看護師の悲惨なUターン事情。絶対後悔しないたった1つの決断基準

看護師の皆さんこんにちわ!
メディカル調査員の川田です。

都会の病院勤務って本当に大変ですよね。

何となく地元に戻りたい…
地元で昔のように暮らせたら…

しかし、そうはいっても不安だらけだと思います。
本当に戻っていいのか…
周りから色々言われるんじゃ…
うまくやっていけるかな…

まさに不安的中でした!(>_<)
私は東京から北陸の地元(人口5万人)にUターンしましたが、本当に苦労しました!

もちろんUターンは家族と暮らせ、親友たちと昔のように楽しく遊べ、求人も予想以上に多く、良いことも多かったのですが、実際には地元の悲惨な上京に悩まされもしました。

そこで今回は、看護師のUターン最新事情をお伝えしたいと思います。
良い面も悪い面も、裏も表も、悲惨なドロドロ話も、全て書き出してみました。

Uターンを決断する考える前に、ぜひご一読を!

看護師のUターン理由

みなさんが地元に戻りたい理由は何ですか?

私は「何となく戻りたい・・」という漠然とした理由でした。その時に思ったのが「こんな理由でいいの?」という疑問です。Uターン理由は、退職時に聞かれますし、新しい職場の面接でも聞かれますし、地元の友達などにも聞かれますので。

そこでまずはこちらのアンケート結果をご覧ください。

Uターン転職をする理由は?(2016年転職会議調査)
  • 1位。家族のため
  • 2位。生活環境が充実しそう
  • 3位。仕事に不満があった
  • 4位。地元に貢献したい
  • 5位。地元の友達とワイワイやりたい
  • 6位。都会に住むのに疲れた
  • 7位。経済的理由
  • 8位。地元に働きたい職場があった

いやー。分かります分かります。全部Uターンあるあるですよね。
気になるのは、意識の高い系「家族のため、地元に貢献したい、地元で働きたい職場がある」が多い点です。「すごいなー、偉いなー、それに引き換え私は」って思います・・。

でもこれって本当なのでしょうか?

いえいえ。
実際にUターンした看護師に話を聞いてみると、アンケート結果のほとんどが建前だったります。

「家族のため」と言いつつも実際はただの口実だったり、「地元に貢献したい」と言いつつも今の病院を辞めたいだけだったり、「地元に働きたい職場がある」と言いつつも求人見てチョット気になるくらいだったり(全部私です汗)

アンケート結果は表面上の理由です。
世間や家族や自分への言い訳です。
アンケートなんてほとんどが後付けの理由ばかりだし、選択肢は決められているし、本当の理由をオブラートに包めばそうなるよね、という結果でしかありません。

もちろん「親の介護」「地元の医療を支えたい」「あの病院で働くのが夢だった」という人も一定数いました。でもこれはかなり少数です。雑誌などではこういった美談ばかりが取り上げられていますが、実際にUターンした人に話を聞くと、負の感情だったり、ドロドロしたものだったり、挫折だったりが多いです。

実は本音の理由として一番多いのが「何となく」というケースです。
地元に戻れば、何となく楽になりそうな気がする、何となく悩みが解決しそうな気がする、何となく働きやすそうな気がする。

多くの人は「何となく」という理由にもならない理由でUターンしています。

つまり「Uターン」するのに理由は必要ないってことです。
「理由がないとUターンできない」と思い込む方は多いですが、それは間違いです。

意識の高い理由だろうと、意識の低い理由だろうと、理由がなかろうと、Uターンできます!(実際にしました!)
地元に帰りたいなら帰りましょう!
生まれ故郷が一番自分らしく生きられる場所でもありますからね。

Uターンのデメリット

地元に帰りましょう!

とは言いましたが、Uターンにはそれなりにデメリットもある訳で、それが足かせになって戻るに戻れないという方も多いのではないでしょうか。
確かにUターンにはデメリットが結構あります。
実際に体験した身としては「Uターン失敗だったかな・・・」と思うことも多々あります。

まず人付き合いが面倒くさいです。
都会の「広く浅くのお付き合い」とは違い、地方では「狭く深くのお付き合い」が基本です。地方にもよると思いますが、一般的な傾向として小さなコミュニティほど閉鎖的で偏見性のある場になっていきます。「あいつはやっぱり」という決めつけだったり、「東京で失敗して」と噂されたり、「気に食わない」となぜか無視されたり。
こういうのが面倒です。
東京の広く浅くのゆるーい付き合いが懐かしくなります。
地方は良くも悪くも人の入れ替わりが少ないため、こういった閉鎖的なコミュニティになるんですよね。そこに「東京から帰ってきた若者(私は若くないが・・・)」という異物が入ってくると、自分たちのコミュニティを壊す者として、攻撃する傾向があるように思います(白血球!)
これは生物として当然の行動心理のため、理解はできるのですが、実際に自分がその身になると「Uターンするんじゃなかった・・・」なんて思うものです。

あと家族も面倒だったりします。
今まで一人で自由に暮らしてた訳ですからね。家族とは言え、他の人と同居するのはそれなりに不自由になるものです。
お風呂の時間だったり、洗濯や掃除の仕方だったり、家の独自ルールだったり、ご近所との付き合い方だったり、恋愛だったり、趣味だったり。
何かと制限がかかります。
特にお風呂でゆっくり映画を見て、パンツ一丁でダラダラしながらお酒をガブ飲みし(ストロングゼロのロング缶!)、酔った勢いでニコ生配信でワイワイやるという、私のストレス発散ができなくなったのは、Uターンが失敗だったと思わせる大きな要因です・・・。
もちろん「家族の癒し、安心感、ありがたみ」を少なからず求めてUターンしたのではあるのですが、実際に暮らしてみると窮屈なものです。

またお給料も減りました。
手取りで4万円ほど減っています。予想していたとはいえ、やっぱり地方は給料低めです。
ただ実家暮らしになるので、収支的には大幅なプラスになっています(月6万円くらいのプラス)。一人暮らしは家賃その他生活費などで、何だかんだ月10万円くらいかかっていましたからね。
それに看護師はまだ恵まれている方です。医療系以外の一般職は、もっと格差があります。Uターンして年収が100万、200万下がるという話もよく聞きます。そもそも仕事を見つけるのすら大変だそうです。看護師はアッサリ決まりますが・・・。チョット申し訳ない感じです・・。

あと小さいデメリットとしては、遊ぶところが少なかったり(イオン一択)、異性との出会いが少なかったり(そもそも東京でも少なったが・・・それ以上に!)、車が必須だったり(これはこれで良い面も多いですが)

でも・・・。
違うんですよ。
これらのデメリットは、雑誌やテレビでよく言われる表面的なモノです。

私が実際にUターンをして感じた最大のデメリットは「スクールカーストの再来」です。

スクールカーストの再来

スクールカーストとは?
小学校、中学校時代の身分制度のことです。
カーストの上位は、ヤンキー、かわいい、話が上手、親が金持ち、スポーツ系。
カーストの下位は、オタク、容姿がイマイチ、根暗、親が貧乏、文系(わたしはここや・・・)

地方に戻るとこのスクールカーストがいまだにあることに驚かされます。
子供の頃だけの話かと思いきや、大人になってもあるのです!
しかも身分は当時のままで(汗)

実際、中学で上位だった人たちは、いまだに上位で偉そうにしていますし、下位だった人達はいまだに下位です。
これがとても居心地悪く・・・。

Uターンして大病院に転職できたとしても関係ありません。下位は下位のまま。
昔の力関係そのままです。
Uターンはこういったしがらみが面倒です。

でもカーストがあっても支障がないのでは?

確かにそうなのですが、これが予想以上にストレスになります。
「そういうとこダメだよね・・」「東京に行ってたくせに・・」とネチネチ攻撃され、精神が少しずつ摩耗していくような嫌な感覚。本人たちは悪気なくストレス発散しているのかもしれませんが、こちらとしては結構致命的です。いまだにイジメがあったりもしますし(大人のいじめは職場だけにして!)

それにカースト上位層は、地元に残り続けている人達なので、都会に出た人間を何かと目の敵にします。
「都会に行くのは、地元から逃げたヤツ」みたいな発言を目の前でされると、モヤモヤするものがどうしても出てきます。もちろん地元に残り続けた人と、外の世界に出た人とでは、常識が違ってくるのは理解しています。それでも「女は・・、結婚は・・、仕事は・・」という話をされると「昭和かよ!」と思うこともしばしばあります。
さらに学生時代へのこだわりも強く、飲み会やランチ会などがあれば、いまだに中学時代の話ばかりです(聞き飽きた!)

じゃあ会わなければいいのでは?

確かにその通りです。
会いたくなければ、会わなければいいのです。実際に私はLINEを交換してませんし、インスタやFacebookも教えてないですし、電話番号も知りません。

でも実際はどうしても出くわすものです。
地方は遊ぶ場所が限られているため(うちの地元はイオン一択!)バッタリ遭遇なんて日常茶飯事ですし、一部の仲の良い友達とカラオケ中にカースト上位層がなぜか登場したり、病院に患者やその家族としてやってきたりもします。

周りの大人たちを見ていると、スクールカーストはおそらく一生続くのでしょう。
地元にいる限り、中学時代のしがらみに縛られ続けるのです。

それでも私は地元が好きですし、これからも地元に住み続けたいですし、家族とも一緒に暮らしたいです。

そこで今は、自分なりの解決法を見つけ対応しています。

カーストに毒されている上位層とは付き合わない。これだけです。
たまに見かけても基本スルーです。無理して話しかける必要はありませんし(そこまで仲良くない)、話しかけられても「ひさしぶりー。じゃあねー!」で終わらせればいいですし、そういった集まりにも一切行っていません(断り続ければ、そのうち誘いも無くなる)

本当に仲の良い友達とだけ付き合えばいいのです。学生時代のように、誰とでも仲良くする必要はありません。

それに今は大人です。
強制参加の中学時代とは違い、カーストに参加するかどうかは自分で決められますし、いざとなればまた都会へ戻ればいいのですし、もっと別の沖縄や北海道で働いてみるのも面白そうです。このあたりは仕事が全国どこにでもある看護師の特権ですね。

そういったドライな感じで、ストレス少なめに暮らしております。

さてさて。
スクールカーストは大人になった今も存在します。
たぶん地元に帰った多くの人は、これに巻き込まれるでしょう。
ただそのカーストを受け入れるかどうかは自分次第ということです。

Uターンのメリット

ここまでUターンの悪い面ばかりを書いてきました。
けど実際にはUターンの良い面も多くあります。

こちらのアンケート結果をご覧ください。

Uターン転職で良かったことは?(2014年マイナビ調査)
  • 1位。時間が充実した
  • 2位。生活がしやすい
  • 3位。人間関係
  • 4位。経済的に楽
  • 5位。職場が働きやすくなった

Uターン王道のあるあるですね!
私がUターンに感じているメリットそのままでもあります。

まず自分の時間はかなり増えました。
ご飯を作らなくていいし、掃除や洗濯もやってもらえますし(お風呂掃除は担当してます!)、職場も近くなりましたし(車で10分)。
本を読んだり、映画を見たり、youtube見たり、ゆっくりできる時間は圧倒的に増えました。

あと「生活がしやすい」っていうのも感じています。
地元に戻ってから車を買ったのですが、やっぱり車便利ですね。どこにでも好きな時に行けますし、東京みたいに電車必須じゃないので、適当な格好で外出できるのも良い感じです。ジャージでコンビニ行けます。それはそれで恥ずかしいですが、それが許されるのが車の良さであり地元の良さなんです。「都会はいつでもオシャレに」という堅苦しさがありましたからね。
それに家族が近くにいるというのは何かと便利です。ケガや病気、事故などの突発的なときにはやはり有難さを強く感じます。送り迎えや「これやっといてー」といった日常の緩い助け合いも「良いな―」と感じています。

人間関係については、ボロクソ書いてきましたが、おおむね満足しています。
気心知れた親友たちと昔のように面白おかしく暮らせるのは、やっぱり心地よいです。都会は都会で刺激的なんですが、人間慣れるものです。都会の変わらない日常にマンネリ気味でした。もちろん地元の生活もマンネリするでしょうけど、どうせなら何でも話せる友達と一緒にいた方が断然良いです!

経済的に楽、というものまさにそのままです。
給料は下がりましたが、家賃や生活費がかなり節約できるため、トータル的には月6万円くらい余裕ができました。
車にお金がかかるようにはなりましたが、やっぱり車は偉大です!すごく便利です。人によって合う合わないはあると思いますが、私は公共交通機関よりも車がとても楽です。

職場については、正直「都会も地元もそう変わらない」と思っています。
もちろん一般職であれば「大都会」と「地方」では仕事内容が大きく変わるのでしょうけど、医療は日本全国同じ水準です。
最先端の病院も昔ながらの病院も、大規模病院も小さな診療所も、日本全国にあります。

もちろん都会の方が病院の数は圧倒的に多いため、職場選びの幅は広がるでしょうし、給料についても、都会の方が高めの傾向があります。

ただ仕事内容に関しては都会も地方も全く変わりません。
そのため「都会の病院に疲れたから、地元の病院でのんびり」というのは、通用しないでしょう。
地元であっても「看護師の仕事は大変」という事実は同じです。

でも実際に地元で働いてみて「都会との大きな違い」がありました。

それは家族が近くにいるかどうかです。
私がUターンして一番喜んでくれたのは、やっぱり家族です。両親は大喜びでしたし、姉夫婦も喜んでくれたし、1年前に亡くなったおばあちゃんも泣いて喜んでくれました(最後を看取れたのも実家に戻って良かったと強く思える要因です)

その家族が心の余裕になってくれます。
仕事で辛いことがあっても、家族と過ごしていると「何とかなるか!」なんて気軽に思えたりもするものです。
師長からこっぴどく叱られても、「次気を付けよう!」と前向きに考えられるものです。
患者さんからのクレームにも、「配慮が足りなかった!」と相手の立場を尊重できるものです。

この家族の支えが、地元で仕事をする一番のメリットだと思います。

さてさて。
Uターンは色んなメリットを与えてくれました。
一言で表すなら「生活が便利になる」と言えるでしょう。

でもUターンで一番のメリットはそこではありません。

やっぱり家族です。
家族がいるというだけで「地元に帰る」というメリットは大きいし、いつかは帰るべきだと私は思います。

Uターン求人の探し方

やっぱり地元に帰ろう!

そうと決まれば、次は仕事探しです。
ただ地元とは言え、遠方の求人探しは何かと大変です。

そこでまずは「Uターン求人をどうやって探すか?」を考えていきましょう。

・ハローワーク
職探しの定番と言えばやっぱりハローワークです。
地域密着スタイルでもあり、日本全国の求人が集まっています。地方都市であっても病院求人は沢山あるでしょう。

ただしUターンの場合は、注意が必要です。
というのもハローワークの場合は、現地のハローワークに直接行って相談するのが基本です。もちろん求人票を見るだけならスマホで見られるのですが、求人票は掲載情報が大雑把のため、具体的な条件を聞いたり、まだ募集中かどうかだったり、応募したりは、直接現地のハローワークに行く必要があります。
なので働きながらは厳しいかな、と言った感じでした。

・求人サイト
求人サイトは、スマホ時代の新定番ですね。
リクナビやマイナビなどが有名です。
求人サイトの良さは2つあって、求人が圧倒的に多く、しかも手軽に使えるという点です。
本格的に転職活動するなら、複数サイトに登録することで、効率よく色んな病院がチェックできるようになります。

ただこちらも遠隔地特有の難点があります。ハローワークと似ているのですが、やっぱり情報集めには苦労します。
もちろん求人票レベルの内容であればすぐに見られるのですが、本当に知りたいのは「実際はどうなの?」というところです。求人票は綺麗ごとしか書かれていませんから。病院見学したり、知り合いから噂を聞いたり、実際に働いている人から話を聞ければいいのですが、遠隔地ゆえにそれもなかなかできず・・・。
求人サイトは求人票を見るだけなら、とても便利です。
ただ情報集めで苦労する、という感じでした。

・雑誌・求人誌
昔ながらの求人探し方法です。
最近は廃れてきましたが、実は穴場だったりします。
ハローワークにも求人サイトにも載っていない、掘り出し求人があったります(クリニック系の求人が多い印象)
でもハローワークに求人を出せないのには色々と大人の事情がある訳で(たいていは悪い事情)、良さげな求人があったとしても要注意です。

それにUターンの場合は、どうやって地元の求人誌を手に入れるか、という問題もあったりします。
一回くらいであれば親に買って送ってもらうのも手ですが、毎週は流石にコストが高付きますし、そもそも頼みずらいです。
そのため求人誌はUターンだと使えないなー、という印象です。

・コネ
Uターンの場合、コネ入職は結構多いそうです。

うーん。。。けど個人的には魅力を感じませんね。
コネって「普通なら入れない職場に無理やり入る」わけなんですが、看護師であればたいていの職場は内定が出るので、コネはあまり意味ないかなと。
それにもし「やっぱり合わない。退職したい!」となった時「オレの顔にドロをぬる気か!?」となるそうですから。
コネはできれば避けたい感じです。

でもコネで唯一良いなと思えるのは、事前に内情を聞き出せる点でしょうか。
そこは羨ましいですね。

・転職エージェント
求人サイトに続く、最近の新定番です。
転職エージェントは、求人探しのプロフェッショナルです。求人探し、情報集め、見学の段取り(したければ)、面接の日程調整、履歴書添削、各種手続きのフォローなどをやってくれます。

Uターンの場合、特にありがたいのが「求人探し」と「情報集め」です。
求人探しは条件にマッチする求人を毎週送ってくれます。これかなり便利です。プロの目から見たオススメの求人ばかりですし、地元とはいえ「へーこんな病院あったんだ」という求人も意外と沢山あって、これを見るだけでも利用の価値ありだと思いました。

あと「情報集め」はかなり良いです。気になる求人の内情を教えてもらえます。実際の給料、残業時間、離職率、職場の雰囲気などを、実際に勤めている人や、勤めていた人から聞いてくれます。Uターンの転職活動は、こうした情報集めが一番のネックですが、ここをサポートしてもらえるのはかなりありがたかったですし、実際に転職した病院は情報通りの私にはもったいないようなかなり良い職場でした(ちなみに利用料金は完全無料です)

余談
Uターン転職は「情報をどうやって集めるか?」がポイントになります。
これは遠隔地であるがゆえの悩みでもあります。実際に転職活動してみると、思うように情報が集まらずモヤモヤすることが結構ありました。
ハロワに行き、求人サイトに登録し、地元に帰り、また戻ってきて仕事に行き、仕事帰りに転職エージェントさんと面談し、とバタバタと走り回った記憶がございます。

その結果行きついた答えが「使えるものはフル活用する」です。
これがベストでありマストなのかなー、と思いました。

ハロワだけ、求人サイトだけ、転職エージェントだけではなく、ハロワも求人サイトも転職エージェントも全部いいトコ取りするのです。
どのサービスも一長一短で、それぞれ特徴がありますからね。
どこかに絞っていたら、手に入る情報源が少なくなるため、かなり損をすると思います。

Uターン就職は、全てを活用して良い所取りがベストでした!

UターンQ&A集

・看護師はUターンしやすい?
何をもってUターンしやすいと考えるかですが、「仕事の決まりやすさ」で言えばかなりUターンしやすかったです。
看護師は日本全国どこも不足しているため、内定をもらうだけなら結構楽でした(私でも3法人受けて、3つとも内定もらえましたし)国家資格の強みですね。
もちろんこれは看護師に限らず、医師、薬剤師、理学療法士、介護ヘルパーなど医療系全般の傾向です。

逆に一般職のUターンは、仕事の有無が一番のハードルになるそうです。「地元に戻りたいけど仕事が決まらず戻れない」という話はよく聞きます。
看護師は辛い仕事ですが「どこででもやっていける」というのは大きなメリットですよね。

・看護師1年目でもUターンOK?
正直、微妙ではあります。
1年目だとまだ基礎が身に付いてないと思いますし、経験も中途半端ですし、面接でも突っ込まれやすいです。
「3年は頑張る」とよく言われますが、これはまさにその通りで1つの職場で3年務めれば、一通りの業務がこなせるようになり、応用力が付く頃であり、どの病院も欲しがるような人材だから、Uターンしやすいよ、という意味でもあります。

ただこれは一般職向けの色合いが強く、看護師の場合はちょっと事情が違います。
経験はあった方が良いですが、第二新卒でも需要は多いです。地元が田舎であっても、第二新卒を募集している病院はそこそこあると思います。
日本全国で看護師不足ですから・・。第二新卒を大々的に募集している病院ほど、教育体制に自信ありというケースも多いため、そういった病院に転職するのがオススメです。
まずは求人を探してみましょう!

それに看護師が成長できるかどうかは、環境との相性も大きいですからね。ガリガリ身を削って働くのが性に合う人もいれば、逆にジックリ看護できる環境が合う人もいます。地元だろうが、都会だろうが、Uターンだろうが、自分に合った職場を探しましょう!
その方が幸せになれますよ!

・地方は運転免許必須?
地方によりますが、車は必須になると思います。通勤だけじゃなく生活でも使いますので。学生で上京した人は免許持ってない人も多いかもしれませんが取った方がいいと思います。今必要なくてもあとで必ず必要になりますので。というか生活できません!

でも車社会ならではの自由もあります。
通勤ラッシュがないですし、時間を気にせず行動できますし、どこにでも遊びに行けますので。

まとめ

都会の生活にちょっと疲れた時、ふと故郷が恋しくなりますよね。

何となく地元に戻りたい・・・。

Uターンには、立派な理由なんて必要ありません。
これだけで十分です!

多くのUターン看護師は何となくで戻ってますし、実際私はそれでUターンして何の支障もないですし、そもそも家族と一緒に暮らすのに理由なんて必要ないですよ!

ただし注意点は求人探しです。
遠隔地の仕事探しは、ハローワーク、求人サイト、転職エージェントを駆使して、ガッツリ情報を集めましょう。

そのための第一歩として、まずはハローワークのサイトを見てみるか、求人サイトを見てみるか、転職エージェントのサイトを見てみましょう。

Uターンを成功させるのは、いつの時代も行動力です。
勢いがあるうちに1歩を踏み出しましょう!
それじゃ!

こんな記事も参考にどうぞ。

看護師が転職で失敗しないための準備マニュアル
大損してた!看護師が知っておきたい残業代のこと
看護師を辞めるのはちょっと待ってください!