての将来性にどのような影響があるのでしょう。

看護ではなく介護のスキルアップ

介護施設では医療機関に比べると利用者さんの体調は安定しており特に加療の必要が無い人が中心です。
そのため看護師の仕事は医療機関ほど慌ただしくないというメリットがありますが、その反面どうしても看護スキル・経験は積みにくくなります。
また介護施設での業務内容は施設により異なりますが、看護よりも介護業務が中心となるところも多いです。
看護師は検診や服薬管理・医療行為に専念するという施設もありますが、利用者さんの食事や入浴の介助をしたり体を起こしたりなどの力仕事を行うところもあります。
そうした介護業務が中心の施設で働いている人には、看護師としてのスキルが積めず取り残されるのではという不安から医療機関へ転職を希望する人も少なくありません。

ですが逆に介護の経験を積めるということはメリットでもあります。
社会の高齢化が年々進む中で介護のニーズは高まり続けており、介護スキルを身につけておくことは将来的に有利であると考えられます。
また一部の大手老人ホームでは勉強会や医療機関のセミナーに参加する機会があるなど、最新の医療情報を学ぶこともできます。

介護施設の看護師求人は増加傾向

病院看護師の仕事は無くなりはしないでしょうが、今後は7対1病床型(患者7人につき看護師1人の体制)の病院が減る傾向にあるとも言われ、今よりは病院看護師の募集は少なくなる可能性があります。
一方、社会の高齢化が進み介護施設の数は増加を続けており、介護スタッフの募集も多くなっています。
そのため、介護施設での看護師のニーズは将来的にも高くなると考えられます。
また給与は施設や勤務形態により大きく異なりますが、民間の老人ホームなどでは比較的高水準のところもあります。
このため、介護の仕事にやり甲斐を見いだし一生の仕事と考えた場合、将来性は悪くありません。
介護分野専門の看護師としてキャリアを積んでいくことも一つの選択肢です。

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