看護師が小児科に転職する11のポイントまとめ


小児科で働きたいと思っている看護師のみなさん、こんにちは!

看護師の中で小児科って、とっても人気です。
子どもって、可愛いですよね~。
小児科で子どもたちに囲まれて、成長を見守りながら仕事ができたら最高ですね。

でも、希望して小児科に入った看護師には「もう小児科は嫌だ」と思ってしまう人がたくさんいます。
いざ働いてみると、そこには理想と現実のギャップがあるからです。

では、理想とのギャップとは何でしょうか。

具体的には、小児科特有の知識が必要だったり、生活援助などで業務量が多かったり、子どもや保護者とのコミュニケーションが難しかったりといった事が挙げられます。
小児科ならではの業務の難しさがありますよ。

先にギャップを埋めることで、小児科で楽しく生き生きと働くことができるようになります!
ここから詳しく、小児科の業務内容を見ていきましょう。

小児科への転職は難しいの?

はい。難しいです・・・。
小児科は、人気があり、離職率が低いため、ほとんど求人が出てきません。
看護師が仕事したい診療科の入職希望ランキングNo1で、常に希望者が殺到するんです。
いくら技術が高くても、求人が出るタイミングを逃すと、応募もできないです。
残念ながら、ハローワークや求人サイトでは見つけるのは難しいでしょう。小児科のある病院に転職できたとしても、異動できるのが3年越し、4年越しなんです。

どうしたら小児科に転職できるの?

求人が出たら連絡をもらえるように、転職エージェントに登録しておくと、転職できるかもしれません。
求人が出た瞬間に応募できるように手はずを整えてもらいましょう。

仕事内容は?

成人と同じように、採血や注射、点滴をします。
成人と違うことは、成人以上に技術と精神力が必要になります。
技術面としては、薬液の量の管理があります。子供の体は、大人の縮小版ではありません。単純に大人に出す量の半分を処方すればいいわけではなく、複雑な計算をしなければならないです。それから、採血や注射、点滴。成人に比べて血管が細いから、難しいんです。
精神面では、処置をする際、親が近くにいるケースが多いため、プレッシャーがハンパないです。
あとは、病棟勤務だと折り紙折ったり、お絵かきしたり、こどもと一緒に遊ぶのも大切な仕事です。子供の成長を見ながらお世話をすることになるので、楽しいですよ。

身に付くスキルとは?

病院によって違います。
クリニックは、予防接種などの知識が必要ですし、小児専門病院では、急変に対応できる技術が身に付きます。

小児専門病院とは?

新生児から中学校卒業くらいまでの小児を対象に診療を行う病院です。
名称は、小児専門病院または、こども病院があります。
また、施設によっては胎児や妊産婦も診療の対象とする場合もあります。
広い範囲で学ぶことができるので、スキルアップできますよ。

シフトはどう組まれるの?

日勤のみもありますが、夜勤、準夜を含めた募集が目立ちます。
他の科と違い、急変が多いのも小児科の特徴です。
オンコールが多いです。

お給料は?

小児科は給料が高めです。
一般的な看護師の平均月収は25万円ほどですが、小児科の場合は正看護師で月収29万円と、他の科より4万円も高いです。
他の科より高度な医療が必要な分、高額で設定されています。

休みはとれるの?

安心してください、休みは取れますよ。
基本的に他の科と同じと考えてください。
ただ、冬はインフルエンザの患児が増えるので、休みが取れないですね。
逆に、患児の少ない夏は、長期休暇が取りやすいです。

産休・育休はとれるの?

小児科も他の科と変わりはないので、問題ないです。
院内保育もあるので、育休復帰の時も、安心ですね。

他の科に転職できる?

できます。小児科は技術がつくので、他の科へ行っても通用します。

小児科は何でもできるようになるの?

はい。そうです。
小児科が務まれば、どこの診療科に行っても重宝されるでしょう。
さらに小児科の中でも小児オペ室担当になると、高いスキルが確実に身につくので、将来の安定収入が期待できるでしょう。

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